漫画「薬屋のひとりごと」1巻ネタバレ感想 マオマオは毒味役が嬉しい!

     

2019-02-21_113754引用元https://www.amazon.co.jp/

お元気ですか?うめきちです(^o^)/

気になるコミックスを見つけましたので報告です!

ビッグガンガンコミックスから出ている「薬屋のひとりごと」というマンガです。

原作:日向夏氏、作画:ねこクラゲ氏、構成:七緒一綺氏、キャラクター原案:しのとうこ氏という四氏合作の「小説家になろう」発のヒーロー文庫のコミカライズなんですが、中々読み応えがあって面白いんです!

舞台は昔の中国みたいな感じで、薬屋の女の子”猫猫”が人さらいにさらわれて売られた後宮で密かに事件を解決するストーリーです。

という事で今回は「薬屋のひとりごと」1巻の紹介したいと思います。

「薬屋のひとりごと」1巻

  • あらすじと感想
  • 原作紹介
  • まとめ

(※なお、ネタバレを含みますので、結末を知りたくない方はご注意くださいね!)

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「薬屋のひとりごと」1巻

あらすじと感想

後宮に売られた薬屋マオマオ

花街で父親と共に薬屋をしていた少女・猫猫(マオマオ)は薬草を取りに出かけた森で人さらいに誘拐され、後宮の下女に売られてしまって早3ヶ月。

後宮での仕事は、毒薬や実験、調薬が大好きなマオマオにはつまらないものでしたが、下手に文字が読めると知られれば面倒なので我慢していました。

白粉の鉛毒

その頃、後宮では帝の御子たちが相次いで亡くなり、呪いではないかと密かに噂されていて、現在、存命の御子は生後3ヶ月の東宮(♂)と、6ヶ月の公主(♀)の二人だけなのです。

当然、東宮の生母・梨花妃(リファ妃)と公主の生母・玉葉妃(ギョクヨウ妃)の間では、お互いを疑って争いが絶えません。

その主な症状は頭痛とか腹痛、吐き気だと聞いたマオマオは思いあたるフシがありました。

それは妃たちが使う白粉に含まれている鉛の毒だと気づいたマオマオですが、後宮の医官はヤブでそれにまったく気づきませんでした。

そこでなんとかそれを伝えようとして簡単な文を書いて二人の妃の元へ置きましたが、間に合わず東宮はなくなってしまいました。

マオマオ毒味役になる

ところがその文に目をつけた謎の文官・壬氏(ジンシ)に呼び出されてしまいます。

この壬氏という男は、男にしておくにはもったいないほどに美しい人でつねに王宮でブラブラしていたので、マオマオは宦官だと思っていました。

すごいイケメンだけど宦官にしても仕事していなさすぎですよね。

ホントは何者なんでしょうか?

壬氏に文字が読み書きできることがバレてしまったマオマオは、玉葉妃のところへ連れて行かれてその知識を買われて侍女となるのでした。

玉葉妃の侍女たちはみんな働きもので、何もすることのないマオマオの仕事は何と!毒見係だったのです!!

みんなには気の毒がられていましたが、この仕事はマオマオに取ってうってつけの嬉しい役目でした。

マオマオは実家にいた頃は、実験と称して嬉々として自分の左腕を使って色々と毒や薬を試していたので義父からは密かにマッドサイエンティストと思われていたのです。

毒を毒とも思わず、自分の体で実験する、こんな子供を引き取った義父は後悔したと思います。

怖いもの見たさで面白いけど、現実にいたらやっぱイヤかもね(~_~;)

媚薬を調薬する

壬氏は自分になびかないどころか毛虫を見るような目で自分のことを見るマオマオを、新しいおもちゃを手に入れたような気分で気に入ってしまい、『媚薬をつくってくれ』と命じてきました。

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媚薬造りを命じられたマオマオは、壬氏の付き人高順(ガオジュン)に薬剤庫を自由に使っていいと案内され、中に入ると目を輝かせるのでした。

マオマオが作った媚薬は今で言うチョコレートで、当時の人間にはチョコレートは媚薬としての強い効果がありました。

なので余った分を自分のおやつにしようと隠しておいたものを他の侍女たちが食べてしまい、ぐったりとなってしまった彼女らを見た壬氏はその効果に面白がるのでした。

ともあれ効き目が強いので、目当ての人と二人きりになった時にしか使ってはいけないと念を押して『媚薬』を渡しました。

あれだけ念を押したにも関わらず、マオマオのおやつを一つちょろまかした壬氏は、その媚薬効果でマオマオの首筋にキスしていったのです(笑)

薬とか添加物が無かった時代にはチョコレートってそんな強い効果があったんですね~。

現代のお菓子を食べたら死んじゃうかもしれませんね(@_@;)

城壁の上で踊る白い幽霊

その頃、後宮では城壁の上で踊る白い幽霊の噂でもちきりでした。

塀の向こうは深い堀になっていて、かつて後宮から出ようとした妃が沈んでいると言われていました。

しかしそれは本物の幽霊ではなく芙蓉妃という姫で、来月、功労として武官に下賜されることが決まっていました。

壬氏は芙蓉妃を夢遊病だと言い、どうやったら治せるかと聞きますが、夢遊病は薬で治せるものではないと答えるマオマオでした。

芙蓉妃という姫は皇帝の妃として後宮に上がってからも得意の舞で失敗したりして部屋に籠りきった地味で目立たない姫で、武官に下賜されることが決まってから夢遊病になって夜な夜な城壁の上で舞うようになったのです。

よっぽど下賜されることがいやだったのでしょうかねぇ?

イヤイヤ違うでしょ!

けれどマオマオは違うと睨んでいました。

本当の理由は!

かつて花街でも同じようなことがあり、目当ての男の所に身請けされるように夢遊病を装った妓女がいました。

おそらく芙蓉妃もその武官のところに無事に下賜されるまで、皇帝の御手付きにならないように病気を装っていたのではないかと、嬉しそうに後宮を出ていく芙蓉妃の後ろ姿を見ながら玉葉妃にそう話すのでした。

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マジ面白いマンガでした。

原作の小説の方も面白いらしいのでそちらも読んでみたいと思います。

関連記事➜漫画「薬屋のひとりごと」無料で試し読みする方法&1巻のあらすじも!

原作紹介

原作「薬屋のひとりごと」は、現在1~8巻まで出版されています。

8巻は2019年2月28日に発売されたばかりです。

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大陸の中央に位置する、とある大国。その皇帝のおひざ元に一人の娘がいた。
名前は、猫猫(マオマオ)。
花街で薬師をやっていたが現在とある事情にて後宮で下働き中である。
そばかすだらけで、けして美人とはいえぬその娘は、分相応に何事もなく年季があけるのを待っていた。
まかり間違っても帝が自分を“御手付き”にしない自信があったからだ。
そんな中、帝の御子たちが皆短命であることを知る。今現在いる二人の御子もともに病で次第に弱っている話を聞いた猫猫は、興味本位でその原因を調べ始める。呪いなどあるわけないと言わんばかりに。
美形の宦官・壬氏(ジンシ)は、猫猫を帝の寵妃の毒見役にする。
人間には興味がないが、毒と薬の執着は異常、そんな花街育ちの薬師が巻き込まれる噂や事件。
きれいな薔薇にはとげがある、女の園は毒だらけ、噂と陰謀事欠かず。
壬氏からどんどん面倒事を押し付けられながらも、仕事をこなしていく猫猫。
稀代の毒好き娘が今日も後宮内を駆け回る。

引用元https://www.amazon.co.jp/

まとめ

今回は「薬屋のひとりごと」1巻の紹介でした。

引き続き2巻、3巻、4巻も紹介していきたいと思いますので、よろしければ読んでくださいね。

ではでは(^0^)/

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