引用元https://www.amazon.co.jp/
お元気ですか?うめきちです(^o^)/
「このマンガがすごい!comics」から発売された究極に優しいファンタジー「猫と竜」3巻が2019年3月6日に発売されました。
漫画・佐々木泉先生、原作・アマラ先生、キャラクター原案・大熊まい先生による心に沁みるファンタジーとして小説になろう発の大人気コミカライズです。
- 猫も人間も10人十色、いろんなタイプがいていろんな生き方がある。
- 心配症の羽のおじちゃんは森の中で今年生まれたちに危険に対する勉強をさせているけれど、森の中は危険がいっぱい。
- 王宮に生まれたのにケットシー・クロバネの弟子となって冒険者を目指す王子。
- 年老いた猫・老ポムポラの思い出。
3巻も森に住む魔法を使う竜と猫たち+人間の優しいお話のです。
今回は「猫と竜」3巻の紹介をしたいと思います。
「猫と竜」3巻
- 見どころ
- あらすじと感想
- 4巻の発売日予想
- 原作の紹介
- まとめ
(※なおネタバレのため、結末を知りたくない方はご注意くださいね!)
「猫と竜」3巻
見どころ
どこもかしこも見どころだらけでどのお話もワクワクさせてくれますが、今回は最後の15話「終の寝床」がひときわ心に沁みました。
悪童と呼ばれた猫も今は年老いて、かつて自分が暴れまわった場所をめぐって最後の時をすごします。
クロバネの弟子になって冒険者を目指す王子の世間ずれしたところもこれからどう成長していくのかとワクワクさせられました。
でも、読んでみるのが一番ですよね!
まずはあらすじからどうぞ!
あらすじと感想
第11話 森の生き物図鑑
羽のおじちゃんは今年生まれた子猫たちを連れて森に住むさまざまな生きものたちを見せで勉強中です。
何が食べられるものか、どう狩ればいいのか、どんな危険な生きものがいるのか、幼い子猫たちは興味津々で、今日は身を隠す魔法と身を守る魔法を覚えた子猫たちを連れてスカルホーネットという巨大な蜂を見に来ました。
親猫ほどの大きさがあり、魔法で飛ぶスカルホーネットに子猫たちはビックリしていましたが、巣を観察していると女王蜂が出てきてその一際巨大な姿に、幼虫を狩ろうかと言っていたやんちゃな子猫も黙ってしまいました。
『女王蜂に感謝』とホッとするおじちゃんは、子供の頃に母猫が兄弟たちに森に住むものをを見せて勉強させている間、怖くて震えてばかりいたことを懐かしく思い出しながら子猫たちを指導しています。
スカルホーネットってまんま巨大な黄色スズメバチじゃないですか~(@_@;)
こんなのに襲われたらひとたまりもないです!
蜂駆除の達人だって無理かも・・・!!
第12話 冒険者ギルドの看板猫
ギルドに住む看板猫のミケミケは、友人の人間が時々ギルドで仕事を請け負っていく新人冒険者のバックアップを頼んできます。
彼女の「嫌な予感」というのは必ず当たるので断るとこもできません。
その日もオカザリガニを狙う剣士と戦士と魔法使いの3人のあとをついて行くと、彼らの技術には何ら問題はなさそうでしたが、頭上の樹の枝に子猫が1匹覗いていることに気づいたのです。
ケットシーの子供を傷つけたりしたら親猫や羽のおじちゃんが黙っているはずありません!
瞬時に恐ろしい想像をする冒険者たち&ミケミケでした。
「嫌な予感てこれだったのね」
冒険者たちは子猫に危険が及ばないように離れて戦いを続けて、ミケミケは間髪入れずに子猫を抱きかかえて落ちないようにガードしていたところへおじちゃんが現れ、子猫にメッと叱りました。
オカザリガニを仕留めた冒険者たちは子猫が無事かどうか確かめようと頭上を見上げると、そこに猫竜がいるのを見て青くなるのでした。
第13話 黒猫と冒険王子
黒猫のクロバネと共に冒険者になった王子は、冒険者としての通過儀礼としてまずは「薬草採取」をすることにしましたが、これには講習を受ける義務があったのです。
初心者以上の実力があるのに形から入りたがる性格の王子は、クロバネの忠告を無視して初心者向け冒険者の装備を買いこみ、宿屋で久しぶりの風呂へ入って明日へ備えるのでした。
講習会場へ行くと、教官役のエルフに十数名の講習生を見る手伝いを頼まれてしまいました。
エルフには魔力の程度を見抜く力があったんですね~。
エルフの奥さんは元冒険者で今は薬の調剤者だということですが、前髪で顔を隠しているからいかつく見えますが、実はカワイイ顔をしてるんです(^^)v
エルフに教わった薬草採取のルールに従って採取に夢中な王子の傍で、周りを警戒していたクロバネは頭上で獲物(人間たち)を狙うワシの魔獣に気づきました。
けれどクロバネがみんなに警告を発する前に、王子がアッという間に仕留めて再び薬草採取に向かいます。
クロバネが王子の実力と豪胆さをを認めているのに、当の本人は自分のスゴさに気づいてない天然さが(笑)ですね~!
エルフが「彼がどんな人物に成長するのか楽しみだ」と言っていましたが、ホントにそう思いますね(≧▽≦)
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第14話 白猫とぐうたら少女
司祭様と白猫は何とかしてあの子に魔法を覚えてほしいと思っていました。
ついつい美味しいスープの魔力に負けながらも、せっかくの才能をめんどくさいに一言で、無駄にするのは何とももったいないと説得していました。
なので白猫が獲物を採ってあの子の練習時間を確保する約束をしたのに中々思うように練習してくれません。
やっと魔法が練習できる時間になったので火の魔法の見本を見せてやらせてみますが、魔法に対する欲がない彼女の出した火はイマイチ違うのです。
ところが白猫がおこしたたき火の中の枝が弾けるのを見た時、
「何かを掴めた気がする」
そう言ったあの子はその瞬間から火の魔法を自分のものにしてしまったのです。
才能のある人ってこうだよね!!
よく言えば覚醒?悪く言えば隠してた?ズルイ?
とにかく目覚めちゃったのね!
あっという間に火の魔法を自在に操るようになっちゃうんだから!やっぱズルいかも!
白猫はそんな彼女に、りっぱな魔法使いになって凄腕の狩人になってほしいと夢を見るのです。
そして司祭様と魔法学校へ行かせようと相談するのでした。
第15話 終の寝床
老ポムポラは年老いた猫で、ポムポラの木の実が大好きな猫です。
かつては町猫でしたが、愛する妻と出会って森に縄張りを持つようになったのです。
若い頃のポムポラはとんでもない悪童で、ある時、仲間の町猫と森の中の猫じゃらしの畑をあらしにきました。
それを止めに来た3代目モシャモシャと大ゲンかになり、いつの間にか仲良くなって森へ行くようになり、モシャモシャと2匹だけででっかい魔獣を倒したり、たくさんの冒険譚をもつ猫でした。
そんな老ポムポラは森の中で若い猫たちとポムポラの実を食べながらひとしきり昔話をした後、今日は久しぶりに王都へ行ってくると言って出かけていきました。
王都についた老ポムポラは懐かしい顔を見にあちこちを覗いて楽しく過ごした後、再び森へと帰っていくのですが、その道すがら懐かしい妻猫と出会った時のことを思い出して歩いて行きます。
気が強くて情が深くて優しい彼女との間にたくさんの子供が生まれ、子育てして冒険してまた子育てして楽しい毎日を過ごしていました。
やがて時は過ぎ、孫たちと遊んで疲れた妻が笑いながら言いました。
「孫と遊ぶのは大変だけど、でも 楽しかったわぁ・・・」
そして彼女がこの世を去ると、その亡骸を湖に沈め、今は自分が同じ場所に横たわっています。
湖面が金色に光るのを見た老ポムポラは、ふと思いました。
『猫は死ぬと金色の猫じゃらし畑に行くという言い伝えは本当かな』と。
動かなくなった老ポムポラを猫竜は葬り、やがてそこには大きな1本のポムポラの木が生えたのでした。
この最後のお話しは泣けました(ノД`)・゜・。
寿命をまっとうした老ポムポラの、愛と冒険に満ちた楽しい一生がうらやましいです。
妻猫が亡くなる時に「楽しかったわぁ」と言うセリフも、自分が死ぬ時に言えたらすごく幸せだと思う究極のセリフですね。
4巻の発売日予想
「猫と竜」4巻の発売日はまだ未定のようです。
1巻と2巻の発売の間隔も5ヶ月、9ヶ月とバラバラなので予想は難しいですが、ネットの情報では2019年11月というのがありました。
また詳しい情報が入りましたら更新していきたいと思います。
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原作の紹介
原作はアマラ先生著「猫と竜」、「猫と竜と冒険王子とぐうたら少女」です。
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「猫と竜冒険王子とぐうたら少女」
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まとめ
今回は「猫と竜」3巻の紹介でした。
羽のおじちゃん、今回もホッコリさせてくれました。
読むとすごく癒されるまんがです💛
ではでは(^0^)/
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