引用元http://kc.kodansha.co.jp/
お元気ですか?うめきちです(^o^)/
猪ノ谷言葉先生の最新作コミックス「ランウェイで笑って」8巻が2018年12月17日に講談社コミックから発売されました。
芸華祭のファッションショーはついに育人の番になり、彼が打ち出してきた「世界を旅する」デザインに観客の目は釘づけです。
そしてまた心&千雪組は「このデザイナー、鬼だね~」とセイラが思わずもらした一言がすべて物語っているかのような斬新さで攻めてきます!
この服ほしいと思わず思ってしまうような面白い服のオンパレードでした!
それでは今回は「ランウェイで笑って」8巻を紹介したいと思います。
「ランウェイで笑って」8巻
- あらすじ
- 感想
- 「ランウェイで笑って」9巻の発売日予定
- まとめ
(※なお、ネタバレを含みますので、結末を知りたくない方はご注意くださいね!)
「ランウェイで笑って」8巻
あらすじ
「世界を旅する」育人のショー
今回の芸華祭のテーマは「わ」です。
育人はこれに、「世界を巡旅する」という解釈をして世界各国のイメージで服を作りました。
まずはチェックでイギリス・ロンドンを表し、北欧の次は刺繍を取り入れたハイトーンスタイルでイタリア、そして日本、アメリカ、ドイツ、フランス・・・と攻めてきました。
着る人に寄り添って作る育人の服は着心地が良くて、モデルたちの手足も自然に軽やかな動きになっていくようです。
ショーを面白そうに見ていた綾野麻衣は、その構成が明らかに場馴れしていることからいったい誰に学んだのだろうかと興味を持ったようでした。
それは柳田のショーから学んだものでした。
ついにフィナーレの1着となり、それはどの国にも属さない「無国籍の服」という、無個性が個性のシンプルすぎるタートルネックとパンツというものでした。
ただただ素材を縫うだけの作り手の技量で決まってしまう服で、それは誰も予想もしないモノでした。
☆育人の幼いからの服作りを思い出しながら見守っていたお母さんが、思わず「育人!よかったよー!!」って叫んでしなうのも無理ないすばらしさですよね(#^^#)
まだ高校生だというのにスゴイ才能ですよ!
意外性のかたまり・心のデザイン
次は心&千雪のチームです。
いきなりランウェイにハンガーを持ち込んできて始まったのは、シンプルな1着目を着たモデルにランウェイの上でアイテムを付け替えながら着替えさせ、裸にならずにどんどん服のバリエーションを変えていく方法でした。
たった一人の千雪というモデルに、2人の黒子がファスナーで服の部品を外して、付けて、上着を着せたり、脱がせたりしていくのです。
☆面白いですね~!こんな服が売ってたら買いたいと思いませんか?
観客たちも「おもしろーい!」と大喜びしています!
スポーティーだったり優雅だったり、次から次へと目まぐるしく変化していく服の魅力を歩きで表現する千雪のウォーキングにも目が離せません。
ハンガーごと千雪が下がり、新しいハンガーと共に出てくると今度はガラリと赴きが違うものが展開していくのでした。
小さなモデル・千雪
審査員たちも心が作った服の工夫やアイデアを面白いと思いましたが、同時に何か違和感も感じていました。
それは「モデルが小さい」ということでした。
ハンガーを低くして、黒子も低くさせ、モデルが小さいことを感じさせないようにしていたのです。
それに気づいた観客や審査員は、同時に千雪が時々出す強いオーラに呑みこまれていて誰もそんなことを問題には感じませんでした。
雫は五十嵐に言いました。
「五十嵐、言ったでしょ。あのこは時々すごいオーラを出すって。・・・背がないだけなの。そんな子にやめろなんて何度も言えないわよ」
やがてフィナーレに2着を残すのみとなった時に、ランウェイに現れたのはスーツのジャケットを着た心だったのです。
モデルとして心と並べば千雪が小さいことは一目瞭然ですが、会場では称賛の声が飛び交っていました。
「小さいモデルなのに、大きく見えた!」
そして五十嵐が見ている前で心がジャケットを脱ぐと、そこに現れたスーツは五十嵐が着ていたスーツと同じ服だったのです。
一方、心も目の前の五十嵐がそのスーツを着てくれているのを見て心は泣きそうになりました。
それは心が五十嵐のために縫ったスーツで、デザイナーになりたいという気持ちを現したものだったのです。
フィナーレは改めて小さいモデルが着ても美しくフォルムが変わるジャケットで締めくくった二人のショーは終わりました。
このショーで千雪もまた、自分にモデルとして勝てる可能性がある!と確信を得るのでした。
会場では二人のショーの話題が持ちきりで、「あの小さなモデル・・使えるわね」なんて審査員の一人が言っていました。
闘うライバル!
この日にこぎつけるまでの心と千雪は、デザイナーとモデルというコンビというよりライバルという方がピッタリなくらいの戦いぶりでした。
千雪がうまくウォーキングができていないと「こんな風」とサラッとやってみせて千雪のプライドを刺激する一方で、千雪は心の縫製が育人と比べるとイマイチだとクレームをつけてきます。
しかもどちらも翌日にはその指摘をしっかり直してくる!
この繰り返しがいつの間にか2人の信頼関係を強めることになっていくのですが、2人が切磋琢磨するこのシーンはおもしろかったですね~(^◇^)
次はいよいよ綾乃遠が出陣してきます。
どんな展開になるのでしょうか!
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感想
ホ~ッとため息が出ちゃうような服の数々でしたね~(*´ω`*)
育人の服もステキでしたが、心&千雪の服のアイデアにビックリで、この服面白いから欲しい!!なんて思ってしまいました。
五十嵐がモデルを目指したきっかけが「モデルみたいだ」と言われたことだったとは!
人の夢が決まる瞬間って、ほんとに些細なことなんだなぁと思いました。
育人に勝って欲しいのは山々ですが、五十嵐が心のデザイナー転身を認めることができるような展開になることも期待したいですね。
ラストP184で「あの小さなモデル・・・使えるわね」と言われているシーンがありますが、芸華祭がきっかけで、千雪のモデルとしての芽も出るかもしれません!
こっちもワクワクしますね!
9巻では大御所の綾乃遠が出てきます。
どんなデザインを打ちだしてくるのか気になります(≧◇≦)
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「ランウェイで笑って」9巻の発売日予定
「ランウェイで笑って」9巻の発売日は、2019年2月15日です!
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➜「ランウェイで笑って」7巻ネタバレ感想・芸華祭ファッションショー開幕
まとめ
今回は「ランウェイで笑って」8巻の紹介でした。
心の服と千雪のウォーキング!圧巻でしたね~♡
次の巻では綾乃遠が出てきます。
どんな展開になるのか気になりますね!
ではでは(^0^)/
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