引用元http://www.tbs.co.jp
お元気ですか?うめきちです(^o^)/
アニメ映画で大ヒットした「この世界の片隅に」が、TBS日曜劇場「この世界の片隅に」となって第5話が2018年8月12日(21:00~)に放送されました。
すずと周作が結婚して1年、ある日突然水原がすずを訪ねてやって来ました。
夫婦の間には戦争よりも重大な爆弾が落とされ、もんもんとする周作は・・・。
今回はTBS日曜劇場「この世界の片隅に」の第5話を紹介していきたいと思います。
TBS日曜劇場「この世界の片隅に」
- 第5話 あらすじと感想
- 第6話の内容予想
- まとめ
(※なお、ネタバレを含みますので、結末を知りたくない方はご注意くださいね!)
■2018年7月の豪雨で大きな被害を受けた呉市と西日本各地の被災者の方たちの、無事と復旧をお祈りしてお見舞いを申し上げます。
TBS日曜劇場「この世界の片隅に」
第5話 あらすじと感想
昭和19年12月のある日、すず(松本穂香)が水汲みをしていると、軍艦に乗っているはずの水原哲(村上虹郎)が現れた。水原はすずに会いに来たと言う。
すずは水原を北條家に連れて行くが、水原は今晩泊めて欲しいと言い出す。
サン(伊藤蘭)と径子(尾野真千子)は突然の客にびっくりするものの、やがて状況を楽しみ始める。
帰宅した周作(松坂桃李)は水原の顔を見て以前会ったことを思い出す。
しかし周作が知らないすずの過去を水原が話すのを聞き不機嫌に。
水原は周作の気持ちも知らずひたすら笑顔ではしゃぎ続ける。
二人に挟まれすずは気が気でない…。
やがて夕食も終わり、居間には水原と周作の2人だけに。
水原は戦艦での様子や思いを吐露する。
それを聞いた周作は水原に納屋で寝てくれと言い渡し、母屋から追い出してしまう。
そしてすずにも2人で昔話をして来いと水を向ける。
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周作の苦渋の配慮
「もう会えんかもしれんけえの・・・」
周作の指示に怪訝な顔をしながらアンカを持って納屋の2階に上がってきたすずに、水原は海の上で拾った白い鳥の羽をお土産にくれたのです。
すずはそれを削って羽ペンにして水原のノートに鷺の絵を描きました。
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そして水原はすずを抱きしめて「すずは温いのう・・・」と言いますが、すずは水原から離れて、
「あんたが来てくれたのは嬉しい・・・けど私はあの人に腹が立って仕方がない!」
「あの人が好きなんじゃな・・・」
水原はそう言うと、ゴロッと横になってすずに言ったのです。
「ほうか!すまんかった、すず。・・・普通じゃのう、すずは。ずっとそのまま普通でおってくれ」
「そしてわしが死んでも英霊といっしょくたにおがまんでくれ。
笑うてわしを思い出してくれ。
それができんようなら忘れてくれ」
それはまるで水原の遺言のようでした。
翌朝早く、水原は北條家を出て行きました。
坂道の途中で座っていた堂本安次郎(塩見省三)に「御武運を!」と敬礼され、思い詰めたように返礼するのでした。
鬼いちゃんの戦死
やがて正月が過ぎ、すずの兄・要一の戦死の知らせを受けて周作と一緒に江波に帰っていました。
絶対に死んだりしないと思っていた兄の死は、浦野家を悲しみのどん底に落としていました。
しかしそんな時でも空襲は来ます。
空襲警報で防空壕に逃げようとした時にうっかり要一の骨箱を転がしていまうと、中から出て来たのは小石が1個・・・。
要一はきっと帰って来ると息子の戦死を信じられなかった母・キセノ・・・。
祖母のイトに「これはどういうことかね?」と聞かれた周作は、
「・・・部隊が全滅した時には・・・」
「ほうか・・・そいでも何か冴えん石だねぇ・・・」
すずは号泣する母をただ見つめるだけでした。
汽車の中の夫婦喧嘩
汽車の切符が取れなくて、その日のうちに呉にとんぼ返りしなくてはいけないすずと周作は、列車の中で気まずい思いをしていました。
「すずさん、言いたいことがあるんじゃないのか?わしに」
「うちはようわかりません。夫婦ゆうたらこんなもんなですか?」
周作にそう言われたすずはこの前、水原が来た時の周作の態度を指摘しました。
(す)「うちに子供ができんけえ、ええと思うたんですか?」
すると周作は
(周)「そがいなんどうでもいいくせに・・」
(す)「へ?」
(周)「ほんまはあん人と結婚したかったくせに・・」
(す)「はああ?どうでもようないから怒っとんじゃ!注意力散漫じゃ!! それに今日に限ってなんでそがいなほげた靴下履いとってんですか!?」
汽車の中で喧嘩しだした二人はもう周りの人目なんか見えていませんでした。
水原のことから始まった喧嘩は、どうでもいいことまで持ちだして延々と続かに見えましたが、
「そこのお二人さん!キップを拝見。呉までに終わるといいが。そのケンカ」
車掌さんが切符の拝見に来て、我に返った二人は周りから失笑されてしまいました。
汽車が揺れた拍子に抱きついたすずを抱きしめ、すずも抱きついて『仲直りできたんはお兄ちゃんのおかげやね』と思うのでした。
風邪とザボン
それからしばらく経ったある日、北條家ではすず以外の全員が風邪をひいて寝込んでいました。
径子のわがままで闇市へザボンを買いにいったすずは、その途中でリンがいる双葉館へ寄ってみました。
すると下の部屋で風邪で寝込んでいたテルに声をかけられたので、持ってきた竜胆の茶碗を渡してくれるようにお願いしたのです。
それから数日後、晴美と菜を摘みに行ったすずは空を覆うような敵機の編隊に遭遇しました。
平成30年8月の広島
佳代(榮倉奈々)は広島の街を歩きながら、この先で待ち合わせをしていると江口(古舘佑太郎)にしゃべっています。
前に仕事に行く途中でストレスから動けなくなった佳代に声をかけてくれたのがあの古い民家の持ち主の北條でした。
ずいぶん年が離れた二人ですが、それ以来親友になったのです。
「佳代さん!」
小柄な老婦人が声をかけてきました。
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彼女は毎年この時期には広島に来るのだそうです。
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☆普段はぼーっとしているすずさんですが、怒る時にはちゃんと怒ることができて自分の気持ちをはっきり表現できる女性なんです。
何を言っても笑っていると思っていた周作は、すずさんの剣幕にさぞビックリしたんじゃないでしょうか(笑)
普段おとなしい人ほど怒ると怖いもんなんですよね!
そしてケンカの原因になった水原ですが、彼も切ない想いを抱いていたんですね~。
でもすずに拒まれて諦める代わりに大きな遺言?を残していきました。
もしかしてテルと心中騒ぎを起こしたのは自棄になった水兵は水原?と思いましたがきっと違いますね!
ところでラストに登場した老婦人は誰なんでしょうか?
まさかすずさん?それともその娘?
でも計算するとすずさんは92歳のはずですが、あり得ないことはないです。
娘なら70歳くらいかもだし・・・。
こちらの方も気になりますね!
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第6話の内容予想
昭和20年春。呉にも空襲がやってきた。北條家に被害はなかったが、戦争の陰が日に日に濃くなっていく。そんなある日、北條家ではこんなご時勢だからと花見が企画される。その花見は幸子(伊藤沙莉)に周作(松坂桃李)の同僚・成瀬(篠原篤)を紹介するという重大な会でもあった。
一行が公園に向かうと大勢の市民が桜を楽しんでいる。いつ空襲に遭うかわからない非常時だが、考えることは一緒らしい。サン(伊藤蘭)や径子(尾野真千子)は満開の桜に心が和む。しかし、すずは人ごみの中にリン(二階堂ふみ)を見つけてしまい、逆に心乱れる。初対面の幸子と成瀬を皆で盛りたてる中、すずは家族の輪から離れリンと接触する。お互いに言いたいことはあるのだが、すずとリンの会話は噛み合わない。しかし、すずはリンに全てを見透かされている気がして…。
花見からしばらく経ったある日、ラジオから工場が爆撃されたというニュースが。その工場には円太郎(田口トモロヲ)が勤めている。被害は軽微だと報道されているが、帰宅した周作は職場で壊滅的だと聞いたという。さらに、文官だった周作が武官になることになり、教練のため三ヶ月ほど家に帰れないという。突然の報告にすずは絶句する。
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まとめ
今回はTBS日曜劇場「この世界の片隅に」第5話の紹介でした。
怒ったすずさんの剣幕は怖かったですね~。
そんな彼女を見た周作はますます惚れてしまったようです(#^^#)
ドラマは折り返し地点にやって来ました。
この後、戦況はいよいよ怪しくなって物語は急展開を見せていくようです。
ではでは(^0^)/
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