漫画「アルスラーン戦記」8巻 王位継承戦 ネタバレ感想・9巻発売日予想

     

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お元気ですか?うめきちです(^o^)/

マンガ・荒川弘先生&原作・田中芳樹先生の新巻「アルスラーン戦記8巻」が2017年11月9日、KCマガジンから発売されました。

パルスを追われた王太子アルスラーンの一行は王都奪還のために隣国シンドゥラの弟王子・ラジェンドラと攻守同盟を結び、王位継承権をかけた戦いに参戦することに!

しかし敵である兄のガーデーヴィは兵力15万の大軍。果たして勝ち目はあるのか!?

今回の記事は

  • 「アルスラーン戦記」8巻のあらすじと感想
  • 「アルスラーン戦記」9巻の発売日予想
  • まとめ

以上の紹介をしたいと思います。

(※なお、ネタバレを含みますので、結末を知りたくない方はご注意くださいね!)

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「アルスラーン戦記」8巻のあらすじと感想

あらすじ

ラジェンドラ王子と攻守同盟を結んだアルスラーンたちは戦の準備の様子を見るために物資置き場の見回りをしていました。

一方、敵である兄のガーデーヴィ王子は戦象部隊まで連れて来て、ラジェンドラの軍を倒すための軍議を開いていました。

しかし人の意見など聞こうとしないガーデーヴィはなんとしても戦に勝つために、反対する象つかいたちを無視して決戦の日には象に薬を飲ませることを命じるのでした。

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第47章 決戦の日

ついにやって来た決戦の日、早くも戦象部隊を繰り出してきたガーデーヴィ軍13万に、押され気味のラジェンドラ軍5万は苦戦していました。

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そこへまさかのパルス軍の援軍1万が駆けつけてきたのです!

グジャラートの城にいるはずのパルス軍の登場でガーデーヴィ軍の本陣は崩れ始めました。

突然の援軍に喜ぶラジェンドラに、アルスラーンはにっこりと笑って言いました。

「ちょっと飛んで参りました!」

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第48章 轟音の戦象部隊

軍師ナルサスの策でパルス軍はグジャラート城をこっそり抜け出したのですが、ガーデーヴィ軍の分隊は騙されていることに気づかずに今も空っぽの城を包囲して持久戦をしているのです。

パルス軍の参戦で陣形を崩されて焦ったガーデーヴィはまたもや戦象部隊を出してきました。

が、薬のせいで興奮して抑えの効かなくなった象たちはパルス軍に突っ込んでいきます。

けれどまたもやナルサスの策で、矢を一度に打ちだす画期的な武器が戦象部隊の上に矢を雨あられと降らせ、しかも矢じりには毒が塗ってあるのでアッという間に総崩れしていきます。

そこへ黒騎士ダリューンが現れてみるみるうちに敵が打ちとられていき、ついにガーデーヴィの乗る白象を追い詰めたのです。

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その頃、シンドゥラの王宮ではずっと意識不明のままだったカリカーラ国王が急に意識を取り戻していました。

第49章 カリカーラ王の決断

間一髪、ダリューンの刃からジャスワントによって救われたガーデーヴィはそのまま敗走して行きました。

そして助けてくれたジャスワントに礼の言葉など言うはずもなく、かえって逆ギレして宰相で義父のマヘーンドラに当たり散らしているのです。

マヘーンドラは婿選びに失敗したと心から悔やんでいました。

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★ここまでクズなヤツもなかなかいませんよね(T_T)

王宮に戻ったガーデーヴィとラジェンドラは意識を回復した父王の前で、王位継承をめぐって戦に至ったそれぞれの言い分を力の限り言い合っていました。

二人の言い分を聞いたうえでカリカーラ王の決断がくだりました。

「『神前決闘(アディカラーニャ)』によって我が後継者を定めることとする」

血を分けた兄弟は決闘の代理人を立てて、神の前で決闘をすることになったのです。

勝った方がシンドゥラの新王になるのです。

ラジェンドラは自分の代理をダリューンに頼むことにしました。

決闘当日、黒衣で武装した黒騎士ダリューンの前に現れたガーデーヴィの代理人は、天を突くような大男・野獣バハードゥルでした。

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第50章 決闘場の獣

決闘場を周囲には火が放たれ、いよいよ決闘が始まりました。

バハードゥルは切っても突いても痛みを感じないという異常体質、さすがに黒騎士ダリューンも剣を折られたりして苦戦しています。

バハードゥルの異常体質のことを知ったアルスラーンはダリューンを心配するあまりラジェンドラに怒りの言葉をぶつけ、それを見ていたカリカーラ王に諌められてしまいました。

しかしカリカーラ王はそんなアルスラーンの臣下を大切に思う心の半分でもガーデーヴィにあったらとも言うのでした。

★親心ですね~。そこまで長男がかわいいのか・・・

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第51章 神々の裁き

決闘場ではバハードゥルの一撃がダリューンを倒したかに見え、見物人たちは「殺せ!殺せ!」とヤジを飛ばしています。

倒れたダリューンの脳裏にはかつてアルスラーンを守ると誓った日のことが浮かび、再び立ちあがって鬼人のごとくの立ち回りで反撃していきました。

マントに周囲を囲む火をつけ、燃えるマントをバハードゥルの顔にかぶせた一瞬のスキを突いてその首を短剣でかき切ったのでした。

決闘はダリューンの勝利で、カリカーラ王がラジェンドラが次のシンドゥラ国王となることを宣言しました。

けれどガーデーヴィは諦めません。

神々をなじり、諌めようとするマヘーンドラにラジェンドラに寝返った犬め!とわめき、国王に向かって剣を突きつけて王位を譲れと迫ってきたのです。

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ガーデーヴィは気が狂ったように自分の兵士達をラジェンドラにさし向け、決闘場は大混乱となってしまいました。

ナルサスはアルスラーンたちを安全なところへ逃がそうとしましたが、それを見たガーデーヴィがアルスラーン目がけて槍を投げてきたのです。

それに気づいたバフマンが盾になり、命をかけてアルスラーンを守りました。

「バフマン!」

第52章 落日の国都

決闘場から駆け付けたダリューンがガーデーヴィの方へ向かって行きます。

破れかぶれになって暴れるガーデーヴィを、マヘーンドラが必死になって落ち着かせようとしています。

「死んではなりませぬ。生きておればこそです殿下!寺院に入り、罪を償うのです!!」

少し大人しくなってきたのを見て、カリカーラ王も許してやってくれとダリューンに頼むのですが、すでに狂っているガーデーヴィには裏切りとしか映りません。

傍にいたマヘーンドラをいきなり刺して

「俺が王だ!」

そう叫びながら走って行ってしまったのです。

その後、城内をいくら探してもガーデーヴィの居所はみつかりませんでしたが、実は妻のサリーマの部屋に隠れていました。

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こんな事態を引き起こしたにも関わらず、カリカーラ王はガーデーヴィを庇う親心で何とかして命だけでも助けてやってくれないかとラジェンドラに頼むのです。

父の願いに負けてしまったラジェンドラは、ガーデーヴィが自ら出頭してくれば命だけは助けると約束しました。

それを聞いて安心したカリカーラ王は力尽きたかのように息を引きとりました。

バフマンは『戦いが終わったらアルスラーンにすべてを話す』という約束を果たすことなくこの世を去り、マヘーンドラは息子のように可愛がっていた部下のジャスワントを残して逝きました。

牢から解放されても行くあてもないジャスワントにアルスラーンは

「私についてパルスにこないか」

と誘うのでした。

サラッと明かされたアルスラーンの秘密のジャスワントは戸惑い、考えさせてくれといいました。

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一方、政務の立て直しに奔走するラジェンドラの元にサリーマから大きな贈り物が届けられました。

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中身はなんと!ガーデーヴィだったのです

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感想

怒濤の8巻でした。

決闘シーンにはハラハラドキドキさせられましたね~。

絶対に負けないとは思っていましたがホントにどうなることかと心配しましたよ!

それにしてもなんて親バカなんでしょうか!

あんなことをしでかした息子を普通でも「許してやってくれ」とは言えないと思いますが、

どうどうと言ってましたね「わしからも頼む」って。

次男のラジェンドラが「チッ」て思うのがよくわかります。

ラストであんなクレイジーなヤツがプレゼントとして贈られてきてラジェンドラはどうするのでしょうか?

次の展開が待ちどうしいですね(≧◇≦)

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「アルスラーン戦記」9巻の発売日予想

「アルスラーン戦記」9巻の発売日予想は、8巻の巻末に9巻発売日は2018年5月発売予定と記載されていました。

再び王都奪還を目指すアルスラーン一行を待ち受ける次なる試練とは?

ラジェンドラやガーデーヴィがまだまだ絡んできそうだし、目が離せませんね!

まとめ

今回の記事は

  • 「アルスラーン戦記」8巻のあらすじと感想
  • 「アルスラーン戦記」9巻の発売日予想
  • まとめ

以上の紹介でした。

一気に読んでしまった「アルスラーン戦記」8巻でした。

次の展開が気になりまくっていますが、来年の5月までは大人しく待つことにいたしましょう。

ではでは(^0^)/

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