おげんきですか?うめきちです(^0^)
紺吉先生の「もののべ古書店怪奇譚」3巻がマックガーデンコミックスから2017年2月14日に発売されました。
26万部突破する大人気和風ホラーまんがです。
「物部書店」の店主・正太郎と手伝いの少年シロというのは仮の姿、実は人ではなく鬼と、鬼を喰らう『神虫』だったのです。
読んだ人間を鬼へと変身させてしまう恐ろしい『鬼書』という本の回収を続けるふたりは記憶喪失の少女マユに出会ったことからまたもや新た怪奇事件に遭遇してしまいます。
今回の記事は
- 「もののべ古書店怪奇譚」3巻の見所やあらすじと感想
- 「もののべ古書店怪奇譚」4巻の発売日予想
- 4巻の内容予告!
- まとめ
以上の紹介をしていきたいと思います。
(※なお、ネタバレを含みますので、結末を知りたくない方はご注意くださいね!)
「もののべ古書店怪奇譚」3巻の見所やあらすじと感想
あらすじ
第8話 さまよいご
面食い鬼の月子の屋敷の地下牢に閉じ込められていた女たちと一緒にいた少女「マユ」は、記憶喪失のようでした。
覚えていたのは「マユ」「コウジロ」「クイトムライ」という謎の言葉だけです。
自称・探偵の志波はこの少なすぎる手がかりから、マユの住んでいた場所の手がかりを探すように正太郎から依頼されました。
調査の結果、
- 「マユ」⇒少女の名前
- 「コウジロ」⇒神代村
- 「クイトムライ」⇒喰い弔い
ということがわかりました。
そしてまた、『鬼宿り』という食人儀式のよって発症する風土病のこともわかってきました。
その一方で、マユがシロの目の前で突然、鬼化したのです。
その様子が、シロが鬼を捕食する時によく似ていると感じた正太郎は、鬼の作家「夜木」を呼ぶことにしました。
夜木の見解では、
- 食人行為は対象の一部を食べればその対象の能力を手に入れることができるという考えから来るものである。
- マユの状態から考えればどこかでシロが落とした『神の一部』を食べた結果なのではないか?
とは言え、マユはまゆを鬼を喰うという意識を持っていないのだから、取りあえずはシロの傍に置いておくのが一番の安全策だろうという結論に落ち着いたのでした。
第9話 こもりうた
そんなところへ、奇怪な事件を好んで扱っている記者の近藤がまた新たな事件の話を持ちこんできました。
その事件とは、隣町との境にある山道で体が上下に分かれる寸前まで腹部を喰い荒らされた遺体が発見されたというものです。
おまけにその遺体のまわりには無数の手形がびっしりと着いていたのです。
獣の仕業か、人の仕業か、たしかに奇妙な事件です。
正太郎はシロとマユを連れて事件が起こった町を訪ねてみることにしました。
一行が泊まった宿の女将は噂好きでおしゃべりなおばさんだったので、彼女の話からかなりの情報を得ることができました。
被害者は南さんという総菜屋に嫁いできた若い女性で、最近 子供を産んだばかりでした。
彼女と同じ時期に子供を産んだ酒屋のお嫁さんとは仲が良かったんだけれど何かもめ事があり、その直後に家出していなくなってしまったという話でした。
それからこの町には、夜中に不気味な子守唄が聞こえたり、たくさんの手形があちこちで見つかった話や、白い着物の女の幽霊を見ただとか、ろくな噂がありませんでした。
やがて家出したと思われていた酒屋のお嫁さんは林の奥で無残な姿で発見されました。
この遺体も腹部が喰いちぎられていて、まわりには無数の手形が。
その様子には奇妙な違和感がありました。
対外の鬼は捕食したあと、自身につながる痕跡は残さないのが普通なのですが、今回の事件は痕跡が残り過ぎているのです。
それは鬼化してから日が浅いゆえなのか、あるいは何か別の理由があるのだろうか・・・。
【ここより先はネタバレとなりますのでご注意くださいね!】
宿へ帰ると、女将がもう一人、1年以上前に子供を産んでから精神がおかしくなった女がいると教えてくれました。
正太郎はその女の旦那を捜してみることにしました。
男は近くの飲み屋で飲んでいるところを見つけ、家まで送って行くとはたして家の奥で男の妻は腹を喰いちぎられた遺体となっていたのです。
しかも、まわりには無数の手形と何かを引きずったような、例えて言うなら腹ばいで移動したかのような痕跡が残っていました。
ところがここにいるはずの赤ん坊の姿がありません。
子供はどこにいったのでしょうか。
その頃、宿で留守番をしていたシロとマユでしたが、マユは外で赤ん坊の声がすると言って出て行ってしまいました。
声に引かれて山の中へと入って行ったマユはそこで、角と牙が生えて明らかに鬼化している巨大な赤ん坊に出会ったのです。
赤ん坊に襲われそうになっているところを間一髪、マユを捜しにきた正太郎に助けられて町へ駆け戻ってきたマユは、シロに正太郎を助けてくれと土下座をして頼みました。
正太郎に鬼を完全に消し去る力はありませんから絶体絶命の大ピンチです!
マユの頼みを聞き届けたシロは神虫となり、鬼化した赤ん坊を食べてしまいました。
事件は迷宮入りとなり、せっかく取材に行った近藤は空振りに終わったのでした。
残念がる近藤でしたが、実は近藤はは正太郎にわざと事件を教えていたのです。
彼はこういった事件のネタをある女から提供してもらっていましたが、その条件が『事件のネタを正太郎にも話す』というものだったのです。
この不気味な女の正体はいったい!?
番外編1
まだ人間であった正太郎は身体の弱い少年でした。
本好きが縁で知り合った清との出会いと突然の別れ、そして再開直前までの物語です。
正太郎はそのうち書店でも開いたらどうだと清をからかいます。
すると清は「屋号は君の名前から「物部」にしよう」と提案するのでした。
番外編2
豆腐屋息子・草太は高木という子供を喰らう鬼に狙われていました。
草太の話を聞いた正太郎はすげなく草太を追い返しますが、その陰でシロと共に高木を捕食してしまいました。
鬼書を探しながら、巷にはびこる鬼を密かに退治しているふたりです。
見所は?
見所はといえば、冒頭部分のマユが鬼に変貌するシーンと、後半の赤ん坊の鬼に負けそうになっている正太郎を助けるためにマユがシロに土下座するところではないでしょうか。
土下座する時にマユの頭の中では母親?と一緒に鬼の腕に祈る場面が浮かんできています。
この記憶はこれから先の「もののべ古書店怪奇譚」の大きなキーポイントとなるのかもしれませんね。
感想
「もののべ古書店怪奇譚」3巻、新たな登場人物「マユ」という謎の少女が今後どう絡んでくるのか面白そうですね。
無表情なわりに中身は優しくて熱い正太郎もいいですが、ツンデレなシロはスゴク神様っぽくて笑顔の不気味さが怖くてよけいにゾクゾクしちゃいます!
読めば読むほど増してくる不気味さが面白いマンガです。
ちなみにコミックスのカバーを外してみてください。
爆笑ネタが隠されています。
こちらも必見です(≧▽≦)
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「もののべ古書店怪奇譚」4巻の発売日予想
「もののべ古書店怪奇譚」4巻の発売日予定は、3巻の巻末に2017年秋頃発売と記載されていました。
別の情報からは9月17日頃というのもありました。
また詳しい情報が入り次第更新していきたいと思います。
★4巻の発売日は10月13日です!
【特報】お待たせしました!『もののべ古書店怪奇譚』コミックス最新第④巻が10月13日(金)発売決定ですっ!皆さんの周りの方々にもぜひ拡散してねっ!よんよん!(編) pic.twitter.com/PIzId0hYyj
— もののべ古書店怪奇譚@4巻10/13発売 (@mononobe54010) 2017年8月9日
4巻の内容予告!
探偵・志波の調査で少しづつ明かされていく神代村の謎!
そしてマユの消えた記憶に隠されたその恐るべき秘密とは?
正太郎の前に明かされる鬼すら戦慄する恐怖は何なのか?
4巻で恐ろしい秘密が明かされます!
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➜「もののべ古書店怪奇譚」4巻ネタバレ感想・造られた神マユ&5巻発売日予想
まとめ
今回の記事は
- 「もののべ古書店怪奇譚」3巻の見所やあらすじと感想
- 「もののべ古書店怪奇譚」4巻の発売日予想
- 4巻の内容予告!
以上の紹介でした。
鬼の血で描いた本を読むと鬼になる『鬼書』をめぐる恐ろしい物語「もののべ古書店怪奇譚」は「怖いけど読んでみたい面白い本」のひとつです。
鬼の血で描いた本なんて、ほんとにどこかにありそうですよね。
4巻が待ちどうしいです。
ではでは(^0^)/
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