お元気ですか？うめきちです(^o^)／

 

月刊フラワーズ7月号から新章開始ということで、さっそく「ポーの一族秘密の花園」1話を読んでみました。

 

• 1888年9月1日雨の中を駅へと場所を走らせていたエドガーとアランは川へ転落してしまう。
• ずぶ濡れのふたりが助けを求めたのはアーサーの館だった。
• そこでエドガーは絵のモデルを頼まれるが・・・。

 

今回は月刊フラワーズ7月号に掲載された「ポーの一族秘密の花園」Vol.1を紹介したいと思います。

 

（※なお、ネタバレを含みますので結末を知りたくない方はご注意くださいね！）

 

 

「ポーの一族秘密の花園」Vol.1

あらすじと感想

川へ落ちたエドガーとアラン

1888年9月1日雨の中をレスターへ行くためにソファ川に沿って駅へと馬車を走らせていました。

 

アランが退屈なので馬を曳きたいと言ったので交代しましたが、ぬかるんだ道に車輪を取られて川へ転落してしたのです。

 

なんとか岸に上がった二人ですが、馬はとうに逃げてしまったので仕方なく歩いて駅へ向かいますが、アランが眠り病を発症しつつあったこともあり、近くに見えた館に助けを求めることにしました。

アーサー・トマス・クエントン卿の館

その館の主はアーサー・トマス・クエントン卿で、今しがた飼い犬のダ・カーポを亡くしたところでした。

 

扉の外でランプの明りの中に浮きあがったずぶ濡れのエドガーの顔を見ると、アーサーはひどく驚いて呟きました。

 

「・・・ランプトン・・・来たのか・・・」

 

身体を洗ってもらったアランはそのまますぐに眠ってしまったので、エドガーは一人で食堂へ向かいました。

 

子供だけで旅行をしていると聞いたアーサーや使用人のマルコは、エドガーたちの家族が心配してるのではと、あれこれ聞いてきましたが、

 

「アランも僕も親はいないんです・・・ロンドンには後見人がいます」

 

そう答えるのみでした。そして、

 

「見事な薔薇ですね。庭に咲いているんですか？」

 

と、テーブルの上に飾られていたバラに注目しながら、子供らしくない大人びた世間話をするエドガーです。

パトリシア

するとそこにまた誰かが訪ねて来ました。

 

客人はパトリシアという美しい女性でした。

 

彼女はドクター・ベイリーからダ・カーポが死んだと聞いてお見舞いにきたのです。

 

ロンドンから祖父のお見舞いにレスターへ来ていたというパトリシアは、家の中を懐かしそうに見回しながら、暖炉の上に飾ってあった『ランプトンの少年』の絵はどうしたのかと聞いています。

 

その時、ようやくエドガーに気づいたパトリシアは、アーサーの子供かと驚き、さらに彼がランプトンの少年に似ているのでビックリしますが、ただのお客だと聞いて安心したようです。

 

「あの絵を修理したら見せてね」

 

と言いながら、バラが枯れているから生け変えるようにと、マルコに言いつけて帰っていきました。

 

彼女を見て「裏切られた恋」と批評したエドガーに反論するアーサーですが、彼の洞察力に感心しつつ驚いていました。

 

部屋に戻ったエドガーは、眠っているアランにテーブルの上のバラから失敬したエナジーを与え、「これで元気になるよ」と囁くのでした。

ランプトンの少年

一方、二階にかけてあった『ランプトンの少年』の絵を改めて見ていたアーサーは不思議に思っていました。

 

「似ている？エドガーに？」

 

元々この絵は彼の祖母の母であるグレース夫人が本に載っていた模写画の『レッドボーイ』を気に行って知り合いの画家に描かせたというもので、模写の模写だから元の絵とはかなり顔が違っているのは当然のことです。

 

グレース夫人はこの絵を見て亡くなった息子を思い出していたのだろうと、そう思うアーサー自身が絵を見て思い出すのははじめてできた友だちだった今は亡き少年ランプトンでした。

アーサーの頼みごと

翌朝、ダカーポを埋葬したアーサーは、庭のバラが昨夜の雨のせいかずいぶん枯れているなと思っていたところに散歩中のエドガーと出会ってとりとめのない話をしていました。

 

そこへ血相を変えたマルコが「ダンナ様！ダンナ様！！あのあのあの！！！」

 

アランが死んでしまったと大慌てで呼びに来たのです！

 

急いで部屋に戻ったエドガーが、アランを揺さぶって声をかけるとようやく眠っているだけだとわかって一安心する一同でした。

 

でも心配なので医者を呼ぶというアーサーを制して、

 

「実はアランは眠り病という病なんです、ロンドンに主治医がいるから病気のことを知らない他の医者にはあれこれいじられたくないんです。お願いします」

 

と、神妙な顔でもう後1～2日泊めてほしいと頼みました。

 

そして自分たちの弁護士には知らせてあるので後見人に来てもらってアランを連れて帰ると言うエドガーに、アーサーは「お礼代わりに君にお願いがある」と、「ランプトン」の絵のモデルを頼むのでした。

 

 

 

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新たな展開となって、どうなるのかとドキドキしましたが、文章で読むより絵があるほうが格段に面白いのは請け合いです！

詳しくはこちらをご覧くださいね！

まとめ

今回は月刊フラワーズ7月号に掲載された「ポーの一族秘密の花園」Vol.1の紹介をしました。

 

新章が始まりましたね～！

 

どういう展開になっていくのか楽しみです♡

 

ではでは（^0^）/

 

✒合わせて読みたい↓

• →ポーの一族「秘密の花園」1巻ネタバレ感想・眠るアランを守るエドガー
• ➜「ポーの一族 ユニコーン4話」(flowers6月号)ネタバレ感想・カタコンベ
• →「ポーの一族 秘密の花園Vol.2」ネタバレ感想・眠り病のアランを森へ隠す

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