おげんきですか?うめきちです(^0^)
紺吉先生の「もののべ古書店怪奇譚」4巻がマックガーデンコミックスから2017年10月13日に発売されました。
33万部突破する大人気和風ホラーまんがです。
「物部書店」の店主・正太郎と鬼を喰らう「神虫」少年シロ、記憶喪失の少女マユ。
鬼の作家・夜木はマユが「造られた神」の可能性をほのめかしていました。
そんなある日、正太郎は近藤の代わりに「木乃伊伝説」の噂を取材することになったのですが、そこで奇妙は風習の裏に潜む意外な真相を知ることに!
今回の記事は
- 「もののべ古書店怪奇譚」4巻の見所やあらすじと感想
- 「もののべ古書店怪奇譚」5巻の発売日予想
- 5巻の内容予告!
- まとめ
以上の紹介をしていきたいと思います。
(※なお、ネタバレを含みますので、結末を知りたくない方はご注意くださいね!)
「もののべ古書店怪奇譚」4巻の見所やあらすじと感想
第10話 ことつたえ
マユは桜子がマユのために持ってきてくれた着物の柄の説明を聞いていた時に八重桜の「やえ」に刺激されてふっと何かを思い出しました。
記憶の中に現れた女が「私は八重、今日から私が死ぬまであなたのおかあさんよ」と言いました。
八重桜の模様の着物を着たマユの心の奥に「死ぬまで」という言葉が深く沈んでいきました。
第11話 やまめぐり
正太郎は書店の仕事のついでにケガをして動けない近藤に代わって、汽車で4時間以上もかかる山奥の実羽馬村へ木乃伊(ミイラ)伝説の取材に行きました。
実羽馬村がある皆城山には天狗が住んでいて山に入った村人をミイラにしてしまうというのです。
その村では一番高齢の人間が皆城山の3つの祠と社を巡り、皆城山の守り神『リョウエノカミ』に祈りを捧げる「山巡り」または「お山参り」という風習が80年ほど前からありました。
無事に儀式を終えればその1年村は厄災から守られるのです。
村を訪ねた正太郎は村人に村を守る「即身仏」を見せてもらい、お山巡りをしてリョウエ様に会うことができれば次の朝にはこの姿になって村のどこかに帰されるのだと聞かされました。
しかし一晩でミイラのようになってしまうとはいくら何でも考えられません。
翌日の朝、次のお山巡りが行われるので正太郎はこっそり後をつけていきました。
山に入った老婆は2つの祠を巡って最後に神社跡に辿り着き、リョウエ様に呼びかけると社の中から聞こえてきた声に導かれるように中へ入って行きました。
しかしそこに居たのは神ではなく鬼でした。
鬼に血を吸い取られた老婆はミイラのようになってしまったのです。
リョウエノカミと名乗るのその鬼は正太郎のことを知っていました。
それどころか神虫に捕まって鬼狩りをさせられているカワイソーな『モノノベ』の噂は鬼の中では有名だと笑っていました。
社の中に招き入れられた正太郎は、そこでとんでもない話を聞かされたのです。
それはこのリョウエノカミが「鬼書」ではなく、「おかしな女」に会って突然鬼になってしまったという話しです。
まだ虎徹という若い男だった時に、突然目の前に現れたかと思うと忽然と消えてしまった気味の悪い女が残した数敵の血に触れただけで鬼になったしまったのです。
その後鬼になったリョウエノカミはこの山に住みついて神のふりをして村を守ってやり、その代償に生贄を要求したのでした。
それを『共存』だと誇らしげに言い、正太郎とシロは共存ではないと言いました。
さらに夜木の事は信用するなと忠告までしてくれるのです。
つまり正太郎がここに来たのも自分の意志か、誰かに仕向けられたのかと聞くのです。
近藤に頼まれただけのつもりが、何か大きな力に動かされているような不快感にスッキリしない正太郎でした。
その頃、探偵の志波は奇妙な雑誌記事を見つけていました。
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第12話 かきおこし
桜子が強引に押しかけ助手になった志波探偵事務所で、探偵の志波は難しい顔をしていました。
マユのことを調べて「神代村(こうじろむら)」にたどり着いた志波は、その神代村が10年前に滅んでいたという記事をある雑誌の中で見つけたのです。
しかし色々な観点から考慮して「この記事はでっち上げの間違いだった」という結論に落ち着きましたが・・・。
よく考えてみればこの狂気の村の話をしていたのは誰あろうあの近藤だったことを思い出して、記事に書かれていた「手記」を見せてほしいと交渉したのです。
その手記はマユの妹・八重が書いたものでした。
神代村で行われていた人工的に神を作りだそうとする『喰い弔い』の儀式を大人はおろか子供、果ては生まれる前の胎児にまで行なった結果、姉のマユが神の器に選ばれたことが記されていました。
何年経っても子供の姿のままで成長しないマユがやがて神に為るために、二十歳になった八重はマユの母親という役目を担うことになったのです。
やがて自分を食べて神に為るはずのマユは、神の器である前に人間であることを誰かに知ってほしかったと書かれていた八重の手記は10年前の日付でした。
この手記を手に入れた近藤は、日付から神代村が10年前に滅びたと推測して実際に廃屋ばかりで人っ子一人いない神代村を見に行ったと証言しました。
しかしそれなら志波が調査したことと大きく食い違ってくるのです。
さらに疑問は深まっていきました。
「神様ってどうやって作ると思います?」
謎の女”キョウカ”は、人は自分は神だという思いこみが自らの体をそういう風に変化させ、そうなればすなわちその人は「神」と呼ばれる存在なのではないかと男に話していました。
男はキョウカの話を聞きながら、マユを使って何をやろうとしているのかと聞くのですが、結局すべては夜木が仕向けた事だから自分にはどうでもいいことだとキョウカは言うのでした。
一方マユは桜子の家で家族というものを知り、正太郎に自分の家族はいるのかという質問をしていました。
桜子の理屈で一緒に暮らしていればそれが家族だと言われたのを思い出して、自分は正太郎とシロが家族だということに落ち着いたのでした。
その晩、マユは八重の夢を見ていました。
牢の中に何日も放置されたままのマユは自分の指を噛むくらいひどい空腹でした。
すると顔を隠した村人たちがやって来てどこかへ連れて行きました。
扉を開けると、そこには裸で縛りつけられた八重がいたのです。
周りを囲む村人は告げました。
「さあ、神降ろしの儀式を!」
そこで夢から覚めたマユはシロの姿が見えないことに気づいて探しに行きました。
シロは屋上にいました。
普段は可愛い子供のふりをしているシロですが、本来は鬼を捕食する神虫という恐ろしい存在なのです。
そして正太郎のことを自分の供物だと言い、冷ややかな目でマユにこう言いました。
「この世のすべての鬼は自分が喰らうのだからお前の分け前はない」
けれど何のことだかわからないマユの後ろで何者かがささやいています。
『いいのよ。××は全部食べていいの・・・』
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感想
3巻で近藤に正太郎に話すという条件で事件のネタをある女から提供してもらっていましたが、この謎の女はキョウカだったのですね。
キョウカも鬼なのでしょうが、夜木との関係とかすごく気になりますね。
不気味な女ですね。
カフェで志波の名刺を見て何やら考えているようですが、まだこれから一波乱も二波乱も起こりそうです。
マユにこれから起こる恐ろしいこととか、夜木の狙いとか、キョウカと話していた謎の男の出現など大きな渦に巻きこまれていくようで怖いです。
それにしても「リョウエノカミ」という鬼はすごくフレンドリーでちょっと変わった奴でしたね。
鬼書の他にも鬼になる方法があったとはオドロキです!
彼がこの後でどういう立ち位置になるのか微妙な感じでした。
夜木に敵意を持っているみたいなので、それも含めて今後の展開が楽しみですね!
「もののべ古書店怪奇譚」5巻の発売日予想
「もののべ古書店怪奇譚」4巻の巻末に、5巻は2018年初夏発売と記載されていました。
1巻⇒2巻は1年近く開いていますが、2巻⇒3巻⇒4巻は6ヶ月ごとになっています。
なので、単純に考えて5巻は2018年4月~5月くらいという予想を立ててみました。
また詳しい情報が入り次第更新していきたいと思います。
【もののべ古書店怪奇譚INFO】そしてそして、ファンの皆様に朗報ですッ!「もののべ古書店怪奇譚」コミックス最新第5巻が6月14日(木)に発売決定しましたッ!どうぞご期待下さい!(編) pic.twitter.com/1HXTAyVLsp
— もののべ古書店怪奇譚@5巻6/14発売 (@mononobe54010) April 7, 2018
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5巻の内容予告!
鬼の名に通じる謎の男と、近藤に接近する女・キョウカ。
正太郎とシロを巡り、人ならざる者達の思惑は蠢く。
そして夜木の言う「造られた神」マユに運命の時が訪れる。
恐ろしい神が、優しく可哀想な鬼を連れて行く先は?
引用元「もののべ古書店怪奇譚」4巻
マユの隠された真の姿と力が明かされていきます!
まとめ
今回の記事は
- 「もののべ古書店怪奇譚」4巻の見所やあらすじと感想
- 「もののべ古書店怪奇譚」5巻の発売日予想
- 5巻の内容予告!
- まとめ
以上の紹介でした。
5巻が恐ろしくて見れないけど見たい・・・複雑な心境です・・。
ではでは(^0^)/
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