お元気ですか?うめきちです(^o^)/
アラフォー女性の恋を切なく描く西炯子先生のマンガ『初恋の世界』第54話「なんという夜」が「月刊flowers」3月号(2021年1月27日発売)に掲載されました。
早速読んでみましたが、おおおおおー!なドキドキキュンキュンな内容でした。
- 「愛を恵んでほしいわけじゃない」と去ってしまった小鳥遊
- 40歳にもなってようやく「人生を懸けてもいい恋」の意味を知る薫
- 彼を失いたくない一心で突撃をかけた薫にもたらされたものは・・・?
そこで今回は「初恋の世界・第54話「なんという夜」」を紹介したいと思います。
「初恋の世界」第54話 「なんという夜」
- あらすじと感想
- 55話目の予告
- 月刊flowers3月号(紙の本)の検索はこちらから
- 「初恋の世界」を無料で読む方法
- 「初恋の世界」9巻発売日は?
- まとめ
(※なお、ネタバレを含みますので、結末を知りたくない方はご注意くださいね!)
初恋の世界・第54話「なんという夜」
あらすじと感想
帰ってこない小鳥遊
小鳥遊に「愛を恵んでほしいわけじゃない」と拒絶された薫は一人で下宿へ帰ってきましたが、玄関先にいつも停まっていた小鳥遊のバイクはなく、その夜彼は帰ってきませんでした。
一人で部屋で待つ薫は「人生を懸けてもいい」と不倫相手の空手形を信じる修子のことを愚かだと思っていた自分が、今になってようやく「人生を懸けてもいいと思える恋」をしていることに気づいたのです。
『そんな感情を私は知らなかった』『あるとも思わなかった』『小鳥遊くんになら殺されてもいいと思った・・・』
どこにいるの?もう帰ってこないの・・・?
悶々とする薫の感情などお構いなしに時は過ぎて眠れないまま大晦日の朝を迎えた薫。
一晩でやつれてしまった彼女を心配する大家さん。
小鳥遊を失いたくない薫は・・・
薫は昼過ぎにモエリノカフェの前までいくと小鳥遊の店に明かりがついているのに気づきました。
慌てて階段を駆け登った薫は店の大掃除をしている小鳥遊に「昨夜どこにいたの!?」と聞きますが、彼は何も言わずにそのままバイクで立ち去ってしまいました。
「待って 行かないで!」
見苦しくてもいい!
うざがられてもかまわない!!
突撃する薫
小鳥遊を失いたくないと思った薫はタクシーに飛び乗って小鳥遊のバイクを追いかけ、とあるマンションの1室に入っていく彼を見つけました。
玄関で彼を出迎えたその女は誰?
ドアノブがガチャガチャしてチャイムを鳴らしまくる音に、気づいた女が扉を開けるやいなや、部屋の中に飛び込んだ薫は小鳥遊の頬を叩き、驚いている女を壁に押し付けて怒鳴りつけたのです!
「他人の男に何してんのよ!!」
部屋から引きずり出された薫は小鳥遊を問い詰めました。
「あれ誰?昨夜ここに泊まったの?わ 私のこと・・・殺したいほど好きじゃなかったの?私じゃなくても誰でもいいの?」
破れかぶれで喚き散らす薫に小鳥遊は自分の気持をぶつけ返しました。
「薫さんだって俺を必要としてくれなかったじゃないか!俺が傍にいるのに甘えても頼ってもくれない!俺の意味って何!?」
そこでようやく薫は自分が甘え方を知らないことに気づいたのです。
「・・・だって甘えるなんて・・・そんなことしちゃいけないと思って・・・」
「自分の問題は自分でどうにかしなきゃいけないんだって・・・」
「他人に負担かけちゃいけない・・・そう思って生きてきたんだもの・・・あまえかたなんかわかない・・・!」
「今さらどうすればいいのよ・・・!?」
薫の思いがけない不器用さの告白に驚いた小鳥遊は、「俺にしてほしいこと言って・・・」と素直に甘えることへと誘導しました。
「・・・わ・・私だけを好きだと言って・・・」
蚊の泣くような小さな声で素直な気持ちを声に出した薫に、小鳥遊は何度も「薫だけが好き」だとささやいて抱きしめるのでした。
イルミネーションのトンネルで
結局の所、マンションの女は単に昨夜行きずりで泊めてもらっただけで怪しい関係は何もなく、「許して下さい」「次はないから」「・・・ハイ」と決着したふたりはそのままバイクを押して歩いて帰ることに。
大晦日ということですでに店じまいを始めた花屋で小鳥遊はバラの花束を買いました。
「お正月の花は大家さんが活けてあるのよ。どこに飾るの?」
「いいじゃないですか。買いたい気分なんですよ」
すると行きには気づかなかったかわいいイルミネーションを見つけて喜んだ薫ですが、ふと気づくと小鳥遊の姿が見えなくなって不安にかられています。
・・・が、そんな薫を見つめながらイルミネーションのアーチにもたれていた小鳥遊が、突然バラを彼女の顔の周りに飾って跪きプロポーズしたのです。
「きれいだ 結婚しましょう 俺の妻になってください」
「はい」
大晦日の夜は更ける
「今 戻りましたあ」
「はいよ お戻いやんせ」
大晦日の夜遅く、下宿に戻ってきたのはバラの花束を抱えて嬉しそうな薫と、手をつないだ反対の手で横ピースをする小鳥遊でした。
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53話ではどうなることかとハラハラしましたが、54話でようやく薫が素直に自分の心を認めることでハッピーエンドとなりました。
ヤレヤレですね~。
女の部屋の怒鳴り込んでいった薫。
甘え方を知らないと言った薫に驚きを隠せない小鳥遊。
このシーンにはもうキュンキュンが止まりませんでした~(*^^*)/
そしてイルミネーションのトンネルの中でのプロポーズ♡
最高のシチュエーションじゃないですか!!
歪な薫の心も思わず素直に「はい」と言っちゃうってもんですね!
関連記事➜「初恋の世界」9巻ネタバレ感想 薫の失敗プロポーズ
55話目の予告
「初恋の世界」55話目は、月刊フラワーズ2021年5月号(3月28日頃発売)に掲載されます
関連記事: 初恋の世界 第55話 「囚(とらわれ)」あらすじ・ネタバレ感想まとめ
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「初恋の世界」を無料で読む方法
どうなるのかとハラハラドキドキですが、文章で読むより画があるほうが格段に面白いのは請け合いです!
「初恋の世界」9巻発売日は?
おまちかね「初恋の世界」9巻発売日は、2020年3月10日頃です!
まとめ
今回は「初恋の世界・第54話「なんという夜」」と新刊の紹介でした。
とりあえず一段落・・・ホッとしました。
ではでは\(^o^)/
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