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お元気ですか？うめきちです（^0^）

ファンタジーの名手・ヤマザキコレ先生の最新刊（人外×少女）「魔法使いの嫁」11巻が、BLAD ECOMICSより2019年3月9日に発売されました。

初回限定版も同日に発売です！

サイモンに降りかかる恐ろしい呪い！
エリアスの過去を語るラハブ
チセを友達と呼ぶステラ
ゴルゴーンのゾーイ

チセとアリアスの『学院篇』開幕です！

今回の記事は「魔法使いの嫁」11巻の紹介をしていきたいと思います。

「魔法使いの嫁」11巻　

11巻のあらすじと感想
初回限定版の内容は？
【魔法使いの嫁】限定版12巻の発売日！
まとめ

（※なお、ネタバレのため、結末を知りたくない方はご注意くださいね！）

「魔法使いの嫁」11巻

11巻のあらすじと感想

第51篇

教会本部のアロンザはガブリエッラから急報を受けています。

教会の監査員だという少年が、サイモンがエリアスについていい加減なことしか報告していないことを指摘してサイモンに手錠をかけました。

ガブリエッラは監査員の首に噛みついて血を吸って気絶させておいてからアロンザに連絡を入れますが、そんなものは送っていないという返事でした。

ガブリエッラって吸血鬼だったのか～(＠_＠;)

どうやら「教会」とはエリアスたちのような存在や魔術師、魔法使いを監視する組織で、最近はいくつもの分派ができて一枚岩ではなくなってきたようです。

サイモンはエリアスにお茶をすすめながら、自分にまつわる呪いについて話し始めました。

サイモンはイギリス人の父とイタリア人の母を持ち、幼い頃に両親が離婚して母の実家に戻りますが母は麻薬に手を出して服役していました。

当時クッキーを焼くのがうまかったサイモンは祖母と二人で母に差し入れに行くととても喜んでもらえて幸せなひとときを過ごしますが、その二日後、祖母と母はそれぞれ不幸な事故で亡くなってしまいました。

その後、彼は伯母夫婦に引き取られ、16才の時にアイスクリームを一緒に作った姪がその3日後に水の事故でなくなり、18歳の時には彼がクッキーを作った4日後に伯母夫婦が強盗にやられて亡くなりました。

『サイモンが作ったものを食べると死ぬ』という呪いに打ちのめされたサイモンですが、やがて一人の女性と知り合って愛しあうようになり、彼にかけられた呪いを打ち明けられると笑い飛ばしてサイモンのお菓子を食べたがりました。

けれど彼女もサイモンが作ったパンナコッタを食べた1週間後に脳出血で亡くなったのです。

この呪いってめっちゃ嫌な呪いじゃないですか！

料理好きとしてはありえない!!

絶望したサイモンは、彼女の墓前で自殺しようとしていたところをアロンザに声をかけられ、その特異な才能によって教会の組織に加わったのでした。

一方、ステラと家に向かったはずのチセはいつの間にか霧にまかれてステラとはぐれ、海の中に浮かぶ気妙な家とそこに住むラハブに出会うのでした。

第52篇

「私はラハブ。魔法使いでも魔女でも海の魔物でも好きに呼ぶといい」

ラハブはそう言いながら自分がチセを呼び寄せたのだと言いました。

彼女はリンデルの先生で、エリアスが人間の真似をするための見本だったのです。

そして今はチセが持っているエリアスのループタイを彼にプレゼントしてくれたひとでもありました。

ループタイはチセがこれ以上自分を犠牲にしないようにと言う意味を込めてエリアスが考え抜いた末のプレゼントだったんですよね。

ラハブはまだ若くて化け物の側に近かった頃のエリアスの話をしてくれ、チセがエリアスの嫁だと聞いて驚きますが、どうやらエリアスにとっての嫁とは『一緒にいる者』という定義で、一般的な『妻』という意味ではない事がわかって少しがっかりするチセでした。

その頃、チセとはぐれたステラの前には”灰の目”が！

灰の目は偶然見かけたステラにちょっと声をかけただけのつもりでしたが、ステラはかつて灰の目が自分たち姉弟にしたことを許すことはできないので、からかう灰の目に喰ってかかって逆に何か恐ろしい事に巻きこまれていくのでした。

やがてラハブの所から元の世界に戻されたチセは、走り寄ってきたステラから何か気妙は乾いたにおいをかぎ取ります。

そしてサイモンの所ではガブリエッラに血を吸われて気を失った少年が、エリアスによって記憶を壊されてアロンザの所で味方のする教育をされるために連れて行かれることになりました。

敵を仲間に作り変えるとは！洗脳ってことですかね？合理的に見えますが考えようによっちゃ怖いですね。

第53篇

今日から学園に行くという朝のことです。

エリアスがあまりにものんびりしているのでチセは不安になってしまいましたが、そこへつなぎ役のケンタウロスがやって来て『裏道』に案内してくれたので、3時間はかかる道のりを5分で着くことができました。

とは言え『裏道』とはとても恐ろしいところでした。

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第54篇

千世は授業の準備のために寮の自分の部屋へ行くと、ルームメイトのルーシーが電話中だったので終わるまでは入るのを遠慮しているとそれが気に喰わないと言って怒らせてしまいました。

ジャスミンから「よくあれと一緒の部屋にいられるなあ」と声をかけられて、話の流れから「書紡ぎ蜘蛛の悲劇（ウエブスターのひげき）」という聞き慣れない言葉を聞きました。

チセはランチで食堂へ行くと、この間から何故か避けられているゾーイが彼女を見て出ていくのを嫌な気分で見送りながら、友人たちから学院の成り立ちについて聞いていました。

それによると、『七つの盾』とはこの学院を創設した7つの魔術の大家のことでした。

使役のロージングレイヴ
獣殺しのセント＝ジョージ
医術のリッケンバッカー
占術のフォーサイス
錬金術師のホーエンハイム
音楽のナイチンゲール
守護のスクリムジョー

大戦で多くの魔法使いや魔術師が死に、魔術の存続を危ぶんだ彼らが密かに建てたのがこの学院だったのです。

その後、廊下でルーシーと話していた時にまたもやゾーイがやって来てチセを見るなりクルリと向きを変えて逃げようとしたので、ルーシーが彼のイヤーマフを取り上げてしまいました。

するとゾーイの髪が蛇になってしまったのです！

第55篇

ゾーイは『蛇髪族（ゴルゴーン）』でした。

しかし彼はゴルゴーンの中でも出来損ないの部類で、音やにおいに敏感すぎてイヤーマフやゴーグルをつけていないと髪が勝手に蛇になってしまいコントロールができなかったのです。

なのでルーシーにイヤーマフを取り上げられたゾーイはたちまち髪が蛇になってしまい、泣きながらどこかへ逃げてしまいました。

それを見ていたリアンたちもさすがに放ってはおけないと、ゾーイを探して謝ることに！

ゾーイは個人庭園に逃げこんでいました。

チセはルツの鼻を借りて彼のにおいをたどり隠れ場所を見つけ、イヤーマフを返して謝るのですが・・・。

ゾーイがチセに「お前も人間じゃないんだろ？」と聞いてきたので、「それは・・・」

チセは自分の真黒な左腕を見せてドラゴンの呪いを受けたからだと告白したのです。

それを聞いたゾーイも先祖がドラゴンであったという言い伝えがあって、そのせいでチセを見るとイライラするのかもと、なぜか暴露大会みたになってしまったのす。

ところがその時に、ゾーイの蛇髪がルーシーにスリスリしていたことに気づいて焦る彼にルーシーが、

「きれいな若葉色だわ」と、

優しい眼差しで言ってくれたことからゾーイの心は落ち着きを取り戻していきました。

そう言うわけでお互いの秘密は言わないという暗黙の了解を結んで一件落着となるはずだったのですが、そこに思いがけない侵入者が！

ゾーイの個人庭園の外で立ち聞きしていたフィロメラがルツに見つけられてしまったのです！

生意気そうなゾーイでしたが、こんなバックがあったとは驚きました！

まあ、人間とゴルゴーンのハーフだから力をコントロールできないのかもしれませんがねぇ。

けれど彼が卵から生まれた卵生だったとは2度ビックリです!!

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初回限定版の内容は？

こぼれ落ちた日々の欠片。ここだけの物語。

アニメ『魔法使いの嫁』Blu-ray BOXで大好評の描き下ろし小冊子『断片集魔法使いの嫁』が単行本限定版に帰還。
雑誌未掲載のここでしか読めない、魔法使い達の日常を描いた描き下ろし28p!
加えて、まほよめのミニキャラ達が彩る、ハードカバーライクな可愛いカレンダーも同梱!

引用元https://www.amazon.co.jp/

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