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おげんきですか?うめきちです(^0^)
紺吉先生の「もののべ古書店怪奇譚」6巻がマックガーデンコミックスから2019年3月14日に発売されました。
『レトロ×怪奇×主従』猟奇的和風幻想譚と銘うたれた6巻は、鬼たちにとって転機の時期でもありました。
- 造られた神・マユによって喰われ、瀕死の重傷を負った正太郎。
- 神虫の化身・シロは暴走したマユと戦う!
- その頃、鬼が隠れ住む秘密の社では総会が行われ、次の長が決められようとしていた。
今回の記事は「もののべ古書店怪奇譚」6巻の紹介をしていきたいと思います。
「もののべ古書店怪奇譚」6巻
- あらすじと感想
- 「もののべ古書店怪奇譚」7巻の発売日予定
- 7巻の内容予告!
- まとめ
(※なお、ネタバレを含みますので、結末を知りたくない方はご注意くださいね!)
「もののべ古書店怪奇譚」6巻
あらすじと感想
第14話 かみおろし
正太郎を喰らってもはや歯止めが効かなくなったマユは恐ろしい姿へと変貌していき、その存在を賭けてシロとの死闘を繰り広げていました。
戦いながらマユは自分が食い殺した母であり、姉であり、妹であった八重との日々を思い出していました。
あの時、空腹に耐えかねたマユは「全部食べていいのよ」という八重の言葉に従って目の前の彼女を食べ、動かなくなった八重を村人たちが連れ去ってしまったので、食べかけの八重の指を握りしめたままそこを逃げ出して山を彷徨い、楓のところに行きつくことになるのです。
何度読み直しても凄惨で哀れだとしか言えないマユの生い立ちが可哀想です。
これが後でキョウカの計画だとわかったので、なおさらあの胡散臭い女が許せません!
その決着が着く頃、夢の中で懐かしい清に会っていた正太郎は清に導かれて目を覚ましました。
志波から話しを聞いた正太郎は彼らを迎えに行くと、死にかけたマユが塵となって散っていくのを見送ることに。
そして片手片足を失ってかなりの重傷のシロもまた、すでに限界を超えていて身体が朽ち出していました。
正太郎の手の中で塵になっていくシロにどうすることも出来ず、正太郎はただ辛そうな声をあげるだけしかできません。
なのにそこで「やかましい!」と怒鳴るのは、新しい体を再生したシロの声だったのです。
スゴイ!不死鳥みたいですね~!さすが神様!!
彼らが家に帰ろうとしていたその頃、泉病院の泉は狐の面をつけた小柄な鬼に「君も葬式に行くかい」と言っていました。
第15話 彼岸まで
泉たちが向かった先は、今年の総会が行われることになっている社でしたが、そこでは始嗣様(ししさま)と呼ばれる初めて鬼にされた長老のばばが死の床に着いている場所でもありました。
すでに頭と片足、少しの内臓しか残っていない始嗣様の遺言を聞こうと多くの鬼たちが集まってきていて、その中のは”キョウカ”の姿も!
彼女はこれまで神虫を討伐しようとした始嗣様のために全国を奔走して鬼の軍勢を募ったことから始嗣様の信頼が厚く、支持者も多いので、おそらくは次の総会の長と目されていました。
けれどそれを良く思わない鬼たちもいるので、ここへ来る道中では彼らにに襲われたりもしましたが、そんなものは彼女にとってものの数ではありません。
やがて始嗣様に呼ばれたキョウカは「後を任せたぞ」との遺言を受けて次の長となりました。
新しい長となったキョウカが示したこれからの方針は、人を絶やし、鬼の数を増やして新たな「種」としての権利を勝ち取るために闘おうというものです。
けれど鬼がいくら増えても神虫がいる限りはどんな計画も机上の空論だと危惧する老鬼たちに、かつて始嗣様と共に対抗策を練ってきたことを話します。
それが神代村の偽神・マユでした。
始嗣様が神虫と戦った時、神は倒すことは出来なかったけれど、神の片腕を切り落とすことができたのでそれを使って作って創った偽物の神をぶつけるという計画です。
しかし結局は上手くはいかず目下経過観察という段階でしたが、それとは別に鬼は化けることができると言う点に目をつけ、暗示をかけて動物に近い何かになったモノが神を真似ることもあり、それを人間の間に潜ませることを考えたのです。
キョウカって優し気な顔をしているけれどメチャ怖い女です。
でも彼女の本音は別の所にあるようですが、今はまだ何を考えているのかまだわかりません。
でもこの計画は鬼を滅亡させようとしているようにも思えるのですがいったい何を目指しているんでしょうかねぇ?
その頃 宴の席では時常が夜木に話しかけていました。
話題は当然、神虫憑きの鬼・正太郎のことですが、こんな場所で話すことではないと外に出て話しをします。
時常はキョウカの提案には賛成ではなく、それどころか神虫を懐柔して新しい鬼の世を牛耳ろうと考えていました。
仲間にならないかと誘われた夜木は、
「じっくり聞かせてもらいたい所だがここには似つかわしい話ではないようだ」
その話はまた後日にと上手くかわすのでした。
古書店に戻った正太郎は桜の手前、マユのことは外国の親戚に引き取られたということにしました。
奥の部屋ではマユとの戦いで力を使いすぎたシロもまた深く眠り込んでいます。
そんなこんなで一人で店番をしていた正太郎の所に、またもや近藤が胡散臭い噂を持ち込んできました。
けれどその話を聞いた正太郎は反対に聞き返しました。
「それ、誰から俺に話せって言われたんだよ?」
一方、町中では気妙なヤツがモノノベショウタロウを探してうろついているのでした。
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鬼の世界も代替わりして新たな転換期に入ってきましたが、これからどうなるんだろうと思うと話しが大きくなり過ぎてこれからどうなっていくのか見当がつきませんね~。
時常に話しかけられていた夜木がどう出るのかも次で気になるところです。
それにしてもシロの血の力ってスゴイですね~(@_@;)
瀕死の正太郎が復活するんですから!
シロの本性もじっくり見てみたいもんですね!!
関連記事➜「もののべ古書店怪奇譚」無料で試し読みする方法&6巻の内容
「もののべ古書店怪奇譚」7巻の発売日予定
「もののべ古書店怪奇譚」7巻は2019年冬ごろ発売予定ということです。
なので今までの発売ペースから12月くらいと予想してみました。
また詳しい情報が入り次第更新していきたいと思います。
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7巻の内容予告!
マユを失い、神虫・シロも沈黙する中、正太郎は仕掛けられた謀略の真意を探るべく、魑魅魍魎が蠢く巣穴へと身を投じるが・・・?
引用元:「もののべ古書店怪奇譚6巻」
まとめ
今回の記事は「もののべ古書店怪奇譚」6巻の紹介でした。
マユとシロの戦い、すごかったですね~。
マユが可哀想で!可哀想で・・・。
これでやっと安らかになれるのでしょうか?
ではでは(^0^)/
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