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お元気ですか?うめきちです(^o^)/
さいとうちほ先生の「輝夜伝」9巻が2022年2月10日にフラワーコミックスaから発売されました。
- 治天の君のもとから逃げることができた月詠は竹早と一夜を過ごそうとするが・・・。
- 治天の君の求婚は続き、母を見つけてくれたら契を結んでもいいと応じる月詠。
- 月の削り氷を探して辿り着いた巨大なタケノコの中にある氷室から氷を持ち帰った月詠は、かぐや姫に憑依した母と話をするが・・・。
今回は「輝夜伝」9巻の紹介をしたいと思います。
「輝夜伝」9巻
- あらすじと感想
- 10巻の発売日はいつ?
- 「輝夜伝」を無料読みする方法
- まとめ
(※ネタバレを含みますので、結末を知りたくない方はご注意くださいね!)
「輝夜伝」9巻
あらすじと感想
第41話 梟の帰還
自分を帰してくれないなら何も食べないとハンストを結構してしまった月詠に、根負けした治天の君は忌竹の囲いを少しだけ取り除くことにしました。
すると楽になった月詠は不思議なことに竹早(梟)と話ができるようになったのです。テレパシーでしょうか?
治天の君が願いを叶えたことで求婚に応じると答えた月詠は、求婚者には条件を出すと言って
「私の母」を探してほしいと言いますが・・・。
子である月詠でさえ覚えていない母のことなど誰も知る由もありません。
そこへ大神と凄王に連れられて梟が現れました。
第42話 天女の契
治天の君は梟に月詠から母を探してほしいと言われたと言いました。
「おまえは何者ぞ?」という治天の君の問に、
「月詠は叔父の娘。身寄りのなくなった月詠を育てた私は親であり、兄であり、思い人・・・母親はわかりませぬ」と。
一方、大神と凄王はコッソリ忌竹で囲われた部屋を見つけると、護衛の者を倒して月詠と琵琶、白龍を助け出し、治天の君を剣で脅している梟に合流して冷然院を出ていきました。
御所・滝口で月詠が無事に戻ってきたことをかぐや姫と帝は喜んでくれましたが、月詠は今まで通り淑景舎に、梟は色々な意味合いから滝口の長の屋敷に預けられることになったのです。
月詠は目が見えない竹早の世話をしたいと申し出てその夜は一緒に滝口の長の屋敷に向かい、
天女が月に帰らずにすむ方法は「ややをはらむこと」だと言って「私は兄者とややをつくりたい」と言いました。
第43話 三つの恋
しかし血の十五夜で生き返った竹早は体のすべてが蘇ったわけではなかったことが判明し、月詠を抱くことはできませんでした。
翌朝早く淑景舎に戻った月詠は元気がなく、好きな殿方と過ごしたはずなのにおかしいとかぐや姫は不思議に思うのでした。
その日の昼下がりにかぐや姫はかねてからの約束通りに帝と契をかわし、その夜には子ができたことを悟っていました。
出産は通例通り実家でということで讃岐の竹取の翁の館に帰ることになって、月詠も同行することになったのです。
それを知った治天の君は火麻呂に、かぐや姫たちとは別行動で讃岐へ向かう梟たちに付いていって月詠の母探しをせよと命じたのでした。
第44話 月の削り氷
以前、盗まれたはずの月詠の母の数珠が盗んだ女房から返され、月詠はそれを竹早の手首に巻き、
「月夜には水晶を通して私の見ているものが見える」と言いました。
竹早たちは「母探し」のためにまずは無空寺へ向かい、仏眼和尚から「数珠と月詠の母」について何か聞いていないかと尋ねますが・・・。
「聞いたことがない」と仏眼が答えていると、外で火麻呂が衆徒と争いを起こして斬ってしまっていました。
その頃には火麻呂が連れてきた治天の兵たちは散り散りに逃げてしまって、竹早、大神、凄王、火麻呂、犬の太郎丸のみで逃げ出し、ようやく辿り着いたのは真神様の巨木のところでした。
その頃、竹取の翁の館ではかぐや姫の体調がすぐれず、何も食べない日が続いたある時、
「月の雫の削氷が食べたい」と言いました。
「月の光の真下にある」と聞いた月詠は、どこに行けば見つかるのかわからないまま月の方角を目指してどんどん歩くと、月の真下の大きな竹やぶの中に巨大なタケノコのような小屋を見つけたのです。
中に入ってみると、天井から光が差し込んで地面にある氷室を照らしていました。
「これだ」
氷の中から光っているようなソレを一口食べてみた月詠は竹早の声が聞こえ、竹早もまた数珠の水晶で月詠が見ているものを見ることができましたが、月詠の上に大きな人影が見えたのです。
第45話 月の降臨
月詠には大きな人影にしか見えませんでしたが、竹早には月詠の母の顔がハッキリ見えました。
「おまえの母者が見える!」
「母者?私には見えぬ。ここは天女が降りる場所なの?」
幽霊なのか幻なのかわからないうちに影はスウッと消えていき、我に返った月詠は氷だけは持って帰らねばと急いで氷を袋に詰めて巨大なタケノコのような氷室を去りました。
その後、月詠が持ち帰った「月の削氷」を食べたかぐや姫は、突然月詠の母に憑依されて自分が誰かの思いに縛り付けられて地上でもなく、月でもない中空にいることを話してくれたのです。
しかし母の記憶は曖昧になりつつあり、「また月が真上にあって天女がおり、氷が溶けるまでの間なら」と言い残して消えました。
かぐや姫は目覚めたあとで勝手に自分の体を使われたことを聞くと、「いやじゃ」と言ってもう一度母に会いたいとという月詠の頼みを拒否するのでした。
同じ夜、真神様の巨木の中で野宿していた竹早は、大神に自分が男として月詠を抱けないことを告白して、彼女を月に帰さないために「月詠とややをつくれ」と言いました。
やがて竹早一行はようやく竹取の翁の館に到着しました。
心労と疲れで疲労困憊の竹早はすぐに奥に寝かされて月詠が看病にいたのですが、そこにかぐや姫がやってきて、
「今宵は満月。妾とおまえとで今一度 竹早の体を癒そうぞ」
そう言って二人で竹早の体を浮かせると、そのままあの巨大なタケノコの中へと入って行ったのです。
そこで月の力を借りた二人と太郎丸は竹早に癒やしを与え、彼は目が見えるようになったのでした。
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竹早と結ばれることができなかった月詠が可愛そうでなりません(T_T)
反対に幸せいっぱいのかぐや姫はその夜には「ややができた気がする」とか、不思議モード全開ですね。
そしてラストシーンでは目が見えるようになった竹早は、もしや他のところも治っているかもしれません!
大神ガックリが目に浮かぶようですが、この二人はぜひとも結ばれてほしいものです。
ところで月詠の母者を捉えて放さない相手とはもしや治天の君ではないでしょうか?
だとすれば月詠の父親は・・・?ってことは彼女に求婚するのはブブーではないですか!!
そう何人もいるはずがない天女なのに、その母がもしや自分の大切なあの天女では?という考えには至ってないようですね。
まあ真実はまだ明かされていませんがね。
10巻の発売日はいつ?
「輝夜伝」10巻は2022年7月8日に発売されました。
関連記事: 「輝夜伝」10巻ネタバレ感想 天女の秘密と男好きな艶
「輝夜伝」を無料読みする方法
次はどうなるのかとドキドキしますが、文章で読むより画があるほうが格段に面白いのは請け合いです!
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まとめ
今回は「輝夜伝」9巻の紹介でした。
月詠の母の姿も登場して、いよいよクライマックスが近くなってきたのかも?
ではでは\(^o^)/
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