「嫁入りのスゝメ」1巻ネタバレ感想女給×御曹司・2巻発売日情報

引用元https://www.amazon.co.jp/

お元気ですか？うめきちです(^o^)／

福嶋ユッカ先生の「嫁入りのスゝメ～大正御曹司の強引な求婚～」1巻が2021年4月9日にdonna COMICSから発売されました。

時は大正、方や年上で高級カフェーの女給・花宮蘭子、方や年下で子爵家の御曹司・蝶名橋耀一郎！
仕事一筋の美人と筋金入りの無愛想大学生
二人の間に起こった結婚話は祖父同士の昔の約束だった？

今回は話題沸騰の大正ロマンス「嫁入りのスゝメ」１巻の紹介をしたいと思います。

「嫁入りのスゝメ」１巻

あらすじと感想
２巻の発売日はいつ？
「嫁入りのスゝメ」を無料読みする方法
まとめ

（※なお、ネタバレを含みますので、結末を知りたくない方はご注意くださいね！）

「嫁入りのスゝメ」１巻

あらすじと感想

無愛想なお客さん

大正◯年帝都の高級カフェー「カシオペア」に務める美人女給の花宮蘭子（24）は今日も楽しく仕事をしていましたが、店内には少し前から見かけるようになった学生のお客さんが１人。

同僚の女給たちがキャーキャーと噂するのをスルーして蘭子がオーダーを取りに行くと、ギロっと目つき悪く睨んできたので早々に退散しようとするといきなり彼女の腕をガシッと掴んできたのです！

そしていきなりプレゼントを渡して立ち去ってしまいました。

店内が大騒ぎになっている中、「私はもう24よ。遊び相手なんてごめんだわ」と。

子爵家からの縁談

家に帰ってからプレゼント中身を確認すると、高級デパート「双越」じゃなきゃ変えないような高級なハンカチでした。

ところがそんな蘭子に子爵家の蝶名橋家との縁談が持ち上がっていたのです！

事業に失敗して落ちぶれてしまった家の娘である蘭子は嫁き遅れの24歳で、働くのが楽しいと言って未だに結婚にはまったく興味がありません。

しかし亡き祖父と懇意にしていた蝶名橋家の祖父が孫同士を結婚させる約束をしていたというのです。

この縁談を逃すわけにはいかないと、母にゴリ押しされて仕方なく蝶名橋家に挨拶に伺うことになりましたが・・・。

そこで紹介された結婚相手の耀一郎は、まだ大学生の年下でしかも先日カフェーでプレゼントをくれた男性だったのです！

破談じゃない？

ふたりで庭の散歩にでもと外に出されましたが、相変わらずの無愛想な彼の様子に『彼も結婚に乗り気じゃないのね』と思った蘭子は「丁度よかった～」と諸手を挙げてお断りしようとしました。

けれど「おい勝手に勧めるな！貴方には俺と結婚してもらう！」と宣言されてしまったのです。

その翌日には耀一郎が「婚約パーティーを開くから出席しろ」と言いに職場にやってきたことから、衣装選び（蝶名橋家がすべて請け負う）のために前日から泊まり込むことまで決められて、断る逃げ道をすべて塞がれてしまいました。

しかたなく蝶名橋家にやってきた蘭子ですが、この前は不在だった母親の百合子が嬉しそうに待ち構えていてさっそく衣装選びの始まりです。

耀一郎の以外な一面

耀一郎しか子供がいなかった百合子は蘭子が来るのをとても楽しみにしていたと言い、なぜか無愛想なはずの耀一郎も衣装選びに口を挟んできました。

「楽しいの？」と言われて焦る耀一郎。

彼の以外な一面を見たような気がした蘭子は『もしかして本当に私を気に入ってるとか・・・？』と思いますが・・・。

その夜、手洗いに行った蘭子は宏すぎる屋敷で迷ってしまい、廊下から見えたバルコニーから手頃な樹の枝を見つけてふと逃げ出したい気持ちになって手すりに足をかけたところに、後ろから耀一郎に声をかけられたのです。

手すりにかけた蘭子の生足を見て焦る耀一郎。

しかしそこで耀一郎に以外なことばを言われて戸惑いが隠せない蘭子！

「俺は祖父に貴方が婚約者だと聞かされていて、貴方と結婚すると思って生きてきた。ずっと・・・早く結婚したいと思っていたんだ」

婚約パーティー

翌日、支度が整った蘭子を見た耀一郎は「よく似合っている」と。

恥ずかしそうに「ありがとう」と蘭子。

二人の様子に何か変化があったことを目ざとく感じ取った百合子は、しみじみと昔の思い出を語り始めたのです。

それはまだ幼い耀一郎が初めて花宮家で蘭子に出会った時にとてもうれしそうで、次にまた花宮家に行くときは連れて行ってくれとせがまれた話でした。

けれど蘭子はまったく覚えてなくて「男の子と遊んだ記憶は・・・」と言ったことから「もしかして女の子と勘違いしているのでは？」という百合子から「ようちゃん」という呼び名を聞いて、ようやく幼い頃に遊んだお友達のようちゃん（♀）を思い出したのです。

ところで、玉の輿なお話にはどこにでもありがちなお約束で、意地悪な親戚のおばさんが登場して蘭子の家が没落したことや彼女がカフェーで働いていることなどをバラしてバカにしてきました。

さらに従姉妹の鈴子にも「私ではなく年増のあなたと結婚するなら卒業を待たずに子供を作ったほうがいいのでは？」と、跡継ぎを産めない年増に価値はないと言われてしまうのでした。

気づいて駆けつけてくた耀一郎は、悔しくて泣き出した蘭子を抱きしめて「結婚しても仕事は辞めなくてもいい」と言ったのです。

「俺は条件のいい男だぞ！」

婚約したといえ、今ひとつ乗り気になれない蘭子ですが、職場の近くに最近新しいカフェーができて安い上に女給が席についてくれるサービスを展開しているという話を聞き、オーナーの意向次第ではこの店でも・・・という噂に不安を感じていました。

デート

その一方で、蝶名橋家では鈴子が乗り込んできて、蘭子と耀一郎の芝居見物にこっそり着いてきたのです。

そうとも知らない蘭子は、耀一郎が特等席を2枚注文するのを聞いて慌てて自分は4等でいいと言ったあげくに帰りに代金の一部を返して残りは分割で払いたいと言って耀一郎ともめたり、双越デパートでウインドウショッピングのつもりで見ていた指輪をいつの間にか購入した耀一郎からプレゼントされたり、その直後にキスされたり・・・。

ふたりのデートを覗き見していた鈴子ですが、耀一郎が蘭子の左手の指に指輪をはめてキスしたのを目撃して大ショックを受けるのでした。

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久々に面白いマンガを見つけてしまいました！

年上だとツッパている蘭子が少しづつ可愛い女子になっていったり、無愛想なはずの耀一郎が実は不器用なだけの情熱家だったりして、思わずニヤニヤしてしまうのが止められませんｗｗｗ

特に耀一郎の以外な部分にキュンキュンしちゃうのは私だけではないと思いますが・・・（笑）

このマンガのラストはきっと二人の幸せな結婚式じゃないかと思うので、そこに至るまでのアレコレにニヤニヤキュンキュンが楽しみですね！