引用元http://www.ntv.co.jp/24h/drama2017/
お元気ですか?うめきちです(^o^)/
今年も24時間TVの時期がやってきましたね。
2017年8月26日に毎年恒例の24時間テレビドラマスペシャルの放送がありました。
今年のドラマスペシャルは、24時間テレビ史上初めての著名人の人生を綴ったドラマです。
5000曲以上の歌を作った昭和歌謡界を代表する作曲家・阿久悠さんの人生の物語を、妻役の松下奈緒さんの優しい口調で語られていきます。
今回の記事はこちらです。
- 24時間テレビドラマスペシャル【時代をつくった男・阿久悠物語】
- あらすじと感想
- キャスト
- まとめ
以上の紹介をしたいと思います。
(※なお、ネタバレを含みますので、結末を知りたくない方はご注意くださいね!)
24時間テレビドラマスペシャル【時代をつくった男・阿久悠物語】
あらすじと感想
✒詳しくはこちらの本もご覧ください↓
あらすじ
時代を彩った数々の名曲を生んだ作曲家・阿久悠。
『ヒットメーカー』と呼ばれた阿久の歌は、平成の今も愛され続けています。
引用元http://www.ntv.co.jp/24h/drama2017/
阿久の妻・雄子(松下奈緒)は女子高生たちが夫の作った歌を口ずさむ姿を見て、阿久と出会った頃を思いだします。
昭和38年(1963)、阿久悠こと深田公之(亀梨和也)は広告代理店に勤めるサラリーマンでした。
そこで出会った二人は同じ匂いを感じて付き合い始め、翌年結婚しました。
深田はこの頃から会社には内緒で放送作家のアルバイトを始め、「阿久悠」というペンネームを使うようになりました。
『ものを書く仕事』をしたかった阿久はやがて会社も辞めてフリーの放送作家になり、作詞にもチャレンジしました。
作詞で才能を発揮した阿久は、森山加代子の『白い蝶のサンバ』を大ヒットさせ、
「時代を作る流行歌を生みだしたい」
と、本格的に作詞活動をすることを決意します。
仕事はますます忙しくなり、雄子と息子の太郎の待つ家に帰るのは2~3ヶ月に一度という状況になっていくのでした。
引用元http://www.ntv.co.jp/24h/drama2017/
昭和46年(1971)阿久は、日本テレビのプロデューサー・池沢(矢島智人)に声をかけられ、新番組の立ち上げに参加することになりました。
池沢は「テレビ局からスターを生みだしたい!」
と、新しいオーディション番組を作ろうとしていました。
池沢にアイデアを求められた阿久は、オーディションのすべての過程をガラス張りのして放送するという今までにない番組スタイルを提案します。
それが伝説のオーディション番組【スター誕生!】の始まりだったのです。
自ら審査員を務めることも決まり、いよいよ【スター誕生!】の放送が開始しました。
初回の視聴利率は4.7%という結果で、阿久や池沢たち制作スタッフが期待したようなスター候補生はなかなか現れず、番組は前途多難なスタートを切ったのでした。
引用元http://www.ntv.co.jp/24h/drama2017/
そしてついに現れた最初のスターは森昌子さんです。
彼女のデビュー曲はあどけない少女の淡い初恋をイメージした『せんせい』という歌に決まりました。
森昌子はその年のレコード大賞を取り、その後、桜田淳子、山口百恵、岩崎ひろみなど多くのスターが「スタ誕」から排出されていきました。
漫画家の上村一夫は阿久の会社員時代からの親友で、阿久とはまったく正反対の性格の村上は家でも仕事場でも愚痴を言わない阿久の良き話し合い手でした。
引用元http://www.ntv.co.jp/24h/drama2017/
レコード大賞作詞賞を取ったあと、阿久は今まで父親らしいことをしてやれなかったと、喘息を患う太郎のために伊豆の宇佐見に居を移して家族と暮らしながら仕事をしました。
そしてスタ誕では、後に社会現象を起こすコンビが誕生しました。
彼女たちの今までにない斬新な衣装、歌、降り付けは、大人たちの不評をよそに、子供たちの間から人気が広がり、全国に『ピンクレディー』旋風が巻き起こったのです。
一世を風靡したピンクレディーが『UFO』でレコード大賞を取り、それからも阿久悠の活躍はとどまる事を知らず、レコード大賞作詞賞を3年連続で受賞、誰もが知るヒットメーカーとなった阿久は5000曲にものぼる数々のヒット曲を作るという忙しい日々の連続となっていったのでした。
やがて時代は移り、ピンクレディーたちが解散した同じ年に阿久は「スター誕生!」の審査員をやめました。
伊豆の自宅で作曲を続ける阿久でしたが少しづつ仕事が減っていき、ある日TV局から来た仕事の企画は「懐かしの阿久悠ソング特集」というものだったのです。
「俺の歌は懐メロなのか!?」
時代の移り変わりは阿久にとって大きなショックでした。
その夜、上村と飲みながらぼやいているうちに、話はサラリーマン時代に二人で初めて歌を作って遊んだことへ移っていき、「これが懐かしいってことなんだよ!」と語り合いました。
引用元http://www.ntv.co.jp/24h/drama2017/
しかし上村と過ごすのはこの日が最後となったのです。
病気で亡くなった上村の葬儀で弔辞を読む阿久の、大切な友を失った悲しみに打ちのめされて辛そうな横顔はまわりの涙を誘うのでした。
上村を失ってふさぎ込む阿久を雄子はいつものセリフで慰めました。
「だいじょぶよ」
雄子に慰められ、時代を追いかけるのを辞めようと思った阿久は急に楽になりました。
そして「時代おくれ」
という詞を作りました。
この曲は好景気に沸くバブル直前の時代には似合わず、あまり売れませんでした。
しかし、この歌を愛してくれる人たちの間で少しづつ広がって、5年後にヒットすることになったのです。
2007年8月1日、享年70歳で永眠した阿久ですが、亡くなって10年経ち未発表の詞がいくつも見つかったのです。
その中の一つに、作曲家のつんく♂さんが曲をつけました。
それは阿久悠の大ファンだったつんく♂さんが16年前に「今度一回やろう」と阿久と約束したことでした。
その曲は『子供たちの未来をよろしく』という曲です。
きっと明日以降、テレビや有線、ラジオでたくさん流れることでしょうね!
感想
あまりにも有名な作詞家の阿久悠さんですが、5000曲以上も作ったということは初めて知りました。
まさに天才作詞家だったんですね。
ドラマの最後に流された映像で、阿久悠さんの作ったたくさんの歌が少しづつ流されていましたが、どれも知っているものばかりで改めてスゴイ人だったんだなぁと感動してしまいました。
それにしても松下奈緒さんが良かったですね~。
もちろん阿久悠役の亀梨和也さんはカッコイイから当然ですが、松下奈緒さんの包みこむような優しい声でのナレーションは癒し効果抜群で、「だいじょぶよ」と言うセリフを聞くと思わず「うん!」と言ってしまいそうですね(*´▽`*)
スポンサードリンク
キャスト
阿久悠(本名・深田公之)・・・亀梨和也さん
深田雄子(妻)・・・・・・・・松下奈緒さん
上村一夫(漫画家)・・・・・・田中圭さん
吉金章(チーフディレクター)・・・和田正人さん
都倉俊一(作曲家)・・・・・・加藤シゲアキさん
池沢文男(プロデューサー)・・・矢島智人さん
三木たかし(作曲家)・・・・・コッセこういちさん
中村泰士(作曲家)・・・・・・畠中正文さん
松田トシ(声楽家)・・・・・・池谷のぶえさん
ディレクター東・・・・・・・・尾上寛之さん
ディレクター小野寺・・・・・・牧田哲也さん
本城(阿久悠の元上司)・・・・東幹久さん
江原(日本テレビ・制作局長)・・・梅沢富美男さん
藤田(日本テレビ・プロデューサー)・・・大野卓朗さん
石村(芸能プロ・マネージャー)・・・迫田孝也さん
飯塚(レコード会社・ディレクター)・・・袴田吉彦さん
深田太郎(阿久悠の息子)・・・5才の頃/志水透哉さん・11才の頃/荒木飛羽さん
引用元http://www.ntv.co.jp/24h/drama2017/
まとめ
今回紹介した記事はこちらです。
- 24時間テレビドラマスペシャル【時代をつくった男・阿久悠物語】
- あらすじと感想
- キャスト
- まとめ
名前は知っていたけれど・・・くらいの阿久悠さんでしたが、スゴイ人でしたね。
今度カラオケに行く時には作詞家のところにも注目して曲選びをしようかなと思ったしだいです。
ではでは(^0^)/
✒ステキな歌をお聞きください↓