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おげんきですか?うめきちです(^0^)
白浜鴎先生の魔法使いの物語「とんがり帽子のアトリエ」9巻が2021年7月21日に講談社モーニングKCより発売されました。
シーリングスタンプ付き限定版も同日発売です!
- 返却されたクスタスの魔法椅子を受け取るルルシィ
- 銀夜祭に参加するためにエズレストに到着したココは、魔法使いになりたいと言った少女に返す言葉がなく・・・。
- ココとタータの前に現れたクスタスの足には、禁止魔法による補助具がつけられていた!!
今回は「とんがり帽子のアトリエ」ドキドキの9巻の紹介をしたいと思います。
「とんがり帽子のアトリエ」9巻
- あらすじと感想
- 「とんがり帽子のアトリエ」10巻の発売日はいつ?
- 無料で試し読みする方法
- まとめ
(※なお、ネタバレを含みますので、結末を知りたくない方はご注意くださいね!)
「とんがり帽子のアトリエ」9巻
あらすじと感想
魔警団のルルシィは病院でクスタスに貸したはずの魔法椅子が返却されたと知らされ、怪我が治ったのなら良かったと単純に嬉しかったのですが、実はそうではないようです。
看護人の女性は「あの子の友達の魔法使いのおかげです」と言いました。
一方、銀夜祭に行くために旅に出たキーフリーとココたち一行は、道中にある劣化した魔法陣を直したりするいわゆる一人前になった魔法使いが義務付けられている実務をこなす実地訓練をしながら陸路でエズレストを目指していました。
途中で野営した彼らは焚き火を囲んで、銀夜祭で売るために考えた魔法を見せあっている中、アガットは魔法を作っていないから見せるものはないけど、銀夜祭のパレードで披露したい魔法があると言ったのです。
この提案はのちにルーギオに「銀夜行列(パレード)は魔法使いを出品する場じゃない」と却下されてしまいますが・・・。
ようやくエズレストに到着したココたちはその賑やかさに圧倒されてワクワクが止まらず、キーフリーに案内してもらいながら銀夜祭の前夜祭である金夜祭を楽しみながら、ノルノアとタータの店へと向かったのでした。
道中には島王ディレンルディが住むエズレスト城がありましたが、この城内には「魔法を拒む魔法」がかけられているので、魔法は発動せず、魔法器も結界で弾かれてしまうのだそうです。
ココたちがノルノアの所に到着すると程なくオルーギオもやってきまた顔をしています。
不思議に思ったココが「お髭を全部剃ったんですね!」と聞くと、「これは化粧仮面っていう魔法なんだ」と言い、仮面を外すと最悪に疲れ切った顔のオルーギオが現れたのでした。
魔警団の一団はエズレスト城に魔法使いの三賢者を迎えにきましたが、三賢者の中のひとり”友の賢者”は前任のエンゲンディルが不正によって捕縛され、後継者のラーグラーに代わっていました。
このゾザ半島は「渡竜諸島の海の王」「山岳牧地の羊の王」「黄金耕地の麦の王」「水辺霧林の森の王」「泥岩峡谷の石の王」という五人の王と、五国を統べる島王ディンレルディによって統治されていました。
その中で、魔法使いはどの王にも仕えず、国を持たず、旗を揚げず、ただ人々の呼ぶ声に応える稀人という立ち位置です。
ディンレルディ王は「ディンと呼んでくれ」と気さくに言いますが、その実態はとんでもない策士で、三賢者を代表するラーグラーは巧みなディン陛下の言葉に応じるしかないのでした。
その夜、ゾザ半島のある場所では黒い鱗狼に帰られてしまったユイニイとアライラの姿があり、別の場所ではエズレストを目指すイニニアとクスタスがいました。
翌日は待ちに待った銀夜祭当日で、パレードで演舞を終えた魔警団はそのまま会場の警護の任に着きますが、そこに早くも違法魔法器を持った魔法使いがいてエコーとエトランが追跡中だという情報が入ったのです!
しかもその違法魔法器とは衣服が透けて見えるという性暴力系の代物で、知らせを聞いたルルシィは顔色を変えて真っ先に突っ込んでいったのです。
かつてルルシィは弟子時代に仲間のエリエンと二人で好色な領主の毒牙にかかりそうになり、かろうじて攻撃魔法を使って難を逃れたことがありましたが、その時に師である魔法使いから「触れたって減るものでもないだろう。大騒ぎする方がどうかしてる」という心無い言葉を浴びせられたことがありました。
ルルシィは魔警団に連れていかれて『銀旗の戒め』で記憶を消されそうになりましたが、担当したイースヒースによって無実とされ『銀旗の戒め』は無慈悲な師の方に課されたのです。
そんな経緯からもるルルシィにとって少しでも性暴力に関わる内容は許しがたく、イースヒースと共に違法魔法器をもった魔法使いを追い詰めますが、忘却の刑を執行する寸前に必死に逃げようとする魔法使いから苦し紛れの「肉体に魔法陣のイレズミを持った男を透視魔法で見た」と、とんでもない情報を得ることに!
その後、イースヒースはキーフリーのところにやってきて鍵封蝋で施錠された魔法器を渡し、「何かあったらこれを使え」と言いました。
ノルノアの店で出品する商品の一つに3つの軸を選んで自分だけのペンを作ることができるという新作の魔法のペンがありました。
さっそく自分も欲しいと思ったココに、タータは「約束してたから」と、ココだけの特別なペンをプレゼントしてくれたのです。
このペンにふさわしい魔法使いになりたいと思うココでした。
ところがちょうどその時、外ではココが披露した魔法が大盛況で、感激した少女に、
「私も大人になったらおねえちゃんみたいな魔法使いになれるかな」と言われてココは複雑な顔しかできなかったのです。
知らざるものだった自分が魔法使いになってしまったことの苦しみに耐えられず、タータの胸で泣き出してしまいました。
「大昔の世界にあった魔法が人々にもたらした絶望も、それゆえに厳しい制約がある今の魔法使いの想いも、魔法使いに憧れて夢を見るあの子の気持ちもわかるから、どうしようもなく苦しいよ・・・」
その苦しみはクスタスを助けたかったタータにも痛いほどわかりました。
ところがそこに歩けないはずのクスタスが現れたのです。
クスタスの動かないはずの両足にはツタで作られたような禁止魔法の補助具がつけられていて、彼の思うように伸び縮みして相手を攻撃することもでき、ツタはタータに襲いかかって彼に巻き付いて殺そうとししました。
クスタスは魔法では足は治せないと聞かされていたのに治すことができる魔法があることを知り、それが禁止魔法だとわかっても新しい足ができたことを喜び、同時に魔法では治せないと言ったタータを嘘つきだと恨んだのです。
どうしようもなく憎しみで凝り固まってしまったクスタスを何とか説得しようとするココとタータですが、何も信じられなくなったクスタスに通じる言葉はありません。
そこへ現れたイニニアが突然二人の腕に奇妙なブレスレットをはめ、
「正しく外さないと内側の魔法陣が熱と圧力で腕に転写されますですよ」と脅して、ブレスレットを外したければ自分たちに協力しろと命じたのです。
その頃、一人でノルノアの店の手伝いをしていたテティアはテントの中で少年を見つけましたが、どうやら彼は魔法使いに憧れて城から逃げ出した王子のようでした。
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とんでもない展開になってしまいました!!クスタスの憎しみはどう見ても逆恨みですが、それだけ彼にとって「魔法では足は治せない」と言ったタータの言葉が裏切られたように感じられたんでしょうね。タータも厳しすぎる魔法使いの制約に疑問を感じていた点からも、これかの展開がどうなるのかドキドキハラハラ感が高まってしまいます!そこへ持ってきて家出した王子が絡んできたこともこの先何かありそうです。冬の10巻の発売が待ち遠しいですね!
「とんがり帽子のアトリエ」10巻の発売日はいつ?
「とんがり帽子のアトリエ」10巻は2022年4月21日発売です!
関連記事: 「とんがり帽子のアトリエ」10巻ネタバレ感想 ダグダの入れ墨
無料で試し読みする方法
どうなるのかとドキドキしましたが、文章で読むより画があるほうが格段に面白いのは請け合いです!
☟詳しくはこちらをご覧くださいね☟
まとめ
今回は「とんがり帽子のアトリエ」ハラハラ満載の9巻の紹介でした。
ココとタータ、、、、どうなるのか!?
早く10巻が読みたいです!
ではでは\(^o^)/
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