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おげんきですか?うめきちです(^0^)
白浜鴎先生の魔法使いの物語「とんがり帽子のアトリエ」8巻が2020年12月23日に講談社モーニングKCより発売されました。
描き下ろしカレンダー付き限定版も同日発売です!
- タータに銀夜祭の出店にに誘われたココたち
- キーフリーに連れられてタータとノルノアの見舞いにきたココは、クスタスに再会する。
- 階段川での怪我で歩けなくなっていたクスタスのためにココとタータは世界を変えようと頑張って新しい魔法を考えるが・・・!
今回は「とんがり帽子のアトリエ」ドキドキの8巻の紹介をしたいと思います。
「とんがり帽子のアトリエ」8巻
- あらすじと感想
- 「とんがり帽子のアトリエ」9巻の発売日はいつ?
- 無料で試し読みする方法
- まとめ
(※なお、ネタバレを含みますので、結末を知りたくない方はご注意くださいね!)
「とんがり帽子のアトリエ」8巻
あらすじと感想
銀夜祭への誘い
「俺と一緒に銀夜祭で魔法のお店を出さないか?」
突然アトリエにやってきたタータにそう誘われたココたちは、タータのおじいさんのノルノアが腰を痛めて入院しているのでタータ一人での出店は無理だからと・・・。
銀夜祭とは、ゾザ半島の島都エズレストで開催される「魔法の品評会」で、色とりどりの天幕が立ち並ぶとても賑やかな祭り市のことです。
ノルノアは今回、その祭りでとてもいい場所が当たったのでどうしても店を出したいと張り切っていた矢先のことだととても残念がっていたし、タータは他に魔法使いの知り合いもいないのでアトリエに頼みに来たのだと言いました。
もともとココたちを銀夜祭に連れて行ってあげたかったキーフリーですが、怪我のせいで万全じゃないし、祭り当日はオルーギオも忙しくて子どもたちを見ててやれないから今回は諦めようと考えていました。
けれどタータたちの天幕の半分を貸してくれると聞いてやる気満々になったリチェとテティア、そしてお願いというココの目に負けたキーフリーは、
「君たちにとっていい経験になりそうだ」と許可してくれました。
そんな中でアガット一人は『あの人も来るのかしら・・・』と、何となく乗り気ではないみたいですが・・・。
タータはまだ自分の師を持っていないので、キーフリーの弟子として真剣に魔法を勉強しているココが羨ましい、自分も頑張らなければと思うのでした。
クスタスとの再会
次の朝、カルンへの扉窓がつながったと知らされたココとタータは、キーフリーと共にノルノアのお見舞いにカルンの病院にやってきました。
ココとタータはそのこでクスタスに再会しました。
クスタスはかつて階段川事件の時にココに命を助けられたけれど、その時の大怪我のせいで歩けなくなってしまって魔法椅子の生活になって病院に入院していたのです。
掟違反
入院しながらもクスタスは薬草医術について勉強していて、タータも一緒に教わっていると言います。
が、実は魔法使いにとって医術は掟違反の1つだったのです。
けれどタータは「魔法も医術も人を助けるための知識なんだ」と、役に立つんだから知ってて損はないと言うのですが周りにバレたらヤバいのは当然です。
ココにはその気持が痛いほどわかりました。
魔法の制約
魔法にはいくつも制約があり、たとえばと『熱くない偽物の火・幻炎玉』を作ったけど失敗作なんだとオルーギオ。
「火の恐ろしさを知らない子供が、火が恐ろしくないと勘違いしてしまうから。その結果、暖炉にいきなり手を突っ込んだらどうなる?」とキーフリーが説明します。
魔法は今ある世界を作り変えられる力だから、世界を良くも悪くも変えてしまうことを考え続けなければいけないと言います。
ココはその意味を恐ろしいほどに身にしみて知っていました。
泥だまり生まれのクスタス
クスタスは泥だまりの貧民街の生まれで、ある時、吟遊詩人のダグダに出って歌って踊ることで生きる方法を教わり、いまでは家族で師匠で相棒なんだと「俺は本当に運が良かった」と言ます。
「だからこんな体になった俺が少しでもあいつの負担を減らすために」と薬草について勉強して、「そこいらに生えている雑草が良い金になるんだ」と言いますが・・・。
クスタスは泥だまり生まれである自分と魔法使いであるタータやココを比較し、「タータたちにはそっち側の将来があるけれど、歩けなくなってしまった自分はこの先もずっとこれが精一杯でそのまま大人になるんだ」と、投げやりな言葉を投げつけて部屋に帰ってしまいました。
ダグダがクスタスのために吟遊詩人をやめて傭兵になってお金を稼ぎ、毎日どこかしら怪我をしてくるのも彼にとっては辛いことだったのです。
クスタスのために
タータとココはクスタスのために何かできないかと考えました。
「人の体は変えられなくても魔法は世界を変えられる・・・ならクスタスくんの世界ごと変えちゃおうよ!」
それからココとタータは、どういう魔法が一番適しているのか試行錯誤を繰り返し、とうとうある素晴らしいものを作り上げました。
それは魔法陣を書き込んだマントと風繰りの杖の組み合わせで、それを付けると宙に浮き上がって歩けないクスタスでも自由に飛び回る事ができるのです。
その様子を森の影から見ている魔法使いの少女・イニニアが「レスティア様、あちらに魔法使いさんがいますです」と囁いています。
タータの疑問
嬉しそうに空中を飛び回るクスタスを見てダグダもとても喜んでいます。
そんな彼らを見ていたタータは、クスタスには薬草の種類よりも文字よりも、魔法の使い方を教えるべきだったのかもしれないと、「魔法使いは魔法使い」「ただに人間は知らざるもの」とい厳格な区分けをする”魔法使いの掟”に疑問を持ち始めていました。
襲撃されたクスタスとダグダ
自由を手に入れたクスタスは野営しながら銀夜祭に行ってあいつらにお礼をしたいと、ダグダと銀夜祭に行く話をしていました。
ところがその時、いきなりダグダの背中を矢に射られてしまったのです!
矢を射た男たちはダグダのことを「盗賊を襲って盗品をさらに盗んでいる傭兵くずれのクソ野郎」と言っています。
つば有り帽のイニニアとレスティア
ダグダは「私が呼ぶまで降りてきてはいけない!」とクスタスを宙に放り投げ、アッという間に乱戦になってしまったのです。
その後、イニニアが通りかかった時には大勢の死体の中で、瀕死のダグダに覆いかぶさるクスタスがいました。
イニニアに話しかけられているレスティアが「まだ死んでない人もいるようだよ」とどこからか答えます。
クスタスはイニニアのとんがり帽子を見て「・・・あんたも魔法使い?」と聞くと、イニニアは「死んでいないのなら助けなければ」とレスティアに許可を求めています。
クスタスは、魔法使いは怪我を治すのはできないと記憶していましたが・・・。
「それはニセモノさんのウソなのです」
と、助ける方法があるのに助けないのは悪い魔法使いさんだと言い、イニニアのとんがり帽子に巻かれた布が大きくうねってツバのようになりました。
そしてダグダの怪我は治り、「少年・・・君も我々の「救い」が必要なのではないかね?」と大人の魔法使いの手が伸びてきたのです。
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ココとタータが作り出した空飛ぶマント!すごいですね~(*^^*)これすっごく欲しいです!!
ところでタータが感じた疑問ですが、この世界の魔法使いってすごく厳しい掟に縛られてるんですね~!
普通に異世界物の物語なんかだと癒やしの薬や魔法が出てきて怪我人や病人を治してくれるんですがね。
まあキーフリーやオルーギオの説明を聞けば「そうか~」とも思いますが、ちょっと厳しすぎなくない?とも思いますよね。
なので、ラストシーンでダグダが助かったのは良かったと思ったんだけど、その後のレティシア様とやらのセリフが怖かったです(^_^;)
なので9巻ではとんでもないことが起こりそうな嫌な予感がするんですが・・・?
ドキドキドキドキ!
「とんがり帽子のアトリエ」9巻の発売日はいつ?
「とんがり帽子のアトリエ」9巻の発売日は、2021年7月21日の発売です。
関連記事:「とんがり帽子のアトリエ」9巻ネタバレ感想 銀夜祭とタクスタの禁止魔法
無料で試し読みする方法
どうなるのかとドキドキしましたが、文章で読むより画があるほうが格段に面白いのは請け合いです!
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まとめ
今回は「とんがり帽子のアトリエ」ドキドキワクワクの8巻の紹介でした。
最後のつばあり帽の登場で、今後の戦いが予想されて怖いです。
早く9巻が読みたいですね!
ではでは\(^o^)/
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