お元気ですか?うめきちです(^o^)/
従順ならざるラブコメディとして好評連載中の音久無先生の「執事・黒星は傅かない」5話目が『花とゆめ12号』に掲載されましたが、今回は黒星がいたいけな少年時代に幼稚園児のお嬢と出会ったころのお話です。
今回は「執事・黒星は傅かない」第5話を紹介したいと思います。
「執事・黒星は傅かない」第5話
- あらすじと感想
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- まとめ
(※なお、ネタバレを含みますので、結末を知りたくない方はご注意くださいね!)
「執事・黒星は傅かない」第5話
あらすじと感想
Act.19 清掃員とお嬢
紫の高校のイケメン清掃員となった黒星は、女子高生たちにモテモテで毎日キャアキャア言われて目立ちまくっています。
それがおもしろくない紫はついイジワルな事を言ってしまいました。
「黒星はもう学校に来なくてもいいんじゃない?生徒たちが騒いで学校生活に支障がでているわ」
けれどお嬢一筋の黒星は、紫のイヤミの上をいくストレート過ぎる愛の言葉を浴びせられてしまうのです。
「私にはお嬢が光り輝きすぎてほかの人間など見えていません」
さらに編入1週間の労いの言葉とともに黒星お手製のプリンで懐柔されてしまうのでした。
Act.20 熱と黒星
編入後、初めての休日に疲れが出たのか紫は熱を出して寝込んでしまいました。
黒星の献身的な看病を受けながら環境の変化について行けない自分を情けなく思う紫です。
前の学校では校舎の中にも入らなかった黒星が、今はモテモテ清掃員になって生徒に騒がれていると思うと、何だか彼がひどく遠くに行ってしまったように感じるのでした。
Act.21 少年とお嬢
黒星が初めてこの邸に来たのは、紫がまだお嬢様学校の幼稚舎に通い始めた頃でした。
イギリスのフェリス伯爵家で働く執事の家系に生まれた黒星は、両親が離婚すると日本人だった母親と共に日本で暮らしていました。
しかしその母親を病気で亡くした黒星は、彼の両親と親交のあった紫のお爺様に引き取られますが、養子縁組の話しをあっさり断って使用人となったのです。
ある日、休憩時間で本を読んでいた黒星に紫が自分の本(児童書)を貸してあげると言うと、すでにその頃からイジワルだった彼はまだ幼稚園児の紫に難しい本を渡して、
「明日までに読んでまたここに集合な」
喜んだ紫ですが、彼女には難しすぎる本に挫折してどんよりと約束の時間にやってきたました。
『ヤベー』と思いつつ、紫から本を受け取った黒星は、本を開いてみると全部の漢字に読み仮名が振ってあるのを見て彼女の根性に感動してしまったようでした。
それから黒星は紫付きの教育係になり、毎日彼女の世話をするようになったのです。
ところがある日、突然黒星は「執事の修業をする」と言い残して渡英してしまうのでした。
その翌年、紫は両親を事故で亡くしてしまいました。
そのときの絶望感は今でも彼女の心の底に忘れられない記憶として残っています。
Act.22 抱擁と黒星
夢から覚めた紫は、そんな昔の夢を見たことで自分がまだ寂しいのだということを感じていました。
涙をこぼしながら目を覚ました紫に、「悲しい夢でも?」と聞きながら黒星は、
「お嬢様 私といる時はどうぞ無理に強がったりなさらないでください。頑張りすぎるあなたが時々ひどく心配になるのです」
彼の優しい手に触れた紫は、2年間の修業を終えて帰ってきた黒星が真っ先に自分を抱きしめてくれたことを思い出していました。
「大丈夫よ 私にはいつだって黒星がいてくれるもの・・・ずっとそばにいてね。黒星・・・」
すごくいい雰囲気になったふたりですが、そこに紫が熱を出したと聞いたお爺様が乱入してきたのです。
「あ、こら!紫から離れろ!」
「これからは寝る時も風呂に入る時もずっとお傍にいてもいいというお嬢のお許しを頂いていただけです!」
キリっとした顔で、ハアハアしながら好き勝手な解釈をする黒星でした。
Act.23 再出発とお嬢
週明け、元気になった紫は登校の準備をしています。
「・・・清掃員 まだやるの?」
「もちろん!私は西園寺家とお嬢をお守りする執事ですから」
しれっと答える黒星を見ながら『今も昔もこれからもきっと黒星は傅かない』と嬉しそうに思う紫でした。
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意地悪で歪な思考回路の黒星の少年時代を垣間見てしまいました!
黒星は昔からこういうヤツだったんだ~!と思うと同時に、幼稚園児の紫にノックアウトされてしまった究極のロリだったんだ~!と、一種の感動さえ覚えてしまいました。
でも考えてみれば、黒星がこうなったのは紫にも大いに責任があるんじゃないですかねぇ(#^^#)
第一、出会ったころから運命の2人なんだからもう勝手にやってくださいの部類ですね♡
第2話の内容はこちらから↓
➜「執事・黒星は傅かない」第4話(花とゆめ10・11号)ネタバレ感想
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まとめ
今回は「執事・黒星は傅かない」第5話の紹介でした。
ふたりの絆を感じさせてくれる第3話でした。
ではでは(^0^)/
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