マンガ【神様の御用人】1巻ネタバレ内容と感想/良彦と黄金・2巻発売日予想

     

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お元気ですか?うめきちです(^o^)/
まんが・ユキムラ先生&
原作・浅葉なつ先生の最新作
【神様の御用人1巻】が

2016年6月30日に発売されました。

このマンガは、フリーターの萩原良彦が
神様の御用を聞く
「御用人」
という役目をある日突然命じられてしまい
どうしよう~~という、
浅葉なつ氏の大人気シリーズ文庫が原作です。

今回の記事は、

・【神様の御用人】1巻のあらすじと感想
・2巻発売日予想
・まとめ

以上について紹介したいと思います。

(※なお、ネタバレのため、

結末を知りたくない方はご注意くださいね!)

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【神様の御用人】1巻のあらすじ

序章

神様たちは御用人を誰にするかを

論議していました。

候補にあがった人間は神様たちからみれば

今一つ納得のいかない人材ではありましたが、

そこはしかたのないところのようです。

しかし・・・。

とりあえずは代理の御用人として
まず試すだけということで
神様たちは納得したようでした。

萩原良彦は就活中のフリーターです。

今日もバイトの帰りに

母親からお使いを頼まれていました。

お使いのついでに立ち寄った先は

友人の孝太郎の職場である

「大主神社」でした。

神社の鳥居で偶然出会った孝太郎に

ひとしきりからかわれて

「うるせーよ!」と言いながら

鳥居をくぐり奥へ入って行きました。

「あれが御用人とは・・・

御用人が務まると思えんぞ・・・」

社の上から一匹のキツネが見ていました。

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1話

良彦は亡くなったおじいさんと

過ごした子供の頃のことを考えながら

お詣りをしていました。

そして
「あの時は、

勝手なお願いをしてすみませんでした」
と神様に謝っていました。

友人の孝太郎の実家は神社で、
将来は実家を継ぐために
今は他所の神社で修行中なのです。

良彦の方はというと、

野球で実業団に就職したけれど

膝の故障で引退を余儀なくされ、

会社も辞めてしまいました。

今は自分にできそうな仕事を探しつつ

バイトをしています。

そんなある日のこと、

街中で苦しそうにしている

おじいさんを見つけました。

なんだか喉に何か詰まっているみたいだな!

背中を思いきり叩いて、

喉に詰まらせた餅を吐き出させると、

息を吹き返したおじいさんが

「おまえさんのおかげで助かったよ。

ありがとう。

ポックリ逝くとこだったわい。

敏益はいい孫をもったな」

そう言いながら

良彦に本のような物を渡してきました。

「今日はおまえさんに用があったんじゃ。
敏益から預かったんだが、
結局孫のおまえさんに渡すことで
総意となった」
「後のことは狐に聞いてくれ」
おじいさんはそう言うと
かき消すように消えてしまいました。

亡くなった良彦のおじいさん(敏益)の

知り合いだと言う

不思議なおじいさんから渡された

本のようなものには

何だか読めない漢字が書いてあり、

最後のページに『方位神』と書いてありした。

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2話

 「孝太郎、これ何かわかるかぁ?」
神職である孝太郎ならわかるかと思い、
不思議なおじいさんから貰った
本みたいなものを見せました。
「う~ん、御朱印帳に似てるけど
ちがうなぁ・・・
最後に書いてあるのなんか
朱印も押してないし。
おじいさんの知り合いがくれたのなら
形見として持ってれば?」
そう言いながら、
方位神だったらこの神社にもある
と、教えてくれました。
良彦の祖父が亡くなったのは去年の夏、
良彦が膝を壊して間もなくのことでした。
意識が戻らないまま、
まだ残暑のきびしい9月に
逝ってしまいました。
 『あれほど神様に祈ったり、
願ったりしたのは初めてだった・・・』
祖父の死を境に
良彦の心はぽっきりと
折れてしまったのでした。
教えられたとおりに方位神へ行くと
突然、背後から声がしました。
「お前が御用人か」
振り返ると、
社の上から金色の狐が鋭い目つきで
良彦を見下ろしていました。
「宣之言書(のりとごとのしょ)を
持っているのなら、
役目を果たしにきたのであろう?
代理だがな!」
不思議なおじいさんから渡された
本みたいな物は「宣之言書」という名でした。
そこに浮き出た神名に従って社を訪ね、
そこに坐す神の御用を聞くという
役目を担うのだそうです。
昔は、人々の信心パワーで
神の力も強かったけれど
今では信心の心を持つ人も少なくなり
神のパワーも減ってしまったのです。
その減ってしまったパワーを
補うために御用人がいるのです。
つまり神様の御用聞きですね。
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信心深かった良彦の祖父の敏益は

「神の御用人」

として北から南まで
神のために奔走していたのだと

狐から聞かされました。
しかし、敏益亡きあと
その任を継げる人材はなかなか見つからず、
とりあえず孫の良彦を代理にしたのでした。
だから本命の御用人が見つかれば、
代理の御用人は解放されるということです。
 ところでこの偉そうに説明してくれる狐は、
その毛色から他の神々から
「黄金(こがね)」と呼ばれている
【方角を司る方位神】なのだそうです。
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そこでまずは『方位神』の御用です。

3話

黄金が孝太郎のことを

「清濁を併せて呑む面白いやつだ」

と褒めるので、

「孝太郎が気に入ったのなら

あいつに頼めばどうですかー」

と、ちょっとすねて言うと、

「あの者では意味がない」

と黄金は言いました。

良彦が代理に選ばれたのには

敏益の孫以外にもいろいろと

理由があるみたいです。

ちょうど一年前に

良彦が自分のことは何も望まず、

祖父が意識を回復し

元に戻ることだけを

密かに、この大天宮に祈願し、

その願いもむなしく祖父は

他界してしまいました。

そして昨日・・・

「あの時は勝手なお願いをして

すみませんでした」

と謝罪していたことが

殊勝であると認められたというのです。

ところで、

方位神である黄金の御用はというと

「人々が再び神祭に目覚め、

神に畏怖と敬意を持つように

計らってもらいたい!」

あまりにも壮大なモノだったので

断ろうとして、ふと見ると賽銭箱の下に

観光案内が隠されていました。

そこには都路里にたくさん肉球のマークが!

かっこいいことを言ってるけど、

「実は抹茶パフェが食べたいのではないか?」

と指摘すると、

突然「宣之言書」が光ったのです。

それは天の大神様の了承のしるし。

どんなにジタバタしたって遅かりし~です。

カッコいいこと言ってても

黄金の本心は

現実の欲望が優先事項だったようですね。

目の前に抹茶パフェを置かれて、

嬉しいくせに突っぱねようとする

ツンデレの黄金は、

良彦にパフェを鼻先にさし出されて

思わず喰いつき、そのあまりの美味しさに

うっとりとなるのでした。

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その夜、なぜか黄金は良彦の家で

くつろいでいました。

良彦が御用の任をやり直すまで

このままついてまわるのだと言ってます。

パフェは本命だったけど、

黄金のプライドの方は

『人々が再び神祭に目覚め、

神に畏怖と敬意を持つように

計らってもらいたい』

だったみたいですね。

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4話

ある日、良彦と黄金は電車に乗っていました。

次の目的地は葛城の「一言主神社」です。

「一言主神社」まで行くには、

電車とバスを乗り継がなければならず、

かなりな遠出のようですね。

バスに揺られながら、良彦は

少し前に孝太郎とケンカしたことを

思い出していました。

孝太郎にしてみれば、

いつまでも就職先が決まらない良彦を

心配しての苦言なのですが、

良彦から見れば、

実家を継ぐという

生まれた時から約束された将来がある彼の

言葉が突き刺さってくるのです。

つい、「孝太郎にはわからねーよ!」

と怒鳴ってしまいました。

「一言主大神」とは、

その昔 多くの民を処刑して

大悪天皇とも呼ばれた”第12代雄略天皇”をも

跪かせたという力のある神さまです。

参道を上がっていくと

迎えに現れたのは一言主大神の眷属の

お杏(おきょう)と名乗る美女で、

神社の境内にある銀杏の精霊した。

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5話

「我が主、一言主を救って下さいませ」

お杏が懇願する主・一言主大神は

神様なのにパソコンゲームに

はまりまくっている少年でした。

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神社に詣でる人々の願いを聞き、

湧き出る泉のように励ましの言葉を

みんなにかけ続けていた一言主大神が、

ある大きな悩みを抱えてしまい、

引きこもりになってしまったのでした。

本殿の奥のこもり、

パソコンゲームに夢中になる

神様の悩みとは・・・

良彦もゲームは好きなので、

一緒にやりはじめてしまう始末でしたが・・

その時、祭壇に飾られた鏡に

1人の少女が映りました。

けれども

一言主は気づかない顔をしています。

一言主大神はこの地で生まれた少女の、

その成長をずっと見守っていました。

彼女に好きな人ができて

彼とのことを祈るようになったので

陰ながら応援もしていました。

でもその思いは叶いませんでした。

大雨の中、

泣きながら神前に現れた少女は

祈ることもなく、誰のことも責めません。

「ひとつだけ願いを叶える一言さん」

と言われながら彼女の願いを

叶えることもできず、

一言の言葉もかけられなかったのです。

それから一言主は本殿に引きこもり

ゲームをしています。

良彦は一言主とゲームをしながら、

大学時代に孝太郎とふたりで

ゲームをよくやっていたことを

思い出していました。

ついこの間、

些細なことで気まずくなった

大切な友達の孝太郎と

ケンカしてしまったことを

本当は後悔しているのです。

一言主大神の悩みと、

良彦の悩みはどうやって解決するのか、

以下は次巻のお楽しみです。

書籍情報

感想

神様が題材の物語ってけっこうありますが、

こんな風に神様自体が人間の不信心のせいで

パワーを無くしてしまうということは、

マジでありそうなのでおもしろいですね。

そのパワーダウンした神様の御用を聞くという

設定がすてきです!

たしかに信者がたくさんいて

毎日お参りする人がたくさんいるところは

ご利益もありそうですね。

逆にすたれてしまった神社は

神様も力が落ちてしまい、

どこかへいってしまうかも。

これから良彦と黄金の旅は

どういう展開になっていくのか

先が楽しみですね。

原作の文庫本も読んでみたいです。

2巻発売日予想

1巻の収録分は5話分ですが、

2015年10月からの不定期連載のようです。

2巻の発売日の予想は

収録ページ数が溜まり次第ということで、

まだ未定です。

発売日予想はわかり次第、

更新していきたいと思います。

【神様の御用人】2巻は2017年4月1日に発売されました(追記・・2017.4.1)

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まとめ

今回の記事は、

・【神様の御用人】1巻のあらすじと感想
・2巻発売日予想

以上について紹介してみました。

コミックスで初めて読みましたが、

原作の方もぜひ読んでみたいと思います。

2巻が出るのが楽しみですね!

ではでは(^0^)/

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