お元気ですか?うめきちです(^0^)
NHK 放送90年大河ファンダジー【精霊の守り人】シーズン1第3話目「冬ごもりの誓い」が2016年4月2日に放送されました。
チャグムに宿った卵の正体がわかり、物語はいよいよクライマックスに向かって突き進みます。
チャグムを守るため、山奥の洞窟(狩穴)でバルサとタンダ、トロガイ師は冬の間、暮らします。
チャグムが安心して穏やかに過ごせたほんのつかの間の時間でした。
今回の記事は、【精霊の守り人】シーズン1第3話目 冬ごもりの誓い のあらすじと感想を紹介したいと思います。
(※なお、ネタバレのため、結末を知りたくない方はご注意くださいね!)
精霊の守り人3話目冬ごもりの誓いあらすじ
「チャグム王子に宿ったものが、この国に現れた渇きの相、旱魃からこの国を救うものであるならば・・・
本当に神に選ばれし者は・・守らなければならないのはチャグム王子です」と。』
神に選ばれし者であるなら、そもそもなぜ、始めにチャグムは穢れた者とされたのでしょうか?
・ナナイの残した秘文に建国神話に関わる重大な何かが隠されている
ところで、秘倉に閉じ込められてしまったシュガは新ヨゴ国の建国にまつわる秘密にどこまで迫ることができるのでしょうか?
シュガの発見次第でチャグムの運命は大きく変わっていくような気がします。
1.)ナユグ
青霧山脈の険しい山道をチャグムとバルサ、タンダとトロガイ師は登って行きました。
やっとたどり着いた小さな洞窟、そこはタンダがいつも修行のためにこもっている 狩穴 でした。
チャグムはトロガイ師に「あなたは私の中身が見えるのか?」と、尋ねると
「ニュンガ・ロ・イムの卵のことかい。青白くて小さくて懸命に生きようとしているよ。あんたはもともと、ナユグを感じる力があるんだね。あんたはナユグに選ばれたんだ。それはあんたのせいではないがね」
やがて、タンダとトロガイ師はラルンガの事を調べるために山を下り、狩穴ではチャグムとバルサが二人きりで暮らすことになりました。
ある日、チャグムは狩穴の外にいたとき、辺りがまるで、明暗を反転したかのような景色に変わり、黒い影が地面から立ち上がったように見えて悲鳴をあげました。
狩穴から飛び出してきたバルサも煙のように見えて恐怖に駈られ暴れまわりました。
「チャグム! 」
バルサの声にはっと我に帰ったチャグムは煙に見えたのはバルサだと気づたのでした。
チャグムはだんだんとナユグの世界に引っ張られるようになっていくのでした。
2.)バルサの生い立ち
狩穴の囲炉裏で魚を焼きながらバルサは静かに語り出しました。
バルサはカンバル王に仕える医術師でしたが、王の弟ログサムから王を毒殺するように命じられます。
バルサの母は1年前に亡くなっていたので、たった一人の家族であるバルサを殺すと脅されれば従うより他にありません。
しかし、たとえ命令に従って王を亡き者にしたとしても、ログサムは秘密を知っている父を生かしておくはずがありません。幼いバルサも殺されるのはわかっていました。
だからこそ親友のジグロに頼ったのでした。
ジグロは王宮の武術指南役として仕え、王の槍と呼ばれるカンバル最強の武人のひとりでした。
とは言え、ジグロにしてみれば、その地位や家族、国さえも捨てることになるのです。
それどころか一生、ログサムから追われる身となってしまうのはわかっていました。
しかし、ジグロは親友の頼みを受け入れ、6歳のバルサを連れてカンバルから新ヨゴ国へと逃げて来たのでした。
やがて、本当のことを知ったバルサはジグロから武術を習うようになったのです。
ジグロはバルサを守りなが15年間に8人の仲間を殺しました。
そして、力尽きたように病に倒れ、亡くなったのでした。
ジグロが亡くなる時にバルサは誓いました。
「父さんの罪は私が背負うよ。私が8人の命を救うから安心して」
すると、ジグロは
「俺はお前と旅をして楽しかった。お前の成長がうれしかった。幸せだったよ」
と。
静かに聞いていたチャグムは
「そうか・・それであの時バルサは、川に落ちた私を助けてくれたのだな」
「バルサ、私にも武術を教えてくれ。私を逃がしてくれた母のためにも私は生きたいのだ!」
「私に槍を教えてください!」
3.)皇太子の病とナナイの秘文
ガカイは秘倉に閉じ込められたシュガに石板に描かれている秘密を明かせば、水や食べ物と引き換えにすると提案しました。
それにより、チャグムが青霧山脈に向かっていることを知ると、すぐに聖導師に報告し、
「なぜあのような手記を調べさせるのですか?あれはこの国の建国神話を覆し、王の威信にかかわることばかりです」
と尋ねると、聖導師は
「今はチャグム王子をお救いする事が第一なのだ。」
と、答えるだけでした。
その頃、一ノ宮では皇太子サグムが体調を崩し、死の床に伏していました。
王は聖導師にチャグム王子を連れ戻すように命じるのでした。
そして、それとは別にジンにはチャグムの暗殺を命じていました。
4.)シグ・サルアの花
春になり、チャグムたちはは狩穴を出て、卵の導くままに歩き出しました。
青弓川を遡り、青池にたどり着くとそこには一面にシグ・サルアの花が咲いていました。
チャグムはいけに入り、シグ・サルアの花の蜜を飲んでいました。
この蜜がニュンガ・ロ・イムの成長を促すようです。
すると、そこに突然。ジンが襲いかかってきました。
激しい攻防を繰り返しながら、バルサはラルンガの気配を感じました。
「みんな、早く木に登れ!ラルンガだ!」
その時、チャグムの身体が青く光り出し、バルサの腕をするりと抜けるとまるで猿のように森の奥へと行ってしまいました。
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感想
バルサの生い立ちには驚きましたね。
究極の選択を迫られたジグロの気持ちはいかばかりかですね~
それでも親友の願いを聞いて茨野道を選んだジグロの男気には脱帽です。
きっと二人は旅をしながら親子のような家族愛を育んでいったのでしょうね。
マジいい男ですね~シブいし♡
それにしても、帝の考えていることは理解に苦しみます。
一体全体チャグムをどうしたいんでしょうか?
まるで、チャグムが「妖精の守り人」になったことに嫉妬しているように思えるんですが・・・
しかし、皇太子が危篤の今、チャグムまで亡き者にしてしまっては新ヨゴ国の後継者はどうするつもりなのかしら?やっぱり帝は頭がおかしいのかもしれません。
ここでもう一人、聖導師も何を考えているのか、何か企みがあるような気がするのですが・・・気のせいでしょうか。
バルサがチャグムの手のアカギレに薬を塗ってあげてるところがまるで親子のようですね。
バルサがお母さんみたいです。
タンダと3人で親子として暮らせたらチャグムは普通の幸せを知ることができたのだろうと思います。
でももう子供のチャグムではありません。
一人前の男になるのもじきのことですね。
チャグムの身体の中のニュンガ・ロ・イムの卵もずいぶん成長してきたみたいで生まれてくるのももうすぐみたいです。
どんなものがでてくるのか、楽しみのようなちょっと恐いような・・ですね。
来週の最終話がドキドキです。
まとめ
今回の記事は、【精霊の守り人】シーズン1第3話目 冬ごもりの誓い のあらすじと感想を紹介してみました。
いよいよ次回はクライマックス、どんな結末が待っているのでしょうか!
ニュンガ・ロ・イムの卵が生まれたら世界はチャグムはどうなるのか、バルサや新ヨゴ国はどうなってしまうのか!
ドキドキしますね。
ではでは(^0^)/