お元気ですか?うめきちです(^0^)
ヤマザキコレ先生の【フラウ・ファウスト】5巻が2018年3月7日に発売されました。
悪魔メフィストフェレスとぱっと見は少年のヨハンナのダークなダークなファンタジー、
ついに最終巻です!
オルガとイーノーに捕らえられて瀕死の重傷を負ったヨハンナは、隠されたメフィストフェレスの頭部を取り戻すことができるのでしょうか!
※5巻特装版には書き下ろし小説がついています。
と言うことで、今回の記事は
【フラウ・ファウスト】5巻特装版
- 最終巻の見どころと感想
- あらすじ
- 5巻特装版・初書き下ろし小説の内容は?
- まとめ
以上の紹介をしたいと思います。
(※なお、ネタバレのため、結末を知りたくない方はご注意くださいね!)
【フラウ・ファウスト】5巻特装版
最終巻の見どころと感想
バラバラにされたメフィストの体を集める旅はついに終盤に向かいます。
頭部を奪還するために悪魔イーノーやオルガの魔の手をすり抜けて大鐘楼に吊るされた頭の
とこまでたどり着いたヨハンナですが、彼女がその頭を殴りつけるのは周りで見ていた者も亜然です。
マリオンの
「本当に殴る気だったんだヨハンナ・・・」
というつぶやきに爆笑でした。
そしてラストでメフィストにキスして「愛していたよ・・・」と言いながら死んでいく場面では泣けました。
まさかヨハンナの死が、ドラキュラみたいにチリになってしまうとは思いませんでした。
このシーンはけっこうショックですね。
腕に抱えたヨハンナが砂塵になっていくのをメフィストはどう感じていたのでしょうか。
それにしてもヨハンナが消えていくのをなすすべもなく見ていたニコがメフィストに
「おまえはいつも私からお母さまを取り上げる・・!!」
という叫び声が辛かったです。
でも特装の描きおろし小説で救われるので、特装版で購入することをおススメしたいです!
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あらすじ
第16話 明星に動くものたち
アイアン・メイデンの中ではなく、なぜか洗濯場の石の床の上で目ざめたヨハンナは傷の痛みと共にさらに小さくなってしまった体を感じて、もうあまり時間が残されていないと思うのでした。
そして偶然にもここでジェラルドたちから逃げ出したヴィートと出会いました。
ヨハンナが探すメフィストフェレスの体はあと頭部と左腕を残すのみとなり、この聖都の大鐘楼に隠されている頭部の奪還に向かうのでした。
一方、仮の体を作ってもらったニコは、自分に何ができるのか悩んでいるマリオンを抱きしめて、
「ただただ全力で賭けに勝つために行動すればよろしい」
そう言いいながらなぐさめるのでした。
扉の向こうでその会話をロレンツォが聞いていました。
サラはヨハンナを救うためにアスに契約を持ちかけました。
第17話 黄泉路の先
アスは『隙間の通り道』を開いて、マリオンとニコ、ロレンツォとヴァーグナーの2匹の猫をヨハンナの所へ急がせてくれました。
その頃、ヨハンナとヴィートは地下水道を大聖堂に向かって歩いています。
しかし追ってきたジェラルドとルチアーナに見つかってしまい、危ういところで突然のマリオンたちの出現に助けられました。
ヨハンナとマリオン、ヴィートを先に行かせてロレンツォはかつて師匠であったジェラルドと戦い、ニコはルチアーナを押さえこんでいます。
ところがニコがルチアーナに刺されてしまたのです。
第18話 100年の果て
オルガは子供の頃、兄たちに女だから家を継ぐことはできないとバカにされたのが悔しくて、
一人で大鐘楼に吊るされた悪魔の頭を見にいきました。
そして恐怖で逃げ出してしまった自分をそのプライドが許さず、自らを悪魔より恐ろしい異端審問官へと作り上げたのでした。
死闘の末ジェラルドを倒したロレンツォは、倒れているニコをヴァーグナーが猫の体を使って遠隔操作で施術しているのをみて驚きました。
キズを塞いでもらったニコはロレンツォに抱えられてヨハンナたちを追いかけて行くのでした。
先に行ったヨハンナたちは大鐘楼に入る方法を考えていました。
すると彼らについてきたもう1匹の猫がヴァーグナーの声で
「ド派手に打ち合げましょう」
そう言うなり巨大化した猫は、彼らを背に乗せて地下水道から飛び出して、
そのまま猫のジャンプ力で鐘楼の壁を登って行ました。
鐘楼の上に着いたヨハンナとマリオンを待っていたのはイーノーでした。
イーノーが後ろから襲いかかろうとしたその刹那、メフィストのタックルで辛くも助かった二人を次に待ちかまえていたのはオルガです。
マリオンに邪魔されてヨハンナを捕えることができないオルガはアナスタシアに
「ヨハンナをを止めなさい」
と命じますが、アナスタシアは従いません。
「もうあなたの命令に中で過ごすのはいやです・・・!」
ヨハンナは鐘楼の上に吊るされた悪魔の頭を抱きしめてつぶやきました。
「私の勝ちだ!メフィスト」
最終話 おとぎ話の先
100年ぶりに体に戻ったメフィストの首が嬉しそうにヨハンナを抱いて
「さあ行こう」
と言うとイーノーが、ヨハンナを捕まえるという契約だから一緒について行くと言い出しました。
そこでメフィストはイーノーの契約者であるアナスタシアを殺そうとしました。
しかしアナスタシアは咄嗟に飛び出したオルガに庇われ、オルガが倒れるとマリオンが!
イラついたメフィストはマリオンもろともアナスタシアを殺してしまおうしたのです。
ところがメフィストの振り下ろした爪はマリオンを庇ったヨハンナを切り裂いたのでした。
胴で上下に切断されてしまったヨハンナは夢の中でメフィストに
「おまえを愛していたよ」と告げていました。
口に出して言おうとするとメフィストが
「それを言うな」
と言うので、その首を引っ張って血まみれの唇でキスをして
「ざまあみろ!今度はお前の番だ」
そう言いながらザーっという音と共に砂となって散ってしまいました。
その事件の後、アナスタシアは大教主の仕事を全うし、コロレンツォはニコと一緒に孤児院へ、マリオンは代筆屋をやりながら各地を旅しています。
一人になってしまったメフィストは、
ヨハンナのいなくなってしまった世界を
彼女を求めて彷徨うのでした。
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5巻特装版書き下ろし小説の内容は?
5巻特装版・初書き下ろし小説「きみのいない路」は、
ヨハンナがいなくなったあと一人で各地を旅をするマリオンが、旅の途中で立ち寄った懐かしい人々との会話や手紙をやり取りしている様子をオムニバスに描いています。
大人になって背が伸びて、でも相変わらず優し気なマリオンが目に浮かぶようですね。
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まとめ
今回の記事は
【フラウ・ファウスト】5巻特装版
- 最終巻の見どころと感想
- あらすじ
- 5巻特装版・初書き下ろし小説の内容は?
以上の紹介でした。
怒濤のラストでした。
こういう終わり方になるとは思っていなかったのでしばらくショックが抜けませんでした。
いつかメフィストのスピンオフとか読んでみたいですね~。
ではでは(^0^)/
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