「魔法にかかった新学期」1巻ネタバレ感想 動く埴輪と霊感・2巻発売日予想

     

2017-11-02_202533

お元気ですか?うめきちです(^o^)/

スケールの大きなミステリーやオカルト的な作品で知られているひかわきょうこ先生の最新作「魔法にかかった新学期」1巻が2017年11月2日に発売されました。

12年ぶりの新作、しかも『恋と冒険のハイスクールファンタジー!』というあおり文句には否応なく期待が高まってしますね!

しかもひかわきょうこ先生の作品とあればなおさらワクワクが止まりません!!

高3の春、新居に引っ越しした琴美は転入先の三葉高校(さんようこうこう)で幼なじみで今は先生のまーくん、同級生3人と共に突然奇妙な空間に閉じ込められてしまいます。

今回の記事は

  • 「魔法にかかった新学期」1巻のあらすじ感想
  • 「魔法にかかった新学期」2巻の発売日予想
  • まとめ

以上の紹介をしたいと思います。

(※なお、ネタバレを含みますので、結末を知りたくない方はご注意くださいね!)

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「魔法にかかった新学期」1巻のあらすじ感想

あらすじ

”一ノ宮琴美(いちのみやことみ)”が高3の春、父親の転勤で引っ越した先は昔から「良くない土地」といわれる一帯でした。

家族そろって霊感がある琴美は、コンビニへの道筋でなんだかヤバい気がする道に差しかかり、別のルートを選びました。

その時、その道を通りかかった”阿雲雅己(あぐもまさき)”はこの4月から三葉高校の教師になる予定の人です。

一方、コンビニで買い物をしていた琴美は見知らぬカップルに意地悪をされますが、偶然それを見ていたのは”宇野隆介(うのりゅうすけ)”、”押方咲良(おしかたさくら)”でした。

琴美はコンビニからの帰り道の道路の向こう側でガチャガチャを買っている、幼なじみのまーくんにそっくりな男性を見かけたのです。

もしや本物かもと思って後をつけると彼はバスに乗って行ってしまうのですが、そのバスを追いかけて乗りこんだのは三葉高校の「とにかく明るいオカルト研究部」部長の”円城護(えんじょうまもる)”でした。

琴美はまーくん?が買っていたガチャガチャの中にあった埴輪のガチャが面白そうなので買ってみたのですが、出てきた埴輪はミニブックにも出ていない変な埴輪でしたが可愛いので良しとしました。

さていよいよ新学期が始まり、琴美が転入した高校で偶然にも同じクラスになった”宇野隆介”、”押方咲良”、”円城護”はどういうわけか、琴美と席が前後左右で並んでいたのです。

そしてまーくんではないかと思っていた男性が新任教師の阿雲雅己だったのです。

でも彼は名前こそ同じ”雅己”ですが、名字は違っていました。

琴美はなんとか確認しようと思うのでした。

★後でわかりましたが、雅己は高1の時に母親を事故で亡くしておじさんの養子になっていました。

そんなある日、事件は起こりました。

放課後、帰り支度をしていた琴美はなぜかカバンの中に埴輪が入っているのに気がつきました。

その埴輪をみた咲良が「それ自分も持ってるよ、家に置いてきたけど」

けれども咲良の埴輪もなぜか、カバンのポケットにはいっていて、隆介と護も埴輪を買っていて、なぜかカバンに入っていました。

その時、1年5組の教室では数人の生徒がコックリさんをやろうとしていたのです。

クラスメイトの吉田亜紀が止めようとすると、生徒たちの様子が突然変貌しました。

異変を感じた彼女は急いでオカルト研究部の部長である護のとこへ助けを求めて来たので、護は取りあえず彼女に担任に報告するように指示して、自分たちは1年5組へ向かいました。

一方、職員室で同僚の先生に埴輪を見せていた阿雲雅己は、吉田から連絡を受けて急いで1年5組へ向かったのですが、その途中、教室から化け物が次々と飛び出してくるのを見たのです。

教室では1年の生徒たちが倒れていて、「コックリさん」は呼び出した霊に帰ってもらわないまま途中で中断しています。

そのまま放置されたコックリさんの紙はひらりとどこかへ飛んで行ってしました。

「おい!」

琴美たちがどうしたものかと困っていたところに雅己が飛び込んできました。

ついにここに5人が揃い、埴輪もいよいよ発動することに!

ガチャガチャで買ったただの玩具のはずの埴輪にはそれぞれ違う「ヲシテ文字」という古代の神代文字が刻まれていて、自分の意志で動くことができるのです。

5人がふと気づくと、周りには彼ら以外誰もいなくなっていました。

そしてどういうわけか、開いているはずの窓も玄関ドアも見えない壁のようなもので塞がれて外に出ることができません。

雅己は廊下で見たやつらの気配を感じていました。

そんな雅己の様子にかつてのまーくんを思い出した琴美がふと漏らした、

「お化け、何か言ってるんですか?」

「・・・琴ちゃん?」

二人はやっとお互いの存在を認識したのです。

★良かったね~(*´▽`*)

『出せ・・ここから出せ』

階段の上の窓に貼り付いていた、コックリさんの紙に閉じ込められた低級霊は恐ろしい姿に変化して、5人の方へ向かっていました。

廊下の向こうに嫌な気配を感じた琴美たちは、同時に手の中に埴輪がもぐり込んでくるのを感じて驚きますが、今はそれどころではありません。

すると雅己のポケットの埴輪が彼の胸をぱふぱふ叩いて図書室へ入れと合図しています。

間一髪、図書室に逃げこんだ5人は埴輪が何かを必死に伝えようとしていることに気づきました。

どうやら咲良に図書室を結界で囲むイメージをしろと言っているようです。

そして5人の持っている埴輪に刻まれたヲシテ文字には別々の意味と力があったのです。

咲良の埴輪は閉じるという力でした。

咲良がなんとか図書室を結界で囲んだ後で、改めて考えてみるとこの埴輪たちは何かの目的で5人の元に送られてきたとしか考えようがないようです。

それぞれの埴輪のヲシテ文字を整理するとこうなります。

  • 雅己「(空)あ」➜開ける・中心・始まり
  • 琴美「(風)カセ」➜時間の流れ・空間の広がり
  • 隆介「(火)ホ」➜循環する熱くて尽きないエネルギー
  • 護「(水)ミツ」➜川のように四方八方に流れて移動する・変化
  • 咲良「(地)ハニ」➜四角で囲む・閉じる。固まる・止まる

つまり「空」「風」「火」「水」「地」という「五輪」と同じことで宇宙を構成している要素だそうです。

★壮大な話ですね~!!

埴輪たちを区別するためにヲシテ文字の現代読みで名前をつけてみました。

  • 雅己➜あーちゃん
  • 琴美➜いーちゃん
  • 隆介➜うーちゃん
  • 護➜えーちゃん
  • 咲良➜おーちゃん

取りあえずは図書室に来た当初の目的であったヲシテ文字を調べてお互いの意志の疎通を図ることにしようと決まりました。

しかし時刻はすでに夕方・・・日が暮れてきています。

廊下では化け物の蠢き方が活発になって来ていました。

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感想

すごく続きが気になるところで”~続く~”になってしまいました!

今回の作品はオカルト系ということで、霊感や幽霊、化け物がたっぷり出て来そうでワクワクします。

ひかわきょうこ先生ですから、単に異空間を脱出するだけでは終わらないのは確かですよね!

異空間に閉じ込められた5人と動く埴輪の運命は果たしてどうなるのか、この先に何が待っているのか、どんな展開になっていくのか期待でドキドキです。

それにしても埴輪がかわい過ぎですよね(≧◇≦)

「てへっ」には吹いてしまいました!

ちなみに「新学期・・」というタイトルから、1学期の間に起こった奇妙な出来事による冒険譚なんでしょうが、その4ヶ月の間に琴美はどの男子との間にラブが芽生えるのでしょうか?

私としてはできればまーくんだといいと思いますが、『先生!』♡になっちゃうとまずいですかね(笑)

✒詳しくはこちらもご覧ください↓

「魔法にかかった新学期」2巻の発売日予想

「魔法にかかった新学期」2巻の発売日は、巻末の次巻予告で2018年秋頃と記載されていました。

9月~10月くらいでしょうか?

また新しい情報が入り次第更新していきたいと思います。

もう少しだけ待っていてくださいね(^_-)-☆

まとめ

今回の記事は

  • 「魔法にかかった新学期」1巻のあらすじ感想
  • 「魔法にかかった新学期」2巻の発売日予想
  • まとめ

以上の紹介でした。

すごく「物語の序盤だよ~ん!」て感じです。

この先長い冒険になるのかもしれませんね。

ではでは(^0^)/

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