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お元気ですか?うめきちです(^o^)/
新潮社のBUNCHコミックスから2020年2月7日に磯見仁月先生の「傾国の仕立て屋ローズ・ベルタン」2巻が出版されました。
かの有名なマリー・アントワネットの寵愛を受け、ファッションデザイナーの祖となった実在の人物ローズ・ベルタンの野心が服飾に革命を起こし、同時に激動の時代も革命へと向かって大きな流れとなっていく波乱の物語です。
- 「女神の凱旋風」と題された輝くような花嫁衣装を手がけたベルタン。
- しかしそのドレスが完成するまでにとんでもない邪魔が!
- 花婿となる大貴族シャルトル公爵に口説かれるベルタンは・・・!
そこで今回は「傾国の仕立て屋ローズベルタン」2巻の紹介をしたいと思います。
「傾国の仕立て屋ローズベルタン」2巻
- あらすじと感想
- 3巻の発売日予想
- 「傾国の仕立て屋ローズベルタン」を無料で読む方法
- まとめ
(※なお、ネタバレを含みますので、結末を知りたくない方はご注意くださいね!)
「傾国の仕立て屋ローズベルタン」2巻
あらすじと感想
6針目 トレ・ガラン
トレ・ガランで働くようになったベルタンは忙しく働き、ついにはトレ・ガランきってのお針子と言われるまでになったある日、トレ・ガランの経営者:マリー・カサリーヌ・ペクルール=通称”パジェル”に呼ばれてその執務室に行きました。
どんなにヘマをしても決して怒らないパジェルが「ご褒美を上げようと思って♡」とにこやかな表情で言ったのは・・・。
彼女がこんな顔をした後は決まって無理難題を言いつけられるのですが、この時もやはりとんでもない大きな仕事を課せられたのです。
それはルイ14世の曾孫にして亡きランバル公爵の妹・パンティエーヴェル嬢の花嫁衣装でした。
お相手は王太子の従兄弟に当たるシャルトル公爵です。
大貴族の結婚式といえば失敗は絶対に許されないたいへんな仕事ですが、成功すればベルタンはモード商として大きく飛躍するきっかけになります。
ベルタンは即答で受けますが、それを予想していたパジェルはもうすでに花婿と花嫁本人に来てもらっていたという周到さでした。
社交界でも名うての放蕩家として知られるシャルトル公爵のイケメンぶりに比べ、花嫁となるパンティエーヴェル嬢は濃い色の髪と目をした地味な15歳の女の子だったのです。
ベルタンらの目の前でも気にせず彼女への愛を囁き、美しい花嫁衣装を作ってくれというシャルトル公爵ですが、ベルタンが席を外すと追いかけてきてあろうことか口説いてきました。
7針目 女の幸せ
『ゲス野郎だ!』
そう思ってしまったベルタンは、彼を相手にせずサッとかわしましたが、それが大変な目に合わされる原因になってしまうのですが・・・。
一方、花嫁となるパンティエーヴェル嬢は自分の地味な容姿を悲観していて、パジェルに
「あなたのように美しく生まれたらどんなにか・・・」と言います。
しかしパジェルは言いました。
「ドレスは美しい者のためにあるのではなく、美しくなりたい者のためにあるのです」
『自分を好きになれば美しくなれる。そのためのモード商であり仕立て屋なのです』と。
ところがそんな中、とんでもない事実が発覚しました。
王族の花嫁衣装には絹の布地は絶対なのに、どの生地商も絹地はないと断られてしまうという事態に!!
8針目 同志
ベルダンたちはそれこそパリじゅうの生地商をしらみつぶしに当たりましたが、どこに行っても断られてしまうのです。
そしてそれを仕掛けてきたのは、結婚式の当人であるシャルトル公爵だったのです。
自分の誘いを断ったベルタンに仕返しをするために生地商に圧力をかけ、そのことを手紙に書いてバカにしてきたシャルトル公爵の仕打ちに猛烈に腹を立てたベルタンは、その鼻を明かすために奥の手を使うことに!
ベルタンの計略に乗ったレオナールは1週間後、自分のひいき筋ののランジャック侯爵夫人を介してべキューに手紙を出したのです。
9針目 鎧
それからしばらくたったある日のこと、シャルトル公爵はパンティエーヴェル嬢から『花嫁衣装ができましたのでご覧になりませんか』という手紙を受け取りました。
絹地はすべて自分が押さえてしまったから別の素材であつらえたのだろうと、ベルタンの泣き顔をバカにしてやるべく勇んでやってきたお披露目会場の修道院で、彼が目にしたのは、
「愛と美の女神の凱旋風」と名付けられた、銀糸混のタフタで作られた光り輝くドレスをまとう女神のごとく美しいパンティエーヴェル嬢だったのです。
教会の高い天井という特殊な構造によっ高所から降り注ぐ光の厳かさも、その高潔な美しさを際立たせるに効果を生み、感動したシャルトル公爵は地味だとバカにしていたパンティエーヴェル嬢の足下に跪いたのでした。
1769年4月5日に二人の結婚式が行われて花嫁のドレスの美しさが評判になるとともに、製作者のベルタンの名もますます評判に。
そしてベルタンの計略に一役買った、今はデュ・バリー伯爵夫人となったべキューが、
「ヴェルサイユで待っているわ」と告げるのでした。
10針目 道
結婚式の光輝くドレスが評判となってトレ・ガランとベルタンの評価はますます上がり、今や寝る暇もないほどの忙しさです。
そんな中、オーストリアから未来のフランス王妃となる姫君「マリー・アントワネット」がくるという情報とともに、ヴィラール公爵夫人が専属のモード商を探しているという話が舞い込んできました。
選ばれればベルサイユ行きです!
寝る暇もない忙しさの中、きっと自分が選ばれると確信を持っていたベルタンは、わざわざ訪ねてきたレオナールさえも「忙しいのよ」と無下な扱いをしてしまいます。
女優相手に髪結いをして向上心の無いレオナールのことを『才能の無駄遣い』とバカにしていました。
ところがそれから数日後の夜、彼女の帰りを待っていたレオナーㇽから信じられないことを聞かされたのです。
彼は明日パリを出て行くと言いました。その引っ越し先はベルサイユ!
そして王太子妃のモード商はベルタンではなく、老舗のフィリドール女史に決まったと!
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いよいよ歴史の歯車が動き出しましたね~。
ベルタンがベルサイユ入りするために、次はどんなチャンスを摑むのか!
そのためにどんなドレスを作るのか!!
3巻を早く見たいものですね。
それにしてもパンティエーヴェル嬢の花嫁衣装をカラーで見たかった~!!
光り輝く女神のドレスってどんなふうだったんでしょうねぇ(#^.^#)
そしてそのドレスを着たパンティエーヴェル嬢にコロッと参ってしまう放蕩者も(笑)です。
何だかんだ言っても単純な男だったんでしょうねwww
3巻の発売日予想
「傾国の仕立て屋ローズベルタン」3巻の発売日は、2020年夏という事で、7月~8月くらいと予想してみました。
また詳しい情報が入り次第更新していきたいと思います。
しばらくおまちくださいね!
※「傾国の仕立て屋ローズベルタン」3巻は2020年7月9日に発売されました。
関連記事:「ローズ・ベルタン」3巻ネタバレ感想 マリー・アントワネットの花嫁衣装
「傾国の仕立て屋ローズベルタン」を無料で読む方法
どうなるのかとドキドキしましたが、文章で読むより画があるほうが格段に面白いのは請け合いです!
☟詳しくはこちらをご覧くださいね☟
まとめ
今回は「傾国の仕立て屋ローズベルタン」2巻の紹介でした。
久々にドキドキするマンガでした。
早く続きが読みたいですね!
ではでは(^0^)/
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