「傾国の仕立て屋ローズ・ベルタン」5巻ネタバレ感想・MとF 運命の出会い

     

スクリーンショット 2021-07-07 194051引用元https://www.amazon.co.jp/

お元気ですか?うめきちです(^o^)/

新潮社のBUNCHコミックスから2021年7月8日に磯見仁月先生の「傾国の仕立て屋ローズ・ベルタン」5巻が出版されました。

かの有名なマリー・アントワネットの寵愛を受け、ファッションデザイナーの祖となった実在の人物ローズ・ベルタンの野心が服飾に革命を起こし、同時に激動の時代も革命へと向かって大きな流れとなっていく波乱の物語です。

  • 「オ・グラン・モゴル」という仕立て屋の店を構えたベルタン。
  • レオナールから『婦人の雑誌』を飾るデザインを依頼され、ベルタンは着実に出世コースを歩む。
  • 一方、仮面舞踏会に夢中になったアントワネットは、そこでフェルセンと運命の出会いをすることに。

そこで今回は「傾国の仕立て屋ローズベルタン」5巻の紹介をしたいと思います。

「傾国の仕立て屋ローズベルタン」5巻

  • まずは4巻のおさらいをどうぞ
  • あらすじと感想
  • 6巻の発売日予想
  • 「傾国の仕立て屋ローズベルタン」を無料で読む方法
  • まとめ

(※なお、ネタバレを含みますので、結末を知りたくない方はご注意くださいね!)

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「傾国の仕立て屋ローズベルタン」5巻

まずは4巻のおさらいをどうぞ

フランス王太子妃としてヴェルサイユでの生活を始めたアントワネットは、礼儀にうるさく、着替えも食事も衆目に晒される毎日に、不満を募らせてく。そんなアントワネットを国王ルイ16世の娘たちが唆し、不満の矛先が公妾デュ・バリー夫人へ向かう。王太子妃から公の場で1年以上も無視され続けるという状況。屈辱感に塗れる夫人にベルタンが提案したのは「挨拶をさせるドレス」・・・。
その真意とは!?

引用元https://www.amazon.co.jp/

  • 詳しくはこちらも御覧ください↓

「傾国の仕立て屋ローズ・ベルタン」4巻ネタバレ感想・挨拶させるドレス

あらすじと感想

21針目  髪型の神様

サン・トレノ通りのついに店を構えたベルタン!

店の名前は『オ・グラン・モゴル』といい、当時の一般的な店名は「森(ア・ラ・フォレ)」「小姓(オ・バージュ)」など控えめなものばかりの中で「オ・グラン・モゴル(ムガル帝国)」という何とも斬新な名前でした。

そしてその店名にふさわしく異国情緒豊かなインテリアや質の高い店員、たくさんの商品が並び、瞬くうちに大型人気店となったのです。

ある日、開店祝いに訪れたデュ・バリー夫人からレオナールが王太子妃付きの髪結いになったという情報がもたらされました。

彼は王太子のマリー・アントワネットに『彗星風髪型(ア・ラ・コメット)』というヘアスタイルを施したことで、今や宮廷では”髪型の神様(ル・デュー・ドゥ・ラコ・コワフュール)”と呼ばれるようになったと聞いたベルタンは、複雑な思いでレオナールからもらった指ぬきを見つめています。

そこへ訪ねてきたのがレオナールの弟のジャン・フランソワ・オーティエでした。

22針目 仮面舞踏会

宮廷や劇場の仕事に加えて美容学校の運営で超忙しい兄のレオナールに呼ばれて、他の兄弟や従兄弟と共に故郷のパミエから出てきたジャンは、レオナールからの『婦人の雑誌(ジュルナル・デ・タム)』の復刊を手伝ってほしいという依頼を持ってきたのです。

「成功すれば確実に王太子妃に近づけます」という言葉に動かされたベルタンは即答で受けることに。

場面は変わり、サルデーニャ王国から嫁いできたサヴォアの姫君たちの孤独を気の毒に思ったアントワネットは、王太子に提案して家族だけでの食事会を催していました。

王太子とは夫婦としてもすっかり打ち解けることができたアントワネットは、叔母たちの干渉も無くなり、パリ訪問で国民から熱狂的な大歓迎を受けた今、あとは子供を産むことだけだと幸せをかみしめていました。

そんな彼女が今一番夢中になっているのは、パリ・オペラ座で開催されている「仮面舞踏会」でした。

仮面で身分を隠して自由になれる仮面舞踏会で、ストレスを発散するかのように踊りまくっていたアントワネットの前に一人の青年が現れました。

その頃、ベルタンも『婦人の雑誌』を飾るデザインのアイデアを得るためにオペラ座の仮面舞踏会にきていたのですが・・・。

23針目 ケサコ

仮面舞踏会で『彗星風髪型』の情報を集めていたベルタンは、会場の一角で軽やかなダンスを踊る貴婦人と銀髪の青年のカップルに気づきます。

程なく貴婦人の方がお付きの者に呼ばれて帰ろうとすると、銀髪の青年が仮面を外して自分の名前を明かしました。

「私の名は、ハンス・アクセル・フォン・フェルセン!!」

スェーデンのフェルセン侯爵の長男で伯爵位をもつ陸軍元帥でした。

それからしばらくして、ランバル公妃のもとを訪れたベルタンは、今、宮廷では『ケサコ?』という言葉が流行っていると聞かされました。

「ケサコ?」というのは「セビリアの理髪師」のセリフの一つで「それは何?」という意味ですが、アントワネットがいたく気に入ってよく使うようになったことから宮廷では「ケサコ?」「ケサコ?」と盛り上がっているというのです。

数日後、『婦人の雑誌』のデザインための材料として大量の羽がオ・グラン・モゴルに持ち込まれました。

ベルタンはこの羽を使って「ケサコ?」風髪型をデザインし、デュ・バリー夫人の髪を結い上げて3本の大きなダチョウの羽を立てるという髪型を考えだしたのです。

この奇抜な髪型は瞬く間に大流行し、今やベルタンが”髪型の神様”だと評判になり、それを知ったレオナールは怒るどころか嬉しそうに大笑いしていました。

24針目 共闘

レオナールはベルタンの店にやってくると、シャルトル夫人とデュ・バリー夫人も呼び出して、復刊した『婦人の雑誌』が好評であることにお礼を言うとともに、次の戦略を提案してきました。

こういう流行は早いサイクルで仕掛ける方が得策だというのがレオナールの意見です。

そして今度はベルタンとレオナールの合作で、髪型はレオナールが、髪飾りはベルタンが作ることになり、最初のモデルはシャルトル夫人です。

さらに成功した暁にはベルタンを王太子妃付きのモード商に推薦してくれるようにと頼みました。

ベルタンが出世することによるそれぞれの利害の一致から、王太子妃マリー・アントワネットをターゲットにした計画は密かに進み始めたました。

一方、宮廷ではアントワネットの謁見相手として現れた人物はフェルセンだったのです。

25針目 サンティマン・プフ

半月後、レオナールは新たなデザインのために、『プフ』というものを髪型の中に仕込んで結い上げて高さを出して作られた髪型を”聳え立つ髪型(トゥール・シルエット)”とよぶのだと教えてくれました。

当時の髪結いはモード商と共に流行の両翼を担う存在で、レオナールは自分が一番の髪結だと見せつけたいと思っていたのです。

「決行はベルサイユで!」

ー1774年4月の宮廷舞踏会ー

レオナールが作った髪型、ベルタンが作った髪飾りとドレス、デュ・バリー夫人が仕込んだ魅力的な立ち居振る舞いで、”愛着風髪型(サンティマン・プフ)”を結い上げたエキセントリックなシャルトル夫人の登場です!

彼女の頭上には乳母に抱かれた息子の蝋人形ペットのオオム召使いの黒人少年C・P・Oのイニシャルまで飾られていました。

この髪型は貴婦人たちの感情を混ぜ込んだ小劇場となって一気に流行し、どのサロンでも評判となり、マリー・ジャンヌ・ベルタンの名前はやがてアントワネットにも知られることになるのでした。

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 ついに店を構えたベルタン!超忙しいレオナール!彼らに協力するデュ・バリー夫人とシャルトル夫人!
とうとうベルタンの名はアントワネットのところまで届きます。スゴイですね!!スピード出世です!!いやいやいや~この後の展開がますます気になりますね~(^^)
早く6巻が読みたいですってば!

6巻の発売日予想

「傾国の仕立て屋ローズベルタン」6巻は、2022年2月9日発売です!

関連記事:「傾国の仕立て屋ローズ・ベルタン」6巻ネタバレ感想 謁見

「傾国の仕立て屋ローズベルタン」を無料で読む方法

どうなるのかとドキドキしましたが、文章で読むより画があるほうが格段に面白いのは請け合いです!

☟詳しくはこちらをご覧くださいね☟

「傾国の仕立て屋ローズ・ベルタン」5巻を電子書籍で無料読みする方法
引用元 お元気ですか?うめきちです(^0^) 新潮社のBUNCHコミックスから2021年7月8日に磯見仁月先生の...

まとめ

今回は「傾国の仕立て屋ローズベルタン」5巻の紹介でした。

飛ぶ鳥を落とす勢いで進軍中のベルタンとレオナールですが、同時にフランス革命の日も近づきつつある中で今後の展開が気になりますね~。

ではでは\(^o^)/

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