超高額がん治療薬【オプジ-ボ】半額に!他国との比較&効果と副作用

     

2016-11-16_223700

引用元http://www.asahi.com

お元気ですか?うめきちです(^0^)

小野薬品工業KKのガン治療薬【オプジーボ(ニボルマブ)】が2年後の見直しを待たずに特例で『半額』という大幅な値下げをされることになりました。

ものすごく良く効く夢のガン治療薬と言われているクスリですが、スゴイ朗報ですね!

ガンの治療と言えば「お金がかかる」がまず頭に浮かびますよね。

入院や手術もさることながら、抗がん剤の費用がかかります。

貧乏人の私などは治療費のことを考えると、それだけで悪化しそうな気がします。

しかしながら、半額になるとはいっても他国に比べればまだまだかなりな高額な薬です。

そこで今回の記事は、

◆【オプジーボ】の値段を他国と比較してみた

◆効果や副作用は?

◆まとめ

以上について紹介をしていきたいと思います。

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【オプジーボ】の値段を他国と比較してみた

極めて良く効く抗がん剤【オプジーボ】は現在の日本では100mgで73万円という超高額です。

一人の患者が一年間使うと3500万円かかる計算です。

よほどの大金持ちでなければ払えません。

実は私の知り合いも一粒15000円という抗がん剤を使っていました。

薬だけで1ヶ月で100万円かかったそうです。

【2016年11月のオプシーボの価格】

・日本では100mgで73万円

・アメリカでは日本の半額の29.6万円

・イギリスでは14.4万円

という信じられない安さです。

その原因としては、オプジーボが承認されたのが日本が初めてで、比較する他国がまだなかったというのが高額な理由の一つです。

反対に後から承認した国は安い設定にできたのですね。

そしてまた、初めはオプジーボは悪性黒色腫(皮膚がん)の治療薬として開発されましたが、皮膚ガンはガンの中でも羅漢率が低くてクスリの需要が少ないので大量生産してもさばききれないという理由もありました。

(皮膚ガンの発症率はは胃ガンの10分の1以下です)

(※厚生労働相の諮問機関・中央社会保険医療協議会(中医協)は2016年11月16日の総会で小野薬品工業の「オプジーボ」の薬価を50%引き下げられることが決定し、2017年から20mg1瓶は15万200円から7万5100円に、100mg1瓶は72万9849円から36万4925円に、それぞれ引き下げられることになりました)

2017年2月1日より実施されます。

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効果や副作用は?

【効果】

オプジーボは当初は皮膚ガンのための抗生物質でしたが、のちに肺ガンに効果が認められ、さらに腎細胞ガンにも有効だということがわかりました。

ガン細胞は「自分は攻撃する必要のない細胞だ」とウソの信号を出してキラーT細胞の攻撃を避けて増殖します。

(キラーT細胞はガン細胞や細菌、ウイルスを破壊する働きをします)

オプジーボの働きは、キラーT細胞がこのウソの信号に惑わされることがなくなるようにすることです。

その結果、スゴイ効果が出るということなんですね!

【副作用】

良く効くということは当然、副作用もあります。

主な副作用は疲労・倦怠感・吐き気・かゆみ・食欲不振・下痢や発熱、甲状腺機能低下症などです。

しかしまれに免疫過剰になる危険性があり、間質性肺炎や重症筋無力症などを併発することも!

中には亡くなった事例も報告されているということです。

ガン患者さんにとって夢のようなクスリですが、すべて手放しで喜べるわけではないということです。

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まとめ

今回の記事は、

◆【オプシーボ】の値段を他国と比較してみた

◆効果や副作用は?

以上の紹介でした。

医学は日進月歩で進んでいますが、個人差によってはまだまだ未知数の部分が大きいということなんですね。

せめてできることだけでもと言うことで、普段の健康管理に気をつけようと思います。

ではでは(^0^)/

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