おげんきですか?うめきちです(^0^)
夢のガン治療薬『オプシード』に続き、米製薬大手メルク社製新型がん治療薬『キイトルーダ』が保険適用が出来るようになりました。
引用元http://www.okinawatimes.co.jp/
これは国内では2例目ということですが、がんの宣告を受けた患者さんには大変な朗報ですね!
とは言え、やっぱり気になるのはその効果や副作用、そして値段ではないでしょうか?
2月1日から保険適用になったオプシードの場合も100mg36万5000円とやはり高額でした。
そこで今回の記事は
- 新型がん治療薬「キイトルーダ」の保険適用はいつから?
- 「キイトルーダ」の値段は?
- 効果と副作用にも注目!
- まとめ
以上の紹介をしていきたいと思います。
新型がん治療薬「キイトルーダ」の保険適用はいつから?
新型がん治療薬「キイトルーダ」は2017年2月15日から保険が使えるようになります。
一部の皮膚がんと肺がんに対して保険が適用できます。
「キイトルーダ」の値段は?
キイトルーダは100mg41万円、1日当たりの薬価は3万9099円で年間では約1400万円になります。
オプシーボが患者さんの体重によって投与量が変わり、体重60kgの肺ガン患者さんでは年間約1700万円かかるのに比べ、キイトルーダは投与量が固定されているために年間1400万円となって300万円も安くなります。
安くなったと言ってもやっぱり高額なのにはちがいないですね。
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効果と副作用にも注目!
効果
キイトルーダもオプシーボと同じく、元々は肺ガンや皮膚がんやの一種の悪性黒色腫の治療薬として開発されましたが、その他のがんにも有効だと認められた新薬です。
がん細胞は「自分は安全な細胞だ」とウソの信号を出してキラーT細胞をごまかして増殖して成長していきます。
(キラーT細胞とはガン細胞や細菌、ウイルス等を攻撃し、破壊する役割を持っています)
キイトルーダはキラーT細胞がこのウソの信号に騙されないように阻害する効果があります。
キラーT細胞の仕事をやり易くしてくれるんですね。
キイトルーダによる治療を選択した場合、がん細胞の顕著な縮小効果が認められました。
【無増悪生存期間(病状が進行しない状態の期間)】
- オプシーボ・・・4.2か月
- 化学療法・・・5.9か月
- キイトルーダ・・・10.3か月
参考元https://answers.ten-navi.com/
キイトルーダはオプシーボや化学療法に比べてかなりの優越性を示しています。
これはがん患者さんの生存期間の延長を表す顕著な数字です。
患者さんの病状や体力によってはこの後、がん細胞の縮小化が進んで治癒へとむかうことも考えられるということなのだそうです。
副作用
がんに対する驚異的な効果があることはわかりましたが、強い薬には大きな副作用を伴うことも否定できません。
キイトルーダによる重大な副作用としては、劇症1型糖尿病を発症することが稀にあるということです。
劇症1型糖尿病というのは一般的な2型糖尿病のように長い時間をかけて発症していくのではなく、その名のとおりあっという間(1週間前後以内)に発症し、ケトアドーシスなどの急性合併症を発症します。
(※ケトアドーシスとはと糖尿病によるインスリンの欠乏のため、多尿・嘔吐・腹痛などの症状が現れ、進行すると昏睡や意識障害をきたします。時には命にかかわる場合もあります)
◆急な口の渇きや、多尿、全身の倦怠感など、体調の変化を感じたら糖尿病専門医による早急な対処が必要です。
この副作用については厚生労働省からも注意を呼びかけています。
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まとめ
今回の記事は
- 新型がん治療薬「キイトルーダ」の保険適用はいつから?
- 「キイトルーダ」の値段は?
- 効果と副作用にも注目!
以上の紹介でした。
医学は日進月歩で毎日のように新しい技術が開発されていくので、がんになったからと言って悲観する必要はありませんね。
でも、どんな新薬にも勝る薬は毎日のストレスを減らし、笑顔で過ごすことが一番なのだそうですよ。
現代のストレス社会ではなかなか難しいことですが、なるべく笑って暮らせるようにしたいものですね。
ではでは(^0^)/