「もののべ古書店怪奇譚」7巻ネタバレ感想・謎の教団「友隣会」と理弧様

     

2019-12-14_212142引用元https://www.amazon.co.jp/

おげんきですか?うめきちです(^o^)/

紺吉先生の「もののべ古書店怪奇譚」7巻がマックガーデンコミックスから2019年12月13日に発売されました。

『レトロ×怪奇×主従』猟奇的和風幻想譚と銘うたれた7巻、正太郎はますます闇の中へ!

  • 「不死の力を得られる」という噂の宗教団体「友隣会」
  • その陰には鬼がいるという情報で正太郎は雑誌記者・近藤と共に潜入調査をするが・・・。
  • シロに与えられた正太郎の力が発動する!

今回の記事は「もののべ古書店怪奇譚」7巻の紹介をしていきたいと思います。

「もののべ古書店怪奇譚」7巻

  • あらすじと感想
  • 「もののべ古書店怪奇譚」8巻の発売日予想
  • 「もののべ古書店怪奇譚」を無料試し読みする方法
  • まとめ

(※なお、ネタバレを含みますので、結末を知りたくない方はご注意くださいね!)

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「もののべ古書店怪奇譚」7巻

あらすじと感想

振興宗教団体「友隣会」

今回またもや近藤が「不死の力を得られる」という怪し気な噂の振興宗教団体「友隣会」とその教祖・理弧様という女の情報を仕入れてきました。

けれど正太郎は、近藤が正太郎に話すことを条件に誰かからネタをもらっているのではないかと疑ってもいました。

なので、

「今後一切お前の話は聞かない。と言っても勝手にしゃべるだろうからお前は店に出入り禁止にさせてもらう!」

すると慌てた近藤がようやく「千代田沙和子」という女記者の名を明かしたのです。

聞き覚えのない名前でしたが、”チヨダサワコ”の方は面識があるような言い方をしている以上、ここは知り合いのフリをすることにしました。

シロがマユとの壮絶な戦いのせいで深い眠りに入ってしまった今、正太郎はどうするべきか迷った末、この誘いに乗ることにしたのです。

ところでシロは、眠りに入る前に「お前には鬼を喰らう力を与えている」と謎めいた言葉を残していました。

正太郎と近藤の潜入調査

翌日、”チヨダ”から連絡があったという近藤は、いつもと違いいきなり今日から取材解禁と言われて今から例の宗教団体に向かうつもりだと言います。

妙に思った正太郎もその取材に同行することにしました。

「友隣会」というのは「理弧様」というものスゴイ神通力を持つ若い女教祖がお祓いで病気を治してくれると評判の新興宗教団体で、あっという間に信者が増えて今では宿舎まで用意して住まわせるほどの勢いです。

「友隣会」にのめり込んでしまった信者たちはみな一様に「教祖様に不死の力を与えてもらう」と言い、「不老不死の書」を見せてもらうことが最終的な願いです。

その一方で教団に不信を抱くものもいました。

正太郎に接触してきた神ジャガ助けてほしいと言うのです。

「ここから逃げ出したいが見張られている。でも本殿の裏の倉庫に抜け穴があるからそこから外へ出て助けを呼んできてほしい。ここから逃げ出したい人間もたくさんいる」と言うのです。

人気のないところでコッソリ話している正太郎たちを、何者かが天井裏からコッソリ見ていました。

ちなみに正太郎は「不死の書」は「鬼書」ではないかと思っているのですが・・・。

ともあれ、近藤は噂の真相を解明すべく記者使命に燃え、正太郎はその陰には鬼がいるのではと感じたのでした。

理弧様

新しい信者として「友隣会」に潜入した二人は、他の新入りたちと共に理弧様に紹介され、悩みや病を言い当てたりワザと腕を刃物で腕を切り裂いてあっという間に治してしまうという奇跡の力を見せられたのです。

理弧は信者たちを「おともだち」と呼び、彼らを言葉巧みに洗脳し、時には幹部が見せるパフォーマンスを、「不死の力」は本物だ!奇跡だ!と喜ぶ中、の中にいる正太郎を見た理弧は、彼にただならぬ気配を感じました。

「私たちの力を奪いに来たわるい神様」と言います。

シロの与えた力

理弧のそばには常に3人の幹部「相和」「武仁」「源清」がいましたが、ある時、相和が先走って勝手に正太郎を排除しようとして返り討ちに遭い、シロが正太郎に与えた力によって喰われてしまったのです。

相和は跡形もなく正太郎の中に吸収され、それを取り込んだシロは一時目を覚まして正太郎のトランクから出てきて事情を聞くと、すべての鬼を自分に喰わせろと言ってまたトランクの中に戻って眠ってしまいました。

鬼がまだいることを知った正太郎は近藤を連れてここから脱出した方がいいと感じましたが、なぜか近藤は戻って来ず、武仁と源清に呼ばれて本殿へと連れていかれます。

調査の結果から信者たちの中には「不老不死の書」を読んだ人は見つからず、そうなると鬼は教団側の連中ではないかと正太郎は考えていました。

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騙されていた正太郎

理弧は自分神様のために正太郎の神(シロ)を贄に欲しいと言いだしたので、正太郎はせめてここにいる信者たちを逃がそうと考えますが・・・。

「あなたは信者を鬼にして何がしたいと尋ねられましたが、ここに鬼にされる信者などおりませんよ・・・だって、ここは初めから鬼しかいないのですから

源清の言葉と共に周りの信者たちの不安そうな表情は一変して角が生え、全員が不気味な笑い顔を浮かべた鬼になり、正太郎を囲い込んでいきました。

倉庫の抜け穴を教えて自分たちを助けてほしいと言った男も実は鬼で、正太郎は騙されていたことにようやく気づいたのです。

とは言ってもで逃げるスキもなく窮地に立たされ正太郎に、突然聞こえてきたのは「不敬」という言葉でした!

リョウエノカミ

その声は、友隣会の神は「神」を冒涜するモノだと糾弾し、悔い改めよと響き渡ります!

けれど次の瞬間その声が「なーんて」と言ったかと思ったら、いきなり天井を打ち壊して下りてきたついでに周りの鬼たちを切り裂いていく何者かの姿が!

「己も仲間に入れてくれよ」

そう言って正太郎の前に降り立ったのはなんと、皆城山のリョウエノカミでした。

リョウエノカミは理弧の前に立ち、恐ろしい目で見つめて言ったのです!

「お前は人間だろうが」と。

それでもまだ理弧を守ろうとする鬼たちは大勢いて、彼女を逃がそうと襲いかかってくるのでそのどさくさで理弧は源清らとどこかへ逃げらられてしまいました。

正太郎たちのことを監視しながらリョウエノカミが屋根裏中に油を撒いたせいでいつの間にか火が燃え広がり、宿舎は燃え落ちそうです。

「己らも逃げようぜ」と、火事から逃げ出した正太郎を、リョウエノカミが近藤の所へ案内してくれました。

リョウエノカミは、近藤があの場にいたら面倒なことになるから先に殴って気絶させてここに置いといたと笑っています。

謎の男と理弧

その頃、火事から逃げ出した理弧は首の後ろに気妙な刺青を入れた男の前にうずくまっていました。

その模様は理弧の鎖骨の下にも描かれてましたが、さっき火事で燃え落ちた建物の壁にもありました。

男は「僕のあげた教団ほったらかして何しとるんや?理弧」と蛇のような顔で笑っています。

鬼を操る女教祖・理弧・・・ビックリですね!!

そしてその理弧も謎の男の手下だったとは!!

バックには何やら大掛かりな組織があるみたいですが、鬼書がただの怪しい古文書じゃなくて鬼の大量製造機にされてしまったところが面白くないです。

怪奇ロマンの世界にいたはずの「鬼」がリアルな存在にされてしまったことがなんか嫌ですが、この先どんな展開になるのかもちょっと気になりますね。

「もののべ古書店怪奇譚」8巻の発売日予想

「もののべ古書店怪奇譚」8巻の発売日はまだ未定のようです。

詳しい情報が入り次第更新していきたいと思います。

しばらくお待ちくださいね!

「もののべ古書店怪奇譚」を無料試し読みする方法

どうなるのかとドキドキしましたが、文章で読むより画があるほうが格段に面白いのは請け合いです!

詳しくはこちらをご覧くださいね!

「もののべ古書店怪奇譚」無料で試し読みする方法&7巻のあらすじ
引用元 おげんきですか?うめきちです(^o^)/ 紺吉先生の「もののべ古書店怪奇譚」7巻がマックガーデンコミック...

まとめ

今回の記事は「もののべ古書店怪奇譚」7巻の紹介でした。

恐ろしい教団の壊滅に一役買ったリョウエノカミの参戦で、これからどう展開していくのか、シロはどうなるのかドキドキですね!

ではでは(^o^)/

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