引用元https://www.toho.co.jp
お元気ですか?うめきちです(^o^)/
月川翔監督、脚本・西田征史氏、原作・柳本光晴先生による衝撃のJK小説家マンガ【響 小説家になる方法】が、ついに『響-HIBIKI』として2018年9月14日に実写映画化公開されました。
さっそく観てきました!
一見大人しく可憐に見える少女が、実は芥川・直木W受賞し、しかも中身は異常なくらい「我が道を行く」タイプの鮎喰響は、相手を殴ってでも絶対に自分を曲げないのです。
リカ役のアヤカ・ウイルソンの可愛らしさにも注目です!!
今回は映画「響-HIBIKI」の紹介をしたです。
映画「響-HIBIKI」
- あらすじ感想
- 評価
- キャスト
- まとめ
(※なお、ネタバレを含みますので、結末を知りたくない方はご注意くださいね!)
映画「響-HIBIKI」
※写映画「響-HIBIKI」はコミックスの1巻から6巻の半ばまでのお話しです。
あらすじ感想
文芸部
高校1年になった鮎喰響(平手友梨奈)と椿涼太郎(板垣瑞生)は文芸部に入部しようと、部室へ行くとそこは不良たちのたまり場のようになっていて、女子は文芸部部長の祖父江凜夏(リカ:アヤカ・ウィルソン)だけでした。
「新入部員は募集してねぇんだ。帰れ!帰らねえと殺すぞ!!」
そう脅されたので、怒った響は脅してきたタカヤの指を折ってしまいました。
「殺すって言ったから殺されないようにしただけ」
怒濤の幕開けとなった響の高校生活は、この後も度重なる暴力事件に彩られながら信じがたい方向へと進んでくことになります。
☆タカヤの指を折るこのシーンは、漫画じゃなくて実写で見るとさらに痛さが伝わり、次に来る校舎の屋上から転落する場面なんかドキドキがとまりませんでしたね (;´Д`)
新人賞応募作品『お伽の庭』
その頃、小論社の文芸雑誌・木蓮の編集者・花井ふみ(北川景子)は、ネット応募という応募要項を間違えて直筆の原稿用紙で送られてきたためにゴミ箱に捨てられていた新人賞の応募原稿を読んで震えていました。
「これは・・・!」
すぐさまネット応募原稿として描き直し、応募者の鮎喰響から連絡がくるのを待っていました。
新人賞授賞式での暴行
しばらくすると『お伽の庭』の作者・鮎喰響からの連絡がきたのでふみは小躍りするほど喜びましたが、批評を言うとすぐに電話は切れてしまいました。
電話の向こうで、ふみの興奮気味の評価「面白かった!素晴らしい!!」などを思い出して嬉しそうでしたが、それ以上の望みはありませんでした。
ところが『お伽の庭』はまさかの新人賞受賞作品となり、授賞式にきたもう一人の受賞者・田中康平(柳楽優弥)が、ロリータファッションで現れた響を見て、読んでもいない彼女の小説をバカにしたのです。
腹を立ててた響は田中をパイプ椅子で殴りつけ、その現場を取材に来ていた記者・矢野浩明(野間口徹)に動画を撮られてしまいました。
とっさにふみが抑えはしましたが、ケガをした田中は怒って帰ってしまいました。
ところがその後を駅まで追いかけてきた響に、田中はホームから突き落とされるのではないかと恐怖を感じます。
けれど、
「読んでから批評して下さい!でも殴ってごめんなさい」
そう言うとさっさと帰っていく後ろ姿を見ながらあっけにとられていたのでした。
☆パイプ椅子で殴るのはプロレス以外では見たことがありませんが、大ケガどころか下手したら死んでしまいます。
響のこういう異常さは、何とかと紙一重と言うのでしょうか・・・隣にいたらやっぱ怖いかも。
でもロリータファッション、似合ってましたね~(^^)/
高校生作家・祖父江リカ
その頃、小論社では文壇の大御所・祖父江秋人(吉田栄作)の娘・リカを、期待の高校生作家・祖父江リカとして大々的にデビューさせようという企画が持ちあがり、もちろん担当は父親と共に花井ふみが担当することになりました。
たまたまリカと一緒に小論社に打ち合わせにきていた響は、作家の鬼島仁(北村有起哉)がリカに父親の七光りだとかセクハラまがいの嫌がらせをしていたところにやって来て顔面から蹴りを入れてしまうのでした。
ところで、リカが書いた小説「四季降る塔」は、ふみに言われてあちこち手直ししているうちに当初にリカが考えていたモノとは全く違ったものになってしまいました。
そしてそれを読んだ響に面白くなかったと酷評されて怒ったリカは、1ヶ月後の「芥川賞・直木賞」の候補発表まで絶交宣言したのです。
1ヶ月後、TVで「芥川賞・直木賞」の候補に『お伽の庭』がノミネートされていたことを知ったリカは自分がかすりもしなかったこともあって、その時ちょうど仲直りしにきた響に八つ当たりのようなことを言ってしまいました。
けれどそれはリカの本心ではない事をわかっていた響はドアの外で待っていて、泣きながら走ってきたリカに本当に書きたいものを書けばいいと言って帰っていきました。
☆リカ役のアヤカ・ウイルソンさんって、黒いイメージの響とは真反対のビジュアルでしたね。
原作のハーフっぽいイメージを残した髪色や目の色、目の動き、肌の色などは妖精のような透明感があり、可憐で可愛らしくてつい守ってあげくなってしまいます。
けれどそのイメージを裏切る気の強さを示してくれた、響と殴り合うシーンにはビックリでした。
スポンサードリンク
一方、響が新人賞を受賞した時の暴行動画が流されるという出来事がありました。
雑誌記者・矢野浩明
響にしつこく取材をしていた雑誌記者・矢野は、響がやめてくれと言うのもきかずに写真を撮りまくったのでカメラを道路に投げられてトラックに曳かれて壊されてしまいました。
響は矢野の後をつけて来て、帰宅した矢野の後ろからすっと家に入り込むと、
「私のことを書くのは止めて!」
と、暗闇の中で頼みながらもその口調は厳然たる脅しで、矢野を戦慄させるのに十分な恐ろしさでした。
芥川賞・直木賞W受賞
やがて芥川賞と直木賞の選考日、響は文芸部のみんなを引き連れて、発表時間までふみをスポンサーにして動物園で遊んでいました。
そしてついにふみの電話が鳴り、響のW受賞が決まったのです!
ふみとタクシーに乗って選考会場へと行った響は15歳という年齢だからと言う理由で、大きなフードで顔を隠して芙美を通してしか喋らないという形で記者会見を行いました。
ところが記者たちの中にいた矢野の質問には自分で答え、結果的にはまたもや暴行騒ぎを引き起こしてしまったのです。
編集長の神田正則(高嶋政伸)は残念だがこんな事態になっては響の本は出せないとふみに告げるのでした。
自殺志願の山本春平(小栗旬)
その夜、4年続けて落選した山本春平は自信を失い、ここで死のうかと踏切の遮断機に手をかけていました。
「死ぬつもり?でも明日あなたがここで自殺したことを知ったら私が嫌な気分になるわ」
偶然そこに居合わせた響が山本にそう言うと、彼は自分は作家で売れない小説を書き続けて10年・・・何の結果も出せなかった・・・もう疲れた・・・とつぶやきました。
線路の途中に立ったまま、山本と話していた響は向こうから電車が来るのもものともせずに、
「人が面白いと思ったものに作者のくせに何ケチつけてんのよ!」
そう正論で返す生意気な女子高生に名前を聞いて響だと知った山本は、電車がもうすぐそこまで来ているのに気づいて慌ててそこから出ろと言うのですが、響はいっこうに逃げようとしません!!
ついに響は電車に轢かれてしまうかに見えたその寸前で、電車は急停車したのでした。
「私は死なないわよ。まだ傑作を書いた覚えはない!」
そう言いながら電車の車体を撫でるのでした。
ふみは小論社の社長から『お伽の庭』の単行本化が決定したと言われたことを響に電話していました。
その時、響は鉄道妨害の罪で警察に通報されてパトカーに乗せられていて、鉄道会社からの賠償金はその印税でなんとかなるとなと考えていました。
☆原作もめちゃくちゃ面白いですが、こうして実写化されるとさらに現実味を帯びてきて面白いですね。
こんな女子高生がいたら怖いんですけど、逆にどんだけ背後霊の守りが強いんだ!と感心してしまいました(*´ω`*)
絶対に死なない人ですね~(^^)v
ラストのパトカーの中で印税で何とかしようと考えてる響が笑えました!(*´▽`*)
評価
私個人の評価です。
もうアヤカ・ウイルソンに惚れてしまいましたので(☆4.0)を差し上げたいと思います。
✒合わせて読みたい記事↓
キャスト
■鮎喰響・・・・平手友梨奈さん
引用元http://www.hibiki-the-movie.jp
■花井ふみ・・・北川景子さん
引用元http://www.hibiki-the-movie.jp
■祖父江凜夏・・アヤカ・ウィルソンさん
引用元http://www.hibiki-the-movie.jp
■神田正則・・・高嶋政伸さん
引用元http://www.hibiki-the-movie.jp
■田中康平・・・柳楽優弥さん
引用元http://www.hibiki-the-movie.jp
■鬼島仁・・・・北村有起哉さん
引用元http://www.hibiki-the-movie.jp
■矢野浩明・・・野間口徹さん
引用元http://www.hibiki-the-movie.jp
■藤野弘・・・・小松和重さん
引用元http://www.hibiki-the-movie.jp
■大坪正人・・・黒田大輔さん
引用元http://www.hibiki-the-movie.jp
■椿涼太郎・・・板垣瑞生さん
引用元http://www.hibiki-the-movie.jp
■祖父江秋人・・吉田栄作さん
引用元http://www.hibiki-the-movie.jp
■山本春平・・・小栗旬さん
引用元http://www.hibiki-the-movie.jp
- 監督・・・・月川翔氏
- 原作・・・・柳本光晴氏
- 脚本・・・・西田征史氏
✒小説版の電子書籍はこちらから検索してくださいね↓
|
まとめ
今回は映画「響-HIBIKI」の紹介でした。
久々にスカッとしました!
ではでは(^0^)/
✒合わせて読みたい記事↓
✒書籍情報↓Amazon
☆