「この世界の片隅に」第7話ネタバレ感想 どの場面も涙が止まりません!

     

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引用元http://www.tbs.co.jp

お元気ですか?うめきちです(^o^)/

アニメ映画で大ヒットした「この世界の片隅に」が、TBS日曜劇場「この世界の片隅に」となって第7話が2018年9月2日(21:00~)に放送されました。

 

敵の不発弾で大ケガをしてしまったすずは、晴美が亡くなったことを知って絶望と悲しみのどん底に落ちていくのでした。

今回はTBS日曜劇場「この世界の片隅に」の第7話を紹介していきたいと思います。

TBS日曜劇場「この世界の片隅に」

  • 第7話 あらすじと感想
  • 第8話の内容予想
  • まとめ

(※なお、ネタバレを含みますので、結末を知りたくない方はご注意くださいね!)

■2018年7月の豪雨で大きな被害を受けた呉市と西日本各地の被災者の方たちの、無事と復旧をお祈りしてお見舞いを申し上げます。

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TBS日曜劇場「この世界の片隅に」

第7話 あらすじと感想

時限爆弾と晴美の死

下関に行くついでに円太郎の見舞いに晴美(稲垣来泉)を連れて行ったすず(松本穂香)は空襲に見舞われ、その直後、晴美と共に時限爆弾の災禍に襲われてしまいました。

すずが目を覚ますとそこは見覚えのある北條家で、布団の脇には放心した径子(小野真知子)と悲しそうなサン(伊藤蘭)がいました。

全身包帯だらけで身体は動かないすずはまだ夢を見ているようでしたが、少しづつ何があったのか理解し始めました。

2018-09-03_002117引用元http://www.tbs.co.jp

晴美の死のよって、すずは底知れぬ絶望と悲しみに襲われて一緒に死ねば良かったのにと、助かった自分を責め続ける毎日を送っているのでした。

そして径子も、夫を早くに亡くし、息子にも会えなくなり、今またたった一人の娘を亡くして悲しみのどん底にいました。

☆井戸端でもらったトマトを見て晴美を思い出した径子が慟哭するシーンは辛くてTV画面が見れませんでした…。

すずを心配した幸子(伊藤沙莉)志野(土村 芳)が、外に連れ出してその胸の内を聞いてくれて少し元気を取り戻せたかにみえました。

呉の大空襲

呉では毎日毎晩空襲警報は発令され、ある晩、ついに呉中が大空襲に襲われました。

北條家の周辺も焼夷弾がばら撒かれて、家の中に落ちたその炎を見ているうちに『このままみんな燃えてしまえば広島へ帰れる』と、ふと思ってしまうすずでしたが、布団を被せて火を消していました。

2018-09-02_205916引用元http://www.tbs.co.jp
そんな中、空襲で訓練が中止になった周作(松坂桃李)が家に帰ってきたのです。

懐かしい顔を見て気が緩んだのかすずは高熱を出して倒れてしまいました。

その晩、すずは周作に二葉間の白木リン(二階堂ふみ)の消息を探してほしいと頼むのでした。

すずの心

すずは、周作やサンに「あんたが生きとってくれて良かった」といくら言われても、少しも心に響かない自分のことを『歪んでいる』と自嘲し、どんどん心の闇の中に落ち込んでいきました。

それからしばらくたったある日、妹のすみ(久保田紗友)が訪ねてきました。

サンから手紙で知らされたと言ってお見舞いに来てくれたのですが、本当の用事はすずに『広島に帰っておいで』と、言いに来てくれたのです。

2018-09-03_002135引用元http://www.tbs.co.jp

それからも呉は空襲が毎日のように続いていました。

その日も空襲警報で防空壕に入ろうとしたすずは、庭の草むらに鷺がいるのを見て

「山へ逃げろ!その山の向こうは広島だ!!」

そう叫んでその後を追って走り出しました。

爆撃する敵機を正面から睨みつけるすずは、まるでやれるものならやってみろと言わんばかりの形相でした。

「死ぬつもりか!?」

「広島に帰る!! 絶対に帰る!!!!」

間一髪、機銃掃射から守ってくれた周作に、心の中に溜まり込んだ怒りを吐き出したすずでした。

2018-09-03_002152引用元http://www.tbs.co.jp

☆このシーンはいつもホヤ~ンとして何でも呑みこんでいたすずの、心の叫びを見た瞬間でした。

山を越えて飛んで行く鷺に大声で叫ぶすずがどれだけ広島に帰りたいと思い詰めていたのかヒシヒシとわかって泣けました。

結婚1年足らず、「すずがいる家に帰るのが楽しかった」と言う周作と、「広島へ帰る!」と激しい表情で彼を睨みつけるすずの気持ち・・・どちらも辛いですね(;´Д`)

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平成30年 広島市江波

佳代(榮倉奈々)江口(古舘佑太郎)北條節子(香川京子)と3人で、広島市江波を訪ねていました。

「母が・・すずさんが生まれて育ったところ」

せっかくだからこの街を見て行こうと言う節子は、呉ではなく広島で生まれたと言っていますが、自分の誕生日も知らないと言っていました。

2018-09-03_002229引用元http://www.tbs.co.jp

昭和20年8月6日

すずは今日、病院で診察してもらった後で広島に帰ることになっていました。

径子は晴美を亡くしてからこっち、すずの世話を一心不乱にしてくれています。

「この前は悪かった・・・晴美が死んだのをあんたのせいにして・・・」

ゴム紐を通して片手でも着られるように仕立て直したモンペを渡してくれながら、背を向けたまますずに語ります。

「私の人生は自分で選んできたから不幸せとはちがう。でもあんたは周りに決められて知らんうちへ嫁に来てさぞやつまらん人生じゃと思うわ」

「だから下らん気兼ねなどせんでええ!あんたが嫌にならん限りすずの居場所はここじゃ!」

☆すずの髪を結いながら、「自分で選んで嫁いで来たわけじゃないんだから広島に帰りたかったら早く帰してやりたかった」と、キツイ義姉の本当の優しい気持ちを聞いて思わずジーンとなってしまいました。

新婚の頃、すずに広島に帰れと言ったのは、ただのいじわるだけじゃなかったんだ!径子姉さん良い人じゃん(≧◇≦)

原子爆弾

ところがその時、何か強い光を感じ、次の瞬間大きな衝撃が襲ってきたのです!!

外へ出てみると山の向こうに大きなキノコ雲が見えました。

その後、キノコ雲は広島に落とされた新型爆弾だとわかりました。

江波も家には電話がまったく繋がらず、心配するすずでした。

そんな中、隣組の女たちは看護婦をしていたハルを中心に、広島に届ける藁草履を作っていました。

広島に行くと言う話を聞いたすずは自分も連れて行ってくれと懇願して、少しでもみんなの手を煩わせないようにと長いおさげ髪をハサミで切ってしまいますが・・・。

☆今回はどのシーンを見ても涙があふれて止まらない1時間でした。

戦争は戦場だけではなく、こんな小さな場所でも大きな悲しみに浸してしまいます。

人間の世界にはいろんな罪がたくさんありますが、絶対にやってはいけない罪が戦争です!

このドラマは、原作コミックス、アニメ映画と共に後世に残さなければいけないものの一つだと思います。

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第8話の内容予想

広島の方角の空には見たこともない巨大なきのこ雲が。新型爆弾が落とされたという。すず(松本穂香)は江波に住む家族が心配で仕方ないが、ひとりでできることはない。やがて帰宅した周作(松坂桃李)に心配されるが気丈に振る舞う。そして、すずはもっと強くなりたいと心に誓うのだった。

数日後、北條家に回覧板が回ってきた。正午から重大発表があるからラジオの前で待機するようにという通達だ。サン(伊藤蘭)や径子(尾野真千子)だけでなくタキ(木野花)ら近隣住民も北條家に集まり…。

引用元http://www.tbs.co.jp


まとめ

今回はTBS日曜劇場「この世界の片隅に」の第7話を紹介でした。

この第7話は涙なくしては見られませんでした (ノД`)・゜・。

次回は終戦直後のお話です。

ではでは(^0^)/

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