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お元気ですか?うめきちです(^0^)
のだめカンタービレで一世を風靡したニノ宮知子先生の質屋まんが【七つ屋志のぶの宝石匣】16巻が2022 年3月11 日に発売されました。
- 顕定が倉田屋で寝泊まりするようになって同棲状態にドギマギする志のぶ。
- 「出ていって」と言ってしまった志のぶに「出ていくことはできない」という顕定。
- 志のぶの特殊能力絡みで「北上一家失踪事件」の関係者かもしれない刑事が浮かび上がってくるが・・・。
ということで今回は「七つ屋志のぶの宝石匣」16巻の紹介をしていきたいと思います。
「七つ屋志のぶの宝石匣」16巻
- あらすじと感想
- 「七つ屋志のぶの宝石匣」17巻の発売日予想
- 「七つ屋志のぶの宝石匣」を無料試し読みする方法
- まとめ
(※なお、ネタバレを含みますので、結末を知りたくない方はご注意くださいね!)
「七つ屋志のぶの宝石匣」16巻
あらすじと感想
Story.61
鷹臣がパーティー会場にいたことを知った橘は、例のダイアのことを三希会知っていたら自分はもうお終いだと考え、舞原議員の総裁選出馬にストップをかけてしまいましたが、実はこれは鷹臣が仕組んだことでした。
橘が三希会を恐れていることから彼に足かせをつける意味でわざと自分と三希会と関係があるように見せかけたのです。
奥多摩の古い住宅前で、この家に住んでいた女性の娘の小松文香が遺品整理業者の八代達に母親の遺品整理を頼んでいます。
文香は美容器具会社社長として成功しているので、母親が残したものなど何もいらないから全部処分して欲しいと上から目線で命令していました。
小綺麗でお洒落な家の中からは遺品というよりも形見ではと思うようなものがたくさんあり、趣味で手作りジュエリーをやっていたようで宝石類もたくさんありましたが、
「そんなに内包物が多い宝石は価値なんてほぼないのよ」と一刀両断で切り捨てます。
そんな文香に八代たちは腹が立っていました。
文香が帰った後で、隣の家の娘の山野海が仏壇に花を供えたいとやってきたのです。
海は幼い頃からこの家でよく遊ばせてもらって、おばさんの手作りジュエリーのためのたくさんある宝石たちが大好きで何度も見に来たのだと思い出を語り、ここが自分の原点だったとしみじみ話すのでした。
その後、八代たちは宝石を倉田屋に持ち込むと、内包物が多くて不思議な眺めのその宝石たちには優しい気が込められているいるから
「そのお隣のおねえさんがうちから買い取ってくれないかな・・・」と志のぶは言います。
というわけでいずれ宝石たちは山野海の元へと行くことになるのです。
顕定は昼間持ち込まれた宝石たちを見ながら、昔、自分が見た鳥の内包物は何の石だったのだろうかと考えていました。
あれから見つかった昔の手紙に「赤い石」ではなく「透明で白っぽい石」だと書かれていたことからよくわからなくなってしまってそのまま放置していたのです。
この前、橘家にある「赤い石」がそれかもしれないと考えて、確かめようとしたけれど上手く行きませんでした。
「私も鷹さんみたいにひょって潜り込んでそのレッドベリルを見てみたかったな」と笑う志のぶに、ぐわっと彼女の頬をつかんで「ふざけるなよ!軽いんだよ。鷹も志のぶも」と怒る顕定。
そこへお昼ごはんの話をしにきた百合江は、
「顕ちゃんの愛が重い・・・」という志のぶのつぶやきに愕然となるのでした。
ちなにみに隣の家の娘の山野海は、今ではクリエイティブデザイナーとして成功していて、八代たちと志のぶは彼女の個展に招待されていました。
そこへ文香が声をかけてきて自分の会社のパッケージデザインをぜひやってもらいたいと言いますが・・・。
海はにっこり微笑んで、「ごめんなさい。忙しくて・・・5年はむりかないや10年?」
ばっさり切り捨てる海でした。
Story.62
橘が黒だと確信を持っている鷹臣は、一番の近道として青山菖蒲に狙いをつけました。
そして西瞳を見つけると声をかけ、彼女の誘いに乗ってレストランへと行ったのです。
そのレストランには偶然にも鷹臣の元カノの小暮千紗が来ていて、彼女に気づいた鷹臣は手を振りますが・・・。
テーブルについた鷹臣はさっそく「君の会社の社長さんて青山さんのお父さん?」と切り込んできました。
まるで砂山崩しのような勢いで、菖蒲の会社の出資者が父親であることや、兄である菖蒲が彼女たちを捨てて父親と駆け落ちしたことなど全部乃和に聞いたと畳み掛けていきます。
一方、トイレに行った小暮千紗は、瞳が小型のボイスレコーダーを持っているのを見て慌ててて鷹臣にメールしますが・・・。
鷹臣は瞳を自分の店に連れてくると、ワインを持ってきて瞳が付けている菖蒲からもらったルビーのリングについてのウンチクを披露し、
「菖蒲くんは西さんのことを本当に大事にしてるんだね」と。
さらに鷹臣がアンティークの話を色々すると興味を持った瞳は、
「そののリングと私のルビーのリングと交換してもらおうかしら」と言い出しました。
けれど「君のルビーは古くから身につける者を守る「守護」の石と言われ、大事な人に贈られてきたんだ」と言って止めますが、瞳はこのリングが元々菖蒲が乃和のために買ったものであることを考えると・・・。
酔いも手伝って激しく心が揺れる瞳に、
「じゃあウチで働く?」とトドメを刺してきました。
ホテルに戻った瞳は菖蒲に鷹臣を探るのはもう無理だと電話して切るのでした。
Story.63
顕定が一緒に住むようになってすでに3週間経ち、登校時にも一緒で、毎日アレヤコレヤと顕定の接触が多くなり、情緒不安定な志のぶはますます落ち着かなくなっていきました。
ところで今回、特に気になるものを持ち込んできたのは主婦の溝口妙子で、ノーヒートという非加熱の宝石を持ち込んできたのです。
妙子の母親がノーヒートの宝石にハマってたくさん集めたけど、母が亡くなった今は孫たちの学費のためにと時々売りに来るのですが、彼女が来るたびに志のぶは石愛を披露してもまったく通じず残念な思いをしていました。
そんなある晩、ついに志のぶは顕定に「顕ちゃんうざい・・・もう出ていってくれないかな。邪魔・・・」と言ってしまったのです。
実のところを言えば、受験生である志のぶは受験勉強に専念したいのに、顕定が気になって勉強に身が入らないのが原因なのですが。
その数日後、妙子が本当は志のぶの宝石の話が面白すぎてスルーするのが辛かったと謝りにきました。
ほんとうは宝石をもっともっと見ていたい、触りたい・・・でもだからこそ傍にあったらいけない・・・そんな気持ちだったから早く売ってしまいたかったと。
それはまるで志のぶの顕定に対する気持ちのようでした。
一方、顕定は「うざいとか狭いとか思われても俺は出ていくわけにはいかない」
「夜、自分のアパートに帰って、次の日ここに来てもし誰もいなかったらって思うだけでだめなんだ」と言いました。
それは倉田屋に預けられたあとに、燃えて無くなってしまった北上家の跡に立ち尽くす幼い顕定の辛い気持ちを現す言葉でした。
Story.64
志のぶは幼い頃に母の百合江が離婚して実家である倉田屋に戻ってくると、店に置いてある宝石から湯気のようなものが出ているけれどみんなが見えていると思っていました。
けれどその湯気(石の気)はみんなには見えなくて、志のぶだけがはっきりと見えるとわかったことでおじいちゃんは自分もなんとなくだけどわかると言って、それから志のぶに宝石のことを色々教えてくれるようになったのです。
するとそのうち顕定も宝石の勉強がしたいと言っておじいちゃんの宝石塾に加わりました。
顕定には別の目的で、宝石について調べたいことがあったようですが・・・。
ある日、レッドベリルの原石を顕定が触ると光りだしたことで、おじいちゃんはそれをカットして顕定に持たせることにしました。
このレッドベリルの原石は顕定が顕定が倉田屋に来た日に別のお客さんが売りに来た石ですが、彼を守るお守りになるとおじいちゃんは考えたのです。
ある日、志のぶのスマホに金井裕也からメールが入り、志のぶは顕定同伴で質屋クロガネに行くことになりました。
裕也はさっそく志のぶに鑑定をさせ、ひと目で加熱や産地までわかってしまう志のぶの鑑定を、店に来ていたお客の1人が感心して見ていましたが、志のぶと一緒にいるのが北上顕定だと知ると慌てて帰ってしまったのです。
けれど、そのお客(園山)が顕定のことを聞いた時にスゴい邪気が立ち上ったのを志のぶは見逃しませんでした。
店主に彼の正体を聞くと、捜査三課の刑事で時計や宝石のことを色々勉強していく仕事熱心な人だといいますが・・・。
顕定は園山の後ろ頭のハゲに見覚えがあるような気がしました。
子供の頃に倉田屋に来たお客のひとりにあんなハゲがあったのです。
志のぶは百合江目当てで店によく来る刑事のしょーちんに園山のことを聞いてみました。
するといつもは脳天気なしょーちんがなぜだか怖く感じて話を切り上げて逃げ出してしまったのです。
別の日に、顕定はしょーちんが園山と喫茶店で会っているのを目撃し、『これはただの偶然なのか?』と思うのでした。
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いよいよ核心に近づいて来たようです。
でもなぜ捜査三課の刑事が?
これはまたまた何かありそうですね。
認めたくない志のぶの気持ちも相まって、次の展開が待ち遠しいったらないですよ!
ところで鷹臣が意外にもタラシなのが発覚して愕然としているのは私だけでしょうか(笑)
彼が瞳を口説くスピードにドキドキしちゃいましたね(*^^*)
「七つ屋志のぶの宝石匣」17巻の発売日予想
「七つ屋志のぶの宝石匣」17巻は2022 年8月12日に発売です。
関連記事:「七つ屋志のぶの宝石匣」17巻ネタバレ感想 園山刑事の謎
「七つ屋志のぶの宝石匣」を無料試し読みする方法
毎回、次はどうなるのかとドキドキしますが、文章で読むより画があるほうが格段に面白いのは請け合いです!
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まとめ
今回は「七つ屋志のぶの宝石匣」16巻の紹介でした。
「北上一家失踪事件」の関係者に刑事がいるかもしれず、あのしょーちんも何か関わりがあるのかも?
だんだん周りが信じられなくなってきました(/_;)
ではでは\(^o^)/
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