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お元気ですか?うめきちです(^o^)/
小玉ユキ先生の大人の恋物語「青の花 器の森」7巻が2021年5月10日に発売されました。
- 幸せすぎる反面かつて「ここには1年しかいない」と言っていた龍生の言葉を思い出して不安になる青子
- 実家での食事会のあと、「運命」だと言われて信じることにするが・・・。
- 龍生へのフィンランドでの展示会の誘いに、熊平の残したトラウマを思い出して悩み苦しむ青子は・・・。
今回もちょっとドキドキする大人の恋物語「青の花 器の森」7巻の紹介をしたいと思います。
「青の花 器の森」7巻
- あらすじと感想
- 「青の花 器の森」8巻の発売日予想
- 「青の花 器の森」を無料試し読みする方法
- まとめ
(※なお、ネタバレを含みますので、結末を知りたくない方はご注意くださいね!)
「青の花 器の森」7巻
あらすじと感想
幸せなふたり
絵付けする青子を見つめる龍生。
その微笑ましい光景を嬉しそうに見守るしのぶや留美さんたち。
ところが幸せに浮かれる青子はフミヤが何気に「龍気くん ここにいるの1年だけって言ってましたもんね」と言ったことで、二人の恋の前にあった大きな障害を思い出してしまいました。
半年前に龍生はここに来た時に自己紹介で「ここには1年くらいしかいない」と言ったのです。
自分と付き合うことにした龍生がそれをヤメにしたのかどうか気になって仕方ない青子ですが、どうしても聞くことができませんでした。
ただ『この幸せな時間を壊したくない』とそう思うばかりだったのです。
実家での食事会
そんなある晩のこと、青子の実家から夕食の招待があり、2人で馬場家に行くことになりました。
実家の両親、妹、祖母たちは嬉しそうに玄関で勢揃いして出迎えてくれ、お父さんなどはその場で「青子のどこがよかとですか?」などと早すぎる質問まで投げかけてくるしまつでした。
食卓にはたくさんのご馳走が並び、ワイワイと賑やかな食事風景の中、龍生はご飯茶碗の模様が気になってじっくりと見つめていました。
そこへ妹が龍生の家族について質問してきたので、
「実家は静岡市内のホテルをいくつか経営しています。父・母・弟と自分の4人家族です」
そう答えながらも龍生自身は家族との折り合いがよくないことから縁遠くなっていると答えていました。
そこへ父親がさっきの質問を蒸し返してきたのです。
「青子のどこが気に入ったとですか?」
「わかりません・・・最初は青子さんの絵付けだけを見ていたんですけど、気がついたら青子さんのすべてが好きになっていました」
サラッとした爆弾告白に、どよめくしかない馬場家でした。
龍生の過去
実家からの帰り道で、青子は龍生の家族の話をもう少し聞かせて欲しいと頼みました。
すると龍生に実母は小3の時に亡くなって、彼が母の死を受け入れられないまま父親は再婚し、1年経たないうちに弟が生まれたのです。
目まぐるしい展開についていけない龍生は家族から孤立するようになり、見かねた父親が修善寺にある祖母の家に預けられることになりました。
旅館を経営していた祖母は「気が済むまでここにいなさい」と言ってくれ、川と竹林に囲まれたその場所で彼の心は次第に癒やされていくのでした。
けれど自分の居場所を見つけてしまったことでさらに実家では居づらくなり、高校は祖母の家から通える学校を受験し、大学も寮のあるところを選びました。
最近は弟と時々連絡を取っているし、そういう過去があったからこそ青子と出会えたからこれで良かったのだと話す龍生ですが、彼の気持ちを想像するとかわいそうで涙が止まらない青子でした。
でもその時、龍生は青子を抱きしめながら、らしくない発言をします。
馬場家のご飯茶碗の模様が祖母の旅館で使われていた食器の柄と同じだったことから、磁気の光る白と青いシンプルな柄が自然に刷り込まれて、それで青子の描く柄にどうしようもなく惹かれてしまったのは「運命」だったのだと。
幸せすぎて怖いと思いながら彼を信じてみようと思う青子でした。
秋陶めぐり
そうこうするうちに秋陶めぐりが開催される時期になりました。
山中の陶磁器メーカーが一堂に会して開くお祭りです。
光容窯ではイケメンの龍生のろくろ体験が大盛況で何となく面白くなかったけれど、休憩時間にふたりで窯めぐりをしたり「キスしたい」と言われたりして嬉し恥ずかしの青子は、今は紅葉がきれいな山の上からの桜も見たいと言われたのです!
「来年も再来年も一緒に見ましょう!」
ずっと一緒にいてくれると言われたことが嬉しくて涙が出そうな青子でした。
フィンランドからの電話
ところがその時、龍生のスマホにフィンランドから電話が入ったのです。
それは龍生と春馬が尊敬する作家が注目している数名の作家の作品を集めて展示するから参加しないかという誘いで、彼にとってはあり得ないほど嬉しい奇跡だったのですが・・・。
龍生の話から1週間くらいの渡航だと考えた青子は「応援するよ」と笑顔で送り出そうとししていましたが、社長に相談している内容から「1ヶ月くらい」になるらしいと知って急に不安になりました。
かつて熊平が北海道にボランティアで出かけた時も「1ヶ月で帰るから」と言ったのに帰ってこなかった辛い過去と奇妙な符号を感じさせる「1ヶ月」という単語。
その「1ヶ月」に敏感に反応したしのぶは青子を心配して声をかけてくれますが、
「大丈夫。信じるよ。龍生くんのこと」と強がります。
でもそんな不安定な状態でも、手にした龍生のマグカップには葉っぱの模様が見えてきてしまうので、恨めしい気持ちで仕事に没頭するのでした。
熊平とのトラウマ
青子の不安など知るよしもない龍生は嬉しそうに荷造りをしたり、春馬の残したメモから彼独自の釉薬を再現しようと頑張っています。
「無理せんようにね~」と応援しながらも、その言葉とは裏腹に熊平が残していったトラウマはいつしか大きな不安となって青子の心を覆っていき、窯入れを終えたある晩、冗談のつもりで「楽しすぎて帰ってこなかったりして」と自分で言った一言から彼女の気持ちが爆発してしまいました。
「1ヶ月だけって言って、そのまま音信不通になって帰ってこん場合だってあるよ!」
熊平とは違うと思っても、不安で同しようもない青子の気持ちを知った龍生は言いました。
「・・・青子さんをこんなに不安にさせるくらいならフィンランドに行くのやめます」と。
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青子の心が乱れまくる7巻でした。
天国と地獄を行き来するような心理状態の青子が心配です。
それにしても熊平のやつ、ここまで青子に深いキズを負わせていたとは許すまじ!
思わず「呪われろ!熊平め!!」と叫んでしまいそうでした^^;
憧れの作家とのコラボレーションに浮かれていた龍生ですが、本当に参加をやめてしまうのでしょうか?
そんな事すれば二人の間に溝が入らないとも限りませんが・・・。
この難問を龍生の包容力で解決できるのか、青子がトラウマを克服できるのか?
次回が待ち遠しいですね!
「青の花 器の森」8巻の発売日予想
「青の花 器の森」8巻発売日は2021年9月10日です!
関連記事:➜青の花 器の森」8巻ネタバレ感想 青子と龍生の別れ&功の告白
「青の花 器の森」を無料試し読みする方法
次はどうなるのかとドキドキしますが、文章で読むより画があるほうが格段に面白いのは請け合いです!
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まとめ
今回は大人の恋物語「青の花 器の森」7巻の紹介でした。
ついに不安が爆発してしまった青子!
どうする?龍生!
ではでは\(^o^)/
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