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お元気ですか?うめきちです(^0^)
ファンタジーの名手・ヤマザキコレ先生の最新刊(人外×少女)「魔法使いの嫁」15巻が、BLAD ECOMICSより2021年3月10日に発売されました。
- ザッケローニの必須科目で気分が悪くなって倒れたフィロメラ
- チセはフィロメラのために声をかけたり、色々と気にかけますが・・・。
- 閉鎖中の学院にとじこめられたままの学生たちは退屈しのぎに肝試しを計画し、コースは学院の七不思議!
チセ&エリアス ころころマスコット付特装版も同日に発売です!
今回は「魔法使いの嫁」15巻の紹介をしていきたいと思います。
「魔法使いの嫁」15巻
- 15巻のあらすじと感想
- 「魔法使いの嫁」を無料試し読みする方法
- 特装版の内容は?
- 「魔法使いの嫁」16巻の発売日!
- まとめ
(※なお、ネタバレのため、結末を知りたくない方はご注意くださいね!)
「魔法使いの嫁」15巻
15巻のあらすじと感想
第71篇
マリエルはおネエ系の魔女イサクを「いい儲け話がある」と誘って、「迷子になった危険な魔術書の捜索」をすることになりました。
一方、学院ではザッケローニが必須科目の教師として荒っぽい系の実践授業を行っています。
彼はチセたち生徒にルーンのアミュレットを身に着けさせ、石の入った粘土を配って「自分が使えそうな武器や道具のイメージを埋め込めろ」と言いました。
生徒たちに粘土でナイフや槍などの形作らせると「とっさの時に魔術などより武器の方がよっぽど楽に敵を殺せるんだぜ」と、ザッケローニ自身の使い魔を壊すこと課題にして一人ひとりを透明な壁で分断した個室に閉じ込めたのです。
個室の中で戦っていたチセは、習ったわけでもないのにどういうわけかためらいもなく体が動いて使い魔を壊してしまったことに戸惑っていました。
他の生徒たちが苦戦している中で、使い魔を難なく壊したチセとリアンにザッケローニは自分と対戦して遊ぶことを提案します。
ヴァハマンによってこの3人の戦いはすぐに止められ、再び講義を始めたザッケローニが手に持っていた魔術書についての生徒の質問に、
「魔術師はみんな自分の魔術書をもっている。あらかじめの準備が肝要とかまあ色々書いてあるわけだ」と説明してくれますが、魔術師が個々に作っている便利メモみたいなものでしょうか。
学院にもそういった魔術書が何冊も保管されているようです。
一方、最初からこの課題を嫌そうにしていたものの何とか壊したフィロメラはそのまま気分が悪くなって倒れてしまい、チセは彼女をおぶって救護室に向かおうとしますが、救護室ではなく自分の部屋に戻りたいと言いました。
第72篇
生徒たちは物騒な授業を受けたあとはうってかわって畑を耕しています。
学院が閉鎖されたことで自給自足を余儀なくされているようです。
場面は変わり、チセにおぶさって自室に戻ってきたフィロメラを迎えてくれたのは人造精霊のアルキュオネです。
アルキュオネは、フィロメラは何かを壊すということがとても苦手で、そういったことをした後はいつも体調を悪くすると話してくれました。
一緒に付き添ってくれたルーシーが水を持ってきてくれましたが、フィロメラは口をつけることができず、自分のことを気遣ってくれるチセたちに自分にはそんな価値も自由もないとつぶやきます。
フィロメラの部屋を出たあとでルーシーは、特殊なルールを持つ「家」のことを教えてくれました。
「他人からよこされたものは、飲んではいけない、食べてはいけない、使ってはいけない、何が入っているかわからないから。そうやって言い聞かせる家ってあるのよ。あれの家もそうみたいね。恨みを買う一族ほどそうかもね」
フィロメラはそんな自分の存在意味について深く悩んでいましたが、彼女に向けてのおばあさまの声で伝言がアルキュオネの口から流れてきたのです。
『出来損ないのあなたにせっかくあげた機会をみすみす手放すようならもはやこれまで・・・やるべきことを果たしなさい』
それはアルキュオネにあらかじめ録音されていたもので、フィロメラにとってはこれ以上ない恐ろしい言葉でした。
同じ頃、学院の外では雌の人狼が寂しさに耐えかねて、奪われた子どもたちを返してもらおうと啼きながら走り出しました。
イサクはその声を感じ取って突然涙を流します。
第73篇
探しものについての情報をマリエルからナビゲートしてもらい、その気持ち悪さに「キッツツショい!!」と叫ぶイサク。
気を取り直して狼の姿をとったイサクはマリエルと共に探し物のにおいを追って捜索を開始しです。
あちこち探しまわり、においが薄くなってきたことからマリエルは「そろそろ尋ね時かしら」と、とある街角の煉瓦の壁を開いて向こう側の住人に「妙な本を持って歩いてる奴知らない?」と聞いてみました。
そこでマリエルは子鬼よけのからくり箱を買うと、目ざといものを見つけたら知らせてくれる”虫”のおまけももらい、しばらくすると探しものはまだ学院にあるらしいという報告をうけます。
学院長は彼らから『恐るべき書はまだ学院に・・・』という知らせを受け取りました。
その頃の学院内は警備が強化されて見回りの数が多くなっていました。
第74篇
「カルナマゴスの遺言」に魔力を吸い取られて入院していたシメオンが回復してようやく退院することになったので、エリアスは彼の付添で部屋まで送って行きました。
その帰りに生徒たちが集まって術をかけたパズルの解錠というゲームしているところに行き会いますが、学院にとじこめられたままで試験勉強に飽きた彼らは退屈していたのです。
妙に加熱し、そのうちに勢いでリアンはフィロメラに「久々に勝負するぞ!」とパズルの勝負を挑みました。
ベロニカに促されて仕方なく勝負を受けるフィロメラの脳裏では、幼い頃にリアンとのパズルゲームでおばあさまに「くだらない」と怒られた嫌な記憶が蘇ってきます。
結果はリアンの勝ちでしたが、フィロメラがわざと手加減したと怒るリアンに「どうしてそうしなきゃいけないのかちょっとは自分で考えろ!甘ったれ!!」と怒鳴るアイザック!
一方、フィロメラを追いかけていったチセは、泣きそうになっているけど泣くことのできないフィロメラの目を見て、幼い頃にいじめられていた自分を思い出しました。
「私は負けても勝っても恥さらしでどうやっても無意味でしかないんだって・・・」
「それはフィロメラのおばあさまに言われたから?フィロメラはどうしたかったの?」
「私なんかに・・・許されてることなんてないから・・・」
取り尽くしまもなく走り去っていくフィロメラの後ろ姿に「あるって言いたいのになぁ・・・」とつぶやくチセでした。
その頃、救護室には具合の悪くなった妹のジャスミンを抱えたバイオレットが来ていました。
第75篇
寂しさに耐えかねた雌の人狼が向かったのはフィロメラの祖母の下で、「子供をかえしてくれ」という彼女を祖母は先が尖った杖で打ちつけ、何か計略を思いついて処置室へと運ばせました。
庭に面した通路で、降り出した雨を見ながらチセとエリアスはクリスマスに食べるカボチャの料理について話をしています。
そこへやってきたバイオレットは「最近ゴーストが多い。冬は死者が帰ってくる季節だから」という話題から、チセの「日本は夏が幽霊の定番」というと話の中に出てきた「肝試し」というワードに興味を惹かれ、今晩、学院内で肝試しをすることになりました。
学院側には内緒ですが、一緒にいたエリアスも流れで手伝うことに。
コースは7箇所の怖いところでスタンプを押してシメは天文台でホラー映画の上映という計画です。
- 32年前に体を妙な引っかき傷だらけにした生徒が首を吊った木
- 20年前に行方不明になった生徒の死体が転がっていた中庭
- 自分の死に様が見えるよう呪いをかけられた階段の窓
- 37年前に魔術の実験で首を失った男が最後に見つかった廊下
- 呼ぶ声に答えると「成り代わられる」呪いの鏡
- 「何か」を呼び出して消えてしまった人の声が聞こえる部屋
- ここを使用していた教師が狂って自殺したらしい天文台
5分おきに2人づつで出発します。
ゾーイ&ルーシー、フィロメラ&アイザック、チセ&ベロニカという組み合わせになり、それぞれおしゃべりをしながらコースを進んでいきました。
最近ゾーイはルーシーが気になり始めているようです。
アイザックはリアンのことをあれこれと話しながらも、フィロメラが自分自身を縛り付けていると感じています。
チセはベロニカからフィロメラが15歳だと聞き、年下だったと驚いていました。
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フィロメラや雌狼が可愛そうで可愛そうで・・・クソババアをその杖で殴ってぶちのめしてやりたいです!
それにしても学院にも七不思議があったとは!!
内容も普通の七不思議っぽくて興味深いです。
16巻では肝試しの続きが読めますが、どんな恐怖が待ってるのかドキドキですね!
「魔法使いの嫁」を無料試し読みする方法
毎回、次はどうなるのかとドキドキしますが、文章で読むより画があるほうが格段に面白いのは請け合いです!
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特装版の内容は?
特装版 魔法使いの嫁 15巻はチセ&エリアス ころころマスコット付なんです!
引用元:https://magus-bride.jp/comics/
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「魔法使いの嫁」16巻の発売日!
「魔法使いの嫁」16巻の発売日は2021年 9月10日です。
関連記事:「魔法使いの嫁」16巻ネタバレ感想 怪物になったフィロメラ
まとめ
今回は「魔法使いの嫁」15巻の紹介でした。
緊急事態とはいえ、チセたちの学院風景が見れてラッキーでした!
ではでは\(^o^)/
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