引用元http://www.town.toei.aichi.jp
お元気ですか?うめきちです(^0^)
もうすぐ花祭りの季節がやって来ます。
花祭りとは国の重要無形民俗文化財にも指定されていて、新城東栄町で700年前から行われている天下の奇祭です。
「テーホヘ・テホヘ」の掛け声とともに舞い手も見物人も一つになって踊ります。
11月~翌年3月までにの長い期間に行われ、各地区により開催日時が違うという変わったお祭りです。
東栄温泉の熱い湯に浸かりがてら見物に行くのもいいかも!ですね。
今回の記事は、
・2016~2017【花祭り】意味や由来
・花祭りの見どころは?
・開催場所と開催時間・その他
・まとめ
以上の紹介をしていきたいと思います。
2016~2017【花祭り】意味や由来
花祭りの意味
地元では花祭りのことを指して単に『ハナ』と呼びます。
『ハナ』の意味は(成ものの先触れである花のできを祈る祭り)(稲の花を指す説)(死後の浄土再生説)など、諸説ありますが、はっきりとはわかっていません。
花祭りは「生まれ清まり」という根本思想のもとに、祭りの場を浄土にたとえて浄土に咲く大蓮華の花を手にして、再生した新たな生命を「花」ととらええます。
厳しい冬を超えて春になり、凍った大地から草木が再び芽を出して花が咲くことから「生命の甦り」を表しているのではないでしょうか。
花祭りの由来
花祭りの期限ははっきりとはわかりませんが、700年ほど前の平安末期に最盛期を迎えた吉野・熊野の修験道が奥三河に暮らす人々に影響をもたらしたものという説があります。
修験者が求めた修行の場所として前人未到の険しい山奥の地が理想とされ、奥三河の山河はぴったりだったようです。
天竜川を遡ってきた一団や、西から峰伝いにこの地にやって来た者たちなど、多くの修験者たちがもたらした修験道の影響はここに住む人々の暮らしに大きく関わり、やがて『花祭り』と言う形が出来上がったということです。
花祭りの見どころは?
花祭りの見どころは『鬼の舞』です。
鬼は「山見鬼」「茂吉鬼」「榊鬼」の3種類があります。
地区によって鬼の面はさまざまです。
「鬼の舞」は、鬼と町の人と観光客とが一体となってお囃子に合わせて踊ります。
祭は一気に最高潮を迎え、やがて『湯ばやし』の段になると舞子が釡の湯を振りかけまわっていきます。
この湯を浴びると1年間、健康で過ごせるという言い伝えがあります。
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開催場所と開催時間・その他
小林地区
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◆開催場所・・・小林諏訪神社境内
◆開催日時・・・2016年11月12日(土)7:00~23:30
◆東栄町で伝承されている花祭りは「振草系」「大入系」「大河内系」の3つの系統があります。
小林の花祭りは「大河内系」唯一の花祭りです。
御園地区
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◆開催場所・・・御園集会所
◆開催日時・・・2016年11月12日(土)~13日(日)/12日14:00~13日12:00
◆大入系の花祭りです。
当地自慢のけんちんと漬物、お酒が振る舞われます。
東薗目地区
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◆開催場所・・・老人憩いの家 東薗目荘
◆開催日時・・・2016年11月20日(日)8:00~22:00
◆大入系の花祭りで、200年以上の歴史があいます。
すべての舞が終わった後に行われる『七石半の湯立て』は東薗目独特のもです。
月地区
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◆開催場所・・・月集会場
◆開催日時・・・2016年11月22日(火)13:00~23日(祝)18:00
◆伝統を守り、古式に則った神事には定評が高く、鬼が焚火の山をまさかりではねる、夜空を焦がす勇壮な光景は月の花祭りでしか見られない逸品です。
また、大釜で炊きこんだ『花祭りの味噌汁』は天下一品の味わいです。
味噌汁に舌包みを打ちながらの花祭り見物も乙なものです。
足込地区
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◆開催場所・・・足込集会場
◆開催日時・・・2016年11月26日(土)15:00~27日(日)15:00
◆神々を呼び招く「天の祭」神事に古式に習い、宿の2階に75膳の供物をL字に設えるのはここだけの仕来りです。
また、会場の古さがよりいっそう雰囲気を醸し出し、舞が進むに従って幻想的な雰囲気に包まれていきます。
河内地区
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◆開催場所・・・河内長峯神社境内
◆開催日時・・・2016年11月26日(土)18:00~27日(日)10:00
◆祭りが最高潮に達する明け方、東の空がうっすらと白んでくる頃に朝鬼が舞庭に現れます。
赤鬼・白鬼・青鬼が演じる夫婦和合・家庭円満の願いを込めた舞が、舞庭中央の天井に垂れ下っている『蜂の巣』を鉾で突き破る時にクライマックスとなります。
『蜂の巣』からこぼれ落ちた「種銭」を拾い、財布に入れておくとその年はお金に不自由しないと言われています。
中設楽地区
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◆開催場所・・・中設楽花祭舞庭(改善センター前)
◆開催日時・・・2016年12月3日13:00~4日18:00
◆中設楽の花祭りは神話を基にした内容で、鬼の名前が「猿田彦命(榊鬼)」「須佐之男命(山見鬼)」「大国主命(茂吉鬼)」と呼ばれています。
中でも猿田彦命は重要視されていて、祭り当日は村内の家々をまわって「反閇(へんばい)」を踏み、人々の厄と大地の悪霊を祓い、五穀豊穣・病気平癒・村内安全祈願する神とされています。
中在家地区
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◆開催場所・・・老人憩いの家 明寿荘
◆開催日時・・・2016年12月11日8:00~22:30
◆中在家の花祭は伝承の経緯がわかっている唯一の花祭です。
明治6年に足込から伝わったものだ、約9戸という最小の集落ながら近隣住民が一致団結して立派な花祭を開催しています。
古戸地区
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◆開催場所・・・古戸開館
◆開催日時・・・2017年1月2日9:00~3日17:00
◆振草系の花祭では最も古い歴史と伝統を誇る古戸(ふっと)花祭は、鬼の面・ばち・衣装などを収める箱の箱書に1600年代の年号が書かれていて300年以上の歴史がうかがえます。
下粟代地区
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◆開催場所・・・下粟城生活改善センター
◆開催日時・・・2017年1月7日(土)14:00~8日(日)14:30
◆下粟城の榊鬼面は東栄町最大と言われ、その大きさは有名です。
また、花大夫と宮人による神事はとても丁寧なもので、神仏を呼び寄せる神招の神事・舞の後の神返しの神事は宗教的な見地からいっても高い価値を認められています。
布川地区
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◆開催場所・・・布川集会場
◆開催日時・・・2017年3月4日(土)13:00~5日(日)10:00
◆花祭シーズンのラストを飾る布川の花祭は、世襲で受け継がれてきた花大夫によって神事が厳格に行われます。
3月という春も間近いこの時期に行われる布川の花祭りは、毎年多くの見物客でにぎわいます。
東栄フェスティバル
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◆開催場所・・・東栄ドーム
◆開催日時・・・2016年11月3日(木)10:00~19:00
◆東栄町内に散らばる花祭を一堂に集めて花祭の実演や、東栄小学校の児童による和太鼓と金管クラブの発表・和太鼓「志多ら」の演奏・チェーンソーアート実演など花祭にまつわるイベントが盛りだくさんです。
まとめ
今回の記事は、
・2016~2017【花祭り】意味や由来
・花祭りの見どころは?
・開催場所と開催時間・その他
以上の紹介でした。
奥三河の伝統芸能『花祭』は、真夜中のむちゃくちゃ寒いのを我慢しながら楽しむところに醍醐味を感じるみたいですね。
一度行ったら病みつきになること請け合いだそうですよ!
ではでは(^0^)/