【悪夢の住む家ゴーストハント】1巻ネタバレの内容と感想・「コソリが来る!」

     

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お元気ですか?うめきちです(^0^)

漫画 いなだ詩穂先生・原作 小野不由美先生の

【悪夢の住む家ゴーストハント】1巻が

2013年6月7日に講談社ARIAコミックス

より発売されました。

前作『ゴーストハントシリーズ』で

「渋谷サイキック・リサーチ(SPR)」の

アルバイトとして雇われた谷山舞と

所長のナル(渋谷一也)、

そしてSPRに協力する仲間たちが

新たな恐ろしい事件に飛び込んで行きます。

恐ろしい化け物「コソリ」とは

いったい何なのでしょうか!?

今回の記事は、

・【悪夢の住む家ゴーストハント】

1巻あらすじと感想

・まとめ

以上の紹介をしていきたいと思います。

(※なお、ネタバレのため、

結末を知りたくない方はご注意くださいね!)

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【悪夢の住む家ゴーストハント】1巻あらすじと感想

1話】調査の依頼

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「コソリがくる」

毛むくじゃらで大きな牙の怪物が階段を

上がってくる・・!

物語はこんな恐ろしい出だしから

始まりました。

最近、家を購入して引っ越したばかりの

阿川翠は新居に起こる色々な

ポルターガイストに悩まされていました。

ノックの音や騒音、物が移動する、

奇妙な電話がかかってくるなどの怪異が続き、

ノイローゼになってしまいそうでした。

問題は他にもあり、隣家の笹倉家の人たちに

覗かているような気までするのです。

他にも阿川翠の家は普通の家とは

違っている点がたくさんありました。

ベランダ側以外の

窓と言う窓が全部鏡がはめ込まれていて、

廊下の端には大きな姿見があったりと

なんだか気味の悪い家という第一印象

でしたが、母親が気に入ってしまったので

購入することにしたのですが・・・。

そんな母娘二人だけの阿川家を心配した

友人の紹介で、世間には従兄弟と称して

用心棒代わりに地検の広田正義が

住みこんでいました。

『SPR』には広田の紹介でやって来ました。

実は広田は心霊現象否定派で、

『SPR』にはある別の目的を持っていました。

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依頼のための調査書を取ろうとした

高校のセーラー服を着た舞を見て

驚いた広田は、ちょうどその時に

帰ってきた所長のナルを見ると

その若さにさらに驚いていました。

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2話】調査開始

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調査のために阿川家を訪れた

舞が最初に感じたのは

「誰もいないの?」でした。

目の前にはナルもリンさんも阿川家の人も

いるのに妙なことです。

用意された部屋に機材を設置しながら

翠としゃべっていた舞が、

家に入った時の妙な感じを話しました。

翠は自分がこの家に最初に感じたことと

同じだったので少しホッとしたようでした。

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夕方、帰宅した広田が機材を設置されて

物々しくなっている部屋を見て、

ついに疑惑を口にしました。

「本来、あの事務所の所長は

オリヴァー・デイヴィスというイギリス人の

はずなんです!」

「翠さんたちが駈け込むべき先は弁護士の所

なんですよ!」

広田は心霊に対する不審感を思い切り

ぶつけてきました。

そこへやって来たお母さんが

「弁護士に何ができるの?」

「ここにいちゃいけないわ

早く外に出て二度と戻ってこないで」

とうつろな目をして言うのです。

(実はオリヴァー・デイヴィスはナルの本名

なのですが、めったに人に話すことは

ありませんでした)

そしてまたブレーカーが落ちて

停電するのでした。

3話】広田の参加

広田はナルのことを疑っていました。

どんなに調べてもデイヴィスという人物の

情報がないのです。

ナルがデイヴィス本人なのか

見極めるためにも一つの決心をしました。

それは『SPR』の手伝いに加わる

ということです。

手伝いながら何か尻尾がつかめるかも

しれないと思ったのです。

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やがてポルターガイストについての実験が

はじまりました。

ポルターガイストは主に思春期の子供や

女性が無意識に起こすことがあるのです。

だから「今夜○○が動く」という暗示を

かけておくのです。

実験の結果は動きは無し。

センサーや録画装置にも何の変化も

ありません。

それは人間ではない者の存在を示す

ことでもありました。

4話】隣人笹倉家

人間ではない者なんてことは

あり得ないことのはずです。

広田は困惑していました。

そんな時、インターホンが鳴りました。

訪ねてきたのは隣家の笹倉家の奥さんでした。

笹倉加津美は執拗に家の中に

入りたがりました。

昨日からこの家に大勢の人間が出入している

ことや、この家で前に自殺があったこと

などを話し、気味が悪いほどに今ここで

起こっていることを聞きたがりました。

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その後、広田とナルが

「窓がなぜ鏡何だろう?」と

話し合っていると窓の向こうで

コツン・・コツンと微かな音がしました。

調べても窓の外には誰もいません。

舞は廊下の端にある姿見を見た時に

妙な思念を感じました。

『入っちゃだめ 入らないで

そのまま出て行って』

なぜか姿見が怖くて、

あの向こうには「コソリがいる・・・」と

感じたのでした。

いつもの悪戯電話がかかってきて

さらにうつ状態を深めたお母さんは

翠が帰宅した声に

「だめ!翠 入ってこないで!」

悪戯電話に出て行けと言われ続けたせいで

この家から出ていかなきゃと

思いこんでいるようだと広田は思いました。

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人間ではない者が関わっているらしい

ということから『SPR』は協力者を

呼ぶことにしました。

それは坊さんと調査員の安原さんです。

とりあえずはお母さんの不安を

少しでも取り除くために必要な措置として、

大々的なパフォーマンスとしての除霊を

演出する必要がありました。

これは『偽薬』と言って、本来は薬ではなく

ただのでん粉であったり、生理食塩水を

薬だと偽って患者に与えると、

薬を飲んだという心理的な効果から

本当に治ってしまう事があります。

それと同じ効果を求めての

パフォーマンスなのです。

5話】悪戯電話

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ナルが坊さんにやらせようとしている

除霊のパフォーマンスを聞きつけて、

詐欺だと騒ぎ立てて来た広田にこれは

『偽薬』というれっきとした

医学・薬学上の用語で

その意味と必要性を説明しました。

同時にこの家の普通ではない部分も

列挙していきました。

・ブレーカーが落ちる原因➡30アンペアの

表示だが内部の部品は5アンペア

しかなかった。

・電話の雑音➡無線電波のせい。

・テレビの不調➡ブースターにつながる

ケーブルの不具合のせい。

(内側に何ヶ所か故意に腐食させた

跡が見つかった)

・他の電気系統のトラブルにも

動揺の偽装があった。

さらに安原さんが図書館で調べて来た

内容にも驚くべき事実があったのです。

20年前の開発当時、建売住宅として

販売されたこの辺り一帯の住宅は

欠陥住宅で手抜き工事のひどい物

ばかりだった。

笹倉家もその内の一軒を買い、

あまりのひどさに建て替えたいと

思っていた。

そして建て替えるなら隣の土地も

手に入れ、もう少し広くしたいと

考えるようになった。

この土地の売却の仲介をした

不動産屋にも何度か購入の申し入れを

したらしいが、その当時の所有者は

売る気がなかった上に

笹倉家が提示した金額が

お話にならないくらい安いものだった。

つまり何とかして隣の土地を手に入れたい

笹倉家は、阿川家が出て行くように画策

していたという可能性が濃くなって

きたのです。

そんな話をしているところへまたもや

笹倉夫人が押しかけて来ました。

ちょうどいいと思った広田が笹倉夫人を

家に上げ、ソファに座らせてからこれまで

あった数々の出来事を話し、

犯人は笹倉さんではないかと告げたのです。

名誉棄損だと講義する笹倉夫人に、

ナルも今までの調査結果による声の

特徴などから同一人物かどうか

割り出せるから、言いがかりかどうか

調べるためにも家族の声の録音を

させてほしいと言いました。

なおも抵抗する笹倉夫人は

「鍵もないのにどうやって家に入るのよ?」

その意外な進入路はナルの口から

明かされました。

それは、姿見だと思っていた

廊下の端の鏡でした。

超音波で調べた映像を見ると

それはどう見てもドアでした。

三方を建物に囲まれて、

小さな裏庭への裏口としての用を

なさなくなったのでふさがれていたのです。

しかし今、ドアのカギは外され、

代わりに心張棒がかまされていました。

そしてこの元ドアに面しての

開口部を持つのは、笹倉家の窓だけ

だったのです。

さらに広田は翠に

「告訴しますか?」と言います。

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この恐ろしい事実を突きつけられて

蒼白になった笹倉夫人は二度としないと

約束して帰っていきました。

一連の出来事が終わったかに見えた矢先、

翠はまたもや恐ろしいモノを見ました。

それは浴室のドアの向こうに鉈を持った

血まみれの人影が・・・。

書籍情報

【悪夢の住む家ゴーストハント】1巻

感想

すっごく怖いお話です。

何年か前に原作の小説を初めて読んだ

時は怖くて夜、眠れませんでした。

原作者・小野不由美先生の作品は

怖いものがとても多いです。

今回、コミックになった物を

改めて読んでみても

その怖さは少しも変わりません。

むしろ、絵があるだけに

「コソリ」の恐ろしさが

倍増したみたいな気がします。

2巻ではさらに怖くなります。

絶対に夜、読んではいけません!

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まとめ

今回の記事は、

・【悪夢の住む家ゴーストハント】

1巻あらすじと感想

以上の紹介でした。

恐ろしいお話でした。

ドキドキしながら2巻へと進みましょう。

ではでは(^0^)/

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