お元気ですか?うめきちです(^0^)
煮物や鍋物の美味しい季節ですね。
ところで、半干し大根って知ってますか?輪切りとか、割干しの干した大根です。
子供の頃によく、家の軒先とかで干しているのを見かけました。
しっかり干した、切り干し大根もおいしいですが、半干し大根はまだ水分を残している分、しっとりとしていますし、干してあるために出汁を良くすってとろりと甘くて美味しいんです。
そこで今回は、半干し大根の作り方や、簡単なレシピ、栄養素などについて紹介してみました。
半干し大根の作り方と高い栄養価
【半干し大根の作り方】(寒い季節が向いています)
(煮物用)
①洗った大根を皮つきのままで、2cmくらいの厚さに輪切りにします。
②ザルに並べて日向で半日ほど干します。(ジップロックなどに入れて冷蔵庫で保管すれば数日は持ちます)
(炒め物用)
①洗った大根を、長さ5cm幅1cmくらいの細切りにして、ザルに並べて同様に半日ほど干します。(同様に冷蔵庫で保管すれば数日は持ちます)
(漬物用)
①洗った大根をスライサーなどで薄切りにします。
②ザルに並べて日向で2~3時間おき、しんなりと二つ折りにできるくらいになったらOKです。
(こちらは、つけ汁に漬け込んで保存します。冷蔵庫で保管すれば数日持ちます)
【半干し大根の栄養価】・・・大根は水分が80%ほどです。この水分を乾燥させて抜くことによって、栄養分がギュッと凝縮されて栄養価が高くなり、糖化されて甘みも増します。
(切り干し大根の場合カルシウムは15倍・鉄分は32倍・ビタミンB1・B2は10倍)
と言われていますから、半干し大根は、切り干し大根ほどは凝縮されていませんが、半干しとは言え、かなり栄養価が高まっていると言えます。
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簡単レシピ
①半干し大根の揚げ煮
大根・・・1/3
出し汁・・400cc
醤油・・・大さじ1/2
酒・・・・大さじ1
みりん・・小さじ1
半干しにした大根を食べやすいサイズに切って油で素揚げにする。
調味料を合わせた出し汁で煮立てて箸がすっと通るくらいになったら、火から下ろしてそのまま煮浸しにしておく。大根の大きさで30分~1時間くらいで味がしみていきます。
大根のとろっとした食感がたまりません。
②半干し大根の炒め煮
細切りにした半干し大根・1/3
人参・・・・・・・・・・1/2(拍子切り)
竹輪・・・・・・・・・・1本(斜めに薄く切る)
出し汁・・・・・・・・・200cc
醤油・・・・・・・・・・大さじ1/2
みりん・・・・・・・・・小さじ1
酒・・・・・・・・・・・小さじ1
ごま・・・・・・・・好みの量で
フライパンで大根と人参を油で炒めます。
人参がしんなりたらとしてきたら、調味料と合わせた出し汁を入れて軽く煮立ててから竹輪を入れ、煮汁が少なくなってきたら、最後にごまを入れて、さっと混ぜます。
ごまが香ばしくて美味しいんです。肉と合わせてもいいですね。
③半干し大根の漬物
スライサーで薄切りにして2~3時間干したもの・30枚くらい
柚子・・・・・1/2(皮を細く切る)
合わせ酢・・・50cc
みりん・・・・大さじ1
塩・・・・・・一つまみ
水・・・・・・大さじ2
唐辛子・・・・少々
バットに干し大根を敷き詰め、合わせ調味料をかけて浸し、その上に柚子と輪切りの唐辛子をまきます。一晩、冷蔵庫で寝かして、翌日に食べます。
甘酸っぱくてシャキシャキとして、ごはんが進む一品ですよ。
まとめ
冬の風物詩の大根の、簡単な半干し大根の作り方とその栄養価・レシピの紹介でした。
子供の頃に冬になると垂木のはざにかけられたたくあん用の大根をよく見かけました。
そんな頃になると、庭の日当たりのいいところに輪切りや細切りにされて干された大根が晩ごはんのおかずになって出てきました。懐かしいですね~。
生の大根もおでんなどでとても美味しいですが、干した大根はまた格別の美味しさがありますよ。ぜひ作ってみてくださいね。
ではでは(^0^)/