【同居人はひざ、時々、頭のうえ】1巻ネタバレ内容と感想・素晴とハル

     

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引用元amazon.co

お元気ですか?うめきちです(^0^)

作画・二ツ家あす先生&原作・みなつき先生の

【同居人はひざ、時々、頭のうえ】1巻が

2015年10月25日に発売されました。

猫好きはもちろん、

猫を飼ったことのない方にも

必見のマンガです。

人が苦手なミステリー作家・朏素晴

(みかづきすばる)と元ノラ猫のハルの

奇妙な同居生活を描いたこのマンガは、

猫と人間の二つの視点から描かれた

一風変わった作品です。

今回の記事は、

・【同居人はひざ、時々、頭のうえ】1巻のあらすじ

・感想

・まとめ

以上を紹介をしたいと思います。

(※なお、ネタバレのため、

結末を知りたくない方はご注意くださいね!)

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【同居人はひざ、時々、頭のうえ】1巻のあらすじ

1)未知との遭遇

〈素晴編〉

ミステリー作家の朏素晴は偏屈で人嫌い、

旅行も話題の店も、

とにかく人混みが大嫌いで

外出なんて論外でした。

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旅行中に事故に合い亡くなった両親の

墓参りに行ったある日の帰りに

一匹のノラ猫を拾ったことが

彼の人生を大きく変えることになるとは!

気がつくと、仕事部屋のドアの外に

猫の餌が少し置かれていました。

やがてそれは毎日続き

日を追うごとに量が増え、

ついには皿ごと猫が持ってきたのです。

「いったい何なんだ?」

そう思った時には身体に力が入らず、

彼の記憶はここで途切れてしまいました。

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素晴が気づいた時に

傍にいたのは編集者の河瀬さん。

「小説のラストはこれでいいのですか?」

と、小説のメモを見せてきたのですが、

倒れた時の自分には

字を書く力なんて無かったはず。

訳がわかりません。

ふと見れば、空の猫の皿があり、

自分の口元には猫のエサが!

・・・まさか食べたのか、猫のエサを・・・

つまりは、仕事に没頭するあまり

寝食を忘れてしまう素晴に猫が

食べ物をわけてくれてくれていた

と言うことが考えられるんですね。

河瀬さんは

「それは心配してくれているからですよ」と。

「そう言うことってあるのかな」

猫ってよくわからないけれど、

素晴にとってそれは

新しい世界の扉が少し開いた瞬間でした。

〈ハル編〉

お墓でわたしを拾ってくれた人間は

あまりご飯を食べないし、動かないし。

どうなってるの?

たくさんおなかがすいたら

しんじゃうってことを

知らないの?

猫は自分にご飯をくれた人間が

何も食べないので心配でなりません。

だから自分のご飯を分けてあげたのです。

わたしのご飯、全部

食べたっていいんだからねえ・・・

ご恩返しは大切よ。

急に倒れたその人は

わたしがあげたご飯を手づかみで

目をつぶったまま、食べてるの~

あ!急に動き出して

何か紙に書いてるみたい。

あっまた倒れた!

でも、触ってみるとあったかいよ。

よかった(*´▽`*)

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2)君を呼ぶ

〈素晴編〉

素晴は今、ペットショップにいます。

猫のエサが終わってしまったんです。

通販で買おうとしたら

お届けは2日後・・・

人がいるところには

なるべくなら行きたくないんだけれど

背に腹は代えられません。

ペットショップの

店員さんにエサの説明を聞いていたら

猫の名前がまだないことに

初めて気がつきました。

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家につくと、猫が見当たりません。

いつもならパソコンのキーボードの上で

寝ているのに・・・

今日は段ボール箱の中にいました。

この子はどんな名前が気に入るかな。

とりあえず、思いつくままに

いくつか呼んでみることにしました。

すると「ハル」に反応したのです。

で、名前は「ハル」で決まり。

〈ハル編〉

パソコンのキーボードの上はね、

あったかっくて気持ちいいの。

ここはいつでも食べたい時にご飯があるし、

もう最高!

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わたしがノラ猫だったとき

時々、ご飯をくれた人がいたわ。

その人の子供が

「ハルんちのごはん、おいしいでしょう?」

と言ってたの。

「ハル」ってご飯のことなのね?

あったかい響き。

きっとハルってご飯がもらえる合図なのね。

3)君に触れる

〈素晴編〉

編集の河瀬さんは

打ち合わせのために素晴の家に来ます。

それは外出がきらいな素晴と、

猫好きな河瀬さんの

利害が一致した結果でした。

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しかし、河瀬さんの猫好きのレベルは

素晴の想像を

はるかに超えていました。

毎日のようにやってきて

ハルと遊んでいる河瀬さんを見ていると、

いつだって世の中は理解しがたいものに

溢れているのだと思うのです。

「たかが猫なのに・・」

ハルを抱きあげようとした河瀬さんを

引っ掻いて逃げ込んだ先は

素晴の足の間でした。

「朏くんのそばだと安心するんだね」

河瀬さんはそう言いました。

そうなのか?

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恐る恐るそうっとハルの頭に触ってみると、

モフモフ・モフモフ・・

「猫ってこんなにあったかいのか・・・」

不思議な感触でした。

〈ハル編〉

この数日この時間になるとヤツが現れる。

ヤツはやかましい。

ヤツは触りたがる。

ハル(ご飯)と言ってわたしを騙す!

追い返してくれないかなと思って

素晴の所へサッと行くと、

「朏くんのそばだと安心するんだね」と

ヤツは少し残念そうな顔をするの。

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ある晩、

ヤツが置いて行った

猫ジャラシで遊んでいると

いきなり頭をなでられたわ!

びっくりしたけど

この人間がこんな風に

触ってくるなんて・・

まあ、、この人間は

わりとキライじゃないからいいわ。

ここは居心地いいしね。

4)見えないもの

〈素晴編〉

偏屈で人間嫌いな青年は

猫とのはじめての生活に

なかなか慣れません。

人の腹をジャンプ台にするし、

あちこちで物を壊す

やっぱり・・ダメだ。

そう思っていた時に

「ガシャーン」と大きな音がしました。

慌てて行ってみると、

ハルが仏壇の中のものを

ひっくり返してしまっていました。

思わず「コラーッ」と

怒鳴ってしまいました。

そんなある日、亡くなった両親に部屋に

用事で入った時について来たハルが

暴れて荷物が崩れたのですが、

そこで見つけた両親のアルバムには

『ここに素晴と来たらきっと楽しいだろう』

旅行好きな父母がそう書いた

いくつものメモがあったのです。

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外出がきらいな素晴は

いつも旅行の誘いを断っていました。

だからそのメモは

旅先での事故で亡くなってしまった

両親が最後に残してくれた言葉だったのです。

溢れて止まらない涙を

そうっとなめてくれたのはハルでした。

そのまま眠ってしまったので

電話に気がつきませんでした。

心配して駆け付けた河瀬さんが

「何かご飯を作りましょう」

と言って向かったキッチンで

「ドロボー!」と叫ぶ声がしました。

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キッチンにいたのは”大翔(ひろと)”

びっくりして勝手口から

飛び出したのは”ハル”でした。

〈ハル編〉

この家にはわたしと

あの人間しかいないはずなのに。

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なんなの!?このボヤ~ンとしたものは??

家の中のあちこちにフワフワ~フワフワ~

このままでは

わたしのお気に入りが取られてしまうわ。

戦わなくちゃー!出て行けー!!

その結果、

仏壇や両親の部屋での大暴れだったんですね。

でも、泣いている素晴を見て

「情けないわね男の子でしょ。大丈夫よ」

と涙をなめてあげた時に

あのボヤ~ンとしたヤツラが来て

『ありがとう』

って言ったのよ。

とても優しい顔をした二人だったわ。

いったいなんだったの?あれは。

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しばらくして河瀬のヤツが来て

またわたしに触ろうとするから

逃げ出したらそこはお外だったの。

そして扉がパタンと閉まってしまった・・

・・・なんだ

またノラ猫になるのね・・・

いつものことだわ・・・

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感想

猫の頭の中って

美味しいご飯と居心地のいい寝床と

静かなところが好き。

その次はご飯をくれる人かな。

ホントにこんな風な気がしますね!

昔、飼っていた猫は子供がキライでした。

子供はやかましくて、

容赦がないからだと思いますがね。

子供の声がすると

忍者のごとく

スッとどっかへ消えてしまいます。

猫ってマジで

自分の安息が一番な動物なんですね。

素晴とハルの関係は

お互いの安息に繋がっていくと

いいなと思います。

最後のハルの心のトラウマが悲しいです。

早く癒される時がくるといいですね。

ところで、”大翔”ってだれなんでしょうね?

それと!

表紙カバーを外すと現れる

表紙&裏表紙のおまけマンガ

【素晴のパソコンのきもち】は

ニヤリ!劇笑モノです(^_-)-☆

書籍情報

まとめ

今回の記事は、

・【同居人はひざ、時々、頭のうえ】1巻のあらすじ

・感想

以上の紹介でした。

猫ってほんとに

こんなことを考えているんでしょうか?

その謎はウフフですね~

今後の二人の生活が気になりますが・・

ではでは(^0^)/

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