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おげんきですか?うめきちです(^0^)
日渡早紀先生の新作「ぼくは地球と歌う」5巻が2019年8月5日に花とゆめコミックスから発売されました。
「ぼく地球シリーズ」第3章5巻です。
- 蓮はロジオンに「黒聖歌を歌って大母星を壊滅させてしまった」と告白される。
- 輪は大輔に呼び出されて、大母星が壊滅した時に月基地にいた柊が何を発見したのか聞かされ、東京タワー解禁を再度提案される!
- カプツンは前世の記憶に振り回されて心を閉ざしてしまった蓮に必死に話しかけ、話しを聞かせてくれと言ってくれるが・・・。
今回はスゴク気になる「ぼくは地球と歌う」5巻の紹介をしたいと思います。
「ぼくは地球と歌う」5巻
- あらすじと感想
- 「ぼくは地球と歌う」を無料読み&試し読みする方法
- 「ぼくは地球と歌う」6巻の発売日予想
- まとめ
(※なお、ネタバレのため、結末を知りたくない方はご注意くださいね!)
「ぼくは地球と歌う」5巻
あらすじと感想
第25話
蓮は夢の中でロジオンから自分が黒聖歌を歌ってしまったせいでヘンルーカを目覚めさせてしまい、それが引き金になって大母星すべてを壊滅させてしまったのだと聞かされました。
後悔で押し潰されそうなロジオンは、蓮の「ヘンルーカの正体を教えて」と言う質問に、「月基地へ行けば判る」と言い残して消えてしまいます。
自宅のベッドで真を覚ました蓮は、「黒聖歌は絶対に歌わない」というありすに「月基地にアクセスしてみたい!」と言ったのです。
第26話
一方、東京タワーを見ながら輪は、大介から大母星が壊滅した後で柊がタガが外れたように禁足地域のデータを片っ端からひっくり返していたという話しを聞いていました。
故郷の星へ帰るための緊急手段を探していた柊がタブー領域から見つけてしまった情報は、大母星、仮母星、月、キチェスの楽園の史実資料や史実文献、史実調査書・・・などの膨大な「見てはいけないモノ」だったのです。
絶望した柊は全部元通りに封印してしまいましたが、ただ一つショックが大きすぎた「黒聖歌の文献」だけは記憶に残ってしまいました。
つまりは月基地自体が超ド級の国家機密文書㊙保管庫だったのです!
大介の話を聞いた輪は、月基地を調べようと言う大介の提案に乗ることにしました。
一方、学校にいる蓮は、カプツンから「大介って人が言ってた東京タワー解禁ってどういう意味?」と聞かれますが、返事ができないでいました。
「憶えてるか?2年の時におじさんの帽子をサイコメトリしてた蓮が、自分のことを”S”と名乗って東京タワーに登ったことあったろ?」
うつむいたままの蓮を見つめるカプツンは、あの時、蓮がイケメンや美女のことや、両親の特殊能力のことなんかを一生懸命に話してくれて嬉しかったと言ってくれました。
けれど「カプツンやカチコみたいに早く大人になれないぼくが、厨二病的な話をするの苦手だよね・・・?」と、呟いて下を向いてしまった蓮に、
「お前、嘘つきじゃないだろ?本当のことしか言ってないじゃん!もっと続きを聞かせてくれよ!」
カプツンの真摯な言葉にパワーをもらう蓮でした。
第27話
輪と大介がすっかり意気投合して東京タワーを稼働させる気満々になっていると、3人で話し合っている甚八と一成、春彦ですが・・・。
ヘンルーカに敵対する立場の彼らの中のあって春彦だけが、蓮のいう「ヘンルーカは大人しい子」という証言から「止めた方が良くないかな・・やっぱり・・・」と弱腰な発言をしています。
しかし甚八から月基地に隠された国家機密のことを聞いて、
「まさか基地自体が兵器だったなんてことないよね・・・?」と不安にかられます。
そこに最後に合流したありすは・・・。
家に帰ったきたありすは恐ろしさのあまり震えながらも、黒聖歌を歌って基地そのものが兵器なのかどうかを確認しなければならないと輪に言いました。
家への帰り道、自分の中の木蓮が、昔、ロジオンが地球にもつながる大罪を犯したってずーっと泣いてると言うのです。
蓮が紫苑と木蓮の事が見えなくなったのもそのせいで、ロジオンが無意識に求めている贖罪が全部蓮に降りかかってしまうと!
その一番恐ろしい罰は、蓮がロジオンのように若くして命を落とすこと!
詳しく知るためには基地に行けとロジオンが言ったと知ったありすは、蓮を守るために自分が黒聖歌を歌って地獄に堕ちるんだ!と泣くのでした。
第28話
東京タワーのシステムを稼働させようと四苦八苦していた輪はパソコンの限界を感じて、EPIAにいるミクロに頼んでスーパーコンピューターを密かに使わせてもらおうと、ボストンにやっていました。
しかしソルの手引きで再会したミクロはEPIAを辞めてしまっていたし、どういうわけかその外見が紫苑そっくりになっていたのです。
場面は変わり、蓮とカプツン
カプツンに「さあ吐け!」と勢い激しく迫られていた蓮は、カプツンの提案で彼に分かりやすいように相関図を描きながら今までのことを説明していきました。
そして最後にヘンルーカーの件になると、月組の故郷を壊滅させたヤバイヤツだとカチコは言いますが、蓮はどうしてもヘンルーカがそんな娘には思えないと言い張ります。
こうしてすべてをハッキリさせるには月基地にアクセスしなければならないと、それぞれの場所でみんなの意志が同じ方を向くのでした。
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第29話
ミクロが言うには、今の会社に引き抜かれてEPIAを辞める時にモメてしまったことから会社の代表に変装しろと言われて、日サロに行ったり髪を染めたりしているうちに紫苑そっくりになってしまった!でした。
ミクロの話では、前に輪がEPIAのスパコンにハッキングしたせいでEPIAのレイモンド=ヴィジョンにずいぶん迷惑をかけていたようですが、レイも輪に会いたいと言っているので(かなり執念深く)、スパコンは借りられそうです。
場面は変わり、日本の小林家
その頃、ちまは輪の帰りを待ちくたびれて眠ってしまっていました。
ありすがカチコに学校での蓮の様子を聞くと、カプツンに毎日相談に乗ってもらっていると言ったので、
「前世の記憶を思い出すのはスゴク怖いよ。知りたいこととか全部、前世を思い出せば解決するって解っていてもね・・・。カプツンは戸惑ってない?」と。
するとカチコは笑顔で、
「カプツンは一般ピープルやけど、すごく特別な奴なんよ」
「あんな、おばちゃん。ESPもキチェもなくたって人間て多分奇跡を起こす力、一個はきっと持ってんねん!ウチ何でかホンマにそう思うねんっ」
「カプツンはマジ信頼して大丈夫や!!」
それを聞きながら『ああ、蓮はカプツンに勝てそうもない・・・』と、我が息子の恋の行方を憂いていましたが、その時ふいに思い出したのです。
さっきカチコが言ったのと同じことを言っていたのは、木蓮のお母さんだったのです!
第30話 この世界では一握りの者たちにしか真実は知らされない
本日、アスワドは事務総長の計らいでサージャリムに拝謁することになっていました。
しかしそのことを本人は知らされず、突然 父親のダ=ネル=オーハに連れられてきたので恐れ多すぎると戸惑っていましたが、「長男であるお前のみだ」と言われて喜んで拝謁を賜ることにしたのです。
連れて行かれた部屋は、床がガラス張りなのか足下に透き通って見える眠れる巨大な美しい女性がいました!
それがサージャリムの正体で、彼女にはもう一つ『ヘンルーカ』という神名があると知らされたのですが・・・。
「達者で暮らせよ」
そう言うと父は去っていき、アスワドはそれきり楽園に捨てられてここから出る事は出来なくなりました。
そして自動的に楽園関係者として奉仕することになったのです。
父親に捨てられたアスワドの悲しい運命の夢を見て、ショックで目を覚ましたちまは悲鳴を上げて泣きだしました。
「ちまの本当のお父さんはあんなんじゃない!今すぐ帰ってきてギュッとして!!」
ちょうどその頃、輪はミクロにレイを紹介してもらう算段をつけていたところでしたが、何かものすごい胸さわぎを感じて今日は帰ることにしたのです。
驚きましたね~!ヘンルーカがサージャリムとして祭られていたとは!
サージャリム一族の末裔だったという事は4巻で明かされていましたが・・・。
しかし蓮のいう大人しいヘンルーカと、輪たちが対峙した凶暴なヘンルーカ・・どっちが本ものなのか・・・?
みんなの気持ちが月基地にアクセスする方向になった今、事態は大きく進展していくようです。
次回の展開がどうなるのか6巻の発売が待ちどうしいですね!
「ぼくは地球と歌う」を無料読み&試し読みする方法
次はどうなるのかとドキドキしますが、文章で読むより画があるほうが格段に面白いのは請け合いです!
☟詳しくはこちらをご覧くださいね☟
「ぼくは地球と歌う」6巻の発売日予想
「ぼくは地球と歌う」6巻は2020年8月4日に発売されました。
✒関連記事➜「ぼくは地球と歌う」6巻ネタバレ感想 アスワドの悲劇
まとめ
今回は「ぼくは地球と歌う」5巻の紹介でした。
すごい展開になって来ましたが、6巻は1年後だと思うと長いですね…シクシク。
ではでは(^0^)/
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