ネタバレ感想「ソマリと森の神様」4巻 ウゾイとハイトラ・5巻発売日予想

     

2017-12-21_212325

お元気ですか?うめきちです(^0^)/

暮石ヤコ先生の異形ファンタジー【ソマリと森の神様】大人気の幻想異世界譚・4巻がゼノンコミックスより2017年12月30日に発売されました。

『異形の父×人間の娘』×「旅の目的は人間を探すこと」

ソマリとゴーレムという異種族の親子は「最果ての地」へと旅を続けています。

旅の途中で出会ったウゾイとハイトラ親子。

キツツキ屋の仮小屋でのゴーレムの初めてのお菓子造り。

そんな旅の中でソマリは少しづつ成長していくのです。

今回は

  • 【ソマリと森の神様】4巻のあらすじと感想
  • 【ソマリと森の神様】5巻の発売日予想
  • まとめ

以上の紹介をしていきたいと思います。

(※なお、ネタバレを含みますので、結末を知りたくない方はご注意くださいね!)

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【ソマリと森の神様】4巻のあらすじと感想

あらすじ

ソマリとゴーレムが旅の途中で知り合ったハラピュイアの子供ウゾイとハイトラ親子。

実はハイトラは人間で、病気を治す薬を探して旅をしていました。

ある晩、ハイトラはゴーレムに自分は本当はウゾイの母親を殺して食べたことを告白しました。

かつてハイトラが普通の人間だった頃、異形の者達に村人ごと捕まり、スキを突いてみんなで逃げ出しました。

けれどすぐに大半の者が捕まった中でハイトラは何とか家族3人で逃げることに成功したのです。

しかし身を隠す安全な場所もなく、食べるものさえ満足に手に入らない状況ですでに限界になっていたそんな時、ハイトラの目の前にいた異形の女を殺してその肉を食べて異形になろうと考えました。

ところがその肉を口にしたとたん、妻と娘は苦しみだして死んでしまったのです。

あまりの出来事に呆然としているところに現れたのはその異形の女の幼い娘ウゾイ。

自分が殺してしまったのはこの子の母親と自分の妻と娘・・・。

ハイトラは何も知らないウゾイに一生をかけて償うことを誓ったのでした。

とは言えハイトラ自身も右目が潰れ、半身は羽に蝕まれて内臓さえも侵されて遠からず死を迎える身となっていました。

「あの子の”家族”になる資格が俺にはない・・・」

その時、眠っているはずのウゾイはハイトラの話をカーテンの陰で聞いてたのです。

大きなショックを受けていたウゾイは、翌日、馬車での移動時に突然竜巻が起こった時にハイトラが伸ばした手を思わず払いのけた拍子に竜巻に飛ばされてしまいました。

ウゾイが飛ばされた北東の岩山地帯へ探しに行くと、運の悪いことに攻撃的な性格のカケアシドリの足下に倒れていました。

身体的能力から、ゴーレムが囮になってカケアシドリを誘導するからそのスキにハイトラがウゾイを救出する作戦を立てたのですが、ハイトラは自分が囮になる方を選んでカケアシドリの下にワザと倒れ込んだのです。

ゴーレムに救出されたウゾイはハイトラが身代りになったことを知って

「勝手にひとりで終わらないで!!」

カケアシドリの前に立ちはだかり叫ぶウゾイ!

「目を閉じていろ!」

二人の前にゴーレムは閃光弾を投げ込みました。

強い光に目を射られたカケアシドリは逃げていきました。

「死んで逃げるなんて許さない!あたしと一緒に生きるのよ!!それがあなたへの罰!!」

泣きながら叫ぶウゾイをハイトラは抱きしめて泣きました。

その後、ウゾイたちと別れて旅を続けるソマリとゴーレムは巨大なキャンディパインの樹林の中を歩いていた時に、1軒の切り株小屋をみつけたのです。

その小屋はキャンディパインの木の樹液の収穫時のため仮小屋で、色々な生活用品が常備されていたので今夜はここに泊まりました。

そこに置かれていた品々の中に料理のレシピが書かれたノートを見つけたのでソマリとゴーレムは簡単なケーキを作ってみたのです。

これが中々好評だったので、節約を兼ねて自炊のレパートリー加えようとゴーレムは思いました。

二人の旅は歯牙師が集う町『カジバル』へとやって来ました。

歯牙師とは、虫歯の治療を得意とする者のことです。

ソマリはその話を聞いた時に、自分の歯がぐらつくのを感じて抜かれてしまうかもしれないと怖くなったので、それからご飯があまり食べれなくなってしまいました。

そんな時、歯牙師の薬の技術を学びに来ていたシズノとヤバシラに再会しました。

ますますグラグラしてきた歯を気にするソマリは、転んだ拍子に歯が抜けてしまったのですが、それは乳歯で生え変わりだと教えられてホッと一安心したのでした。

ソマリたちのことを気にかけたシズノ達は二人の旅に同行することにしました。

4人が山火事で焼け落ちた森のそばの貧しい村を通りかかった時に、村人にゴーレムならこの森に住みついて森を生き返らせてくれないかと頼まれました。

けれどゴーレムが拒否したので強引に引き留められてしまうことに。

実はゴーレムは生まれた場所の森でなければ守り人にはなれないのだと知った村人は泣く泣くあきらめることにしましたが、そんな彼らにゴーレムは森の声を聞かせたのです。

それは地中の種が芽を出そうとしている音でした。

焼けてしまった森が再生しようとしている音を聞いた村人たちは再びやり直す元気を取り戻し、その後この奇跡は祭りの祝詞となって残されていったのでした。

4人は北部地方の『アリシギ』という町にやって来ました。

その町は密猟や密造品の売買をする闇市場がはびこる殺伐としたところです。

宿を探していた4人に因縁をつけてきたやからをゴーレムとヤバシラがやっつけたので、それを見ていた一人の男の宿の用心棒になってくれないかと持ちかけてきたのです。

もうすぐ大雪が降る『雪わたり』の時期なのでどこの宿も満員で困っていた一行はその話に乗ることにしました。

あまりの寒さに体調をくずしたソマリを見ていたシズノはゴーレムに聞きました。

「ソマリちゃんはもしかして人間だよね?」

シズノはゴーレムがなぜ人間のソマリの父になったのか訊ねてきました。

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感想

「ソマリと森の神様」4巻も、美しく描きこまれた絵に感激させてもらいました(*´▽`*)

なんでこんなに綺麗な世界が描き出せるのだろうかと毎回感動の嵐に襲わているしだいです。

ウゾイとハイトラの物語は何度読み返しても切ないです。

それにしてもウゾイの母親って綺麗なハラピュイアでしたね~。

まだ子供のウゾイも成長したらあんな風になるのかと思うと楽しみです。

ハイトラもその日を見るために長生きしなくては!

その後の二つの物語はゴーレムの愛が溢れまくってソマリの可愛さ爆発でしたね(≧▽≦)

ラストの章でシズノの質問にゴーレムが何と答えるのか、それはわかり切ったことですが(笑)

親子の絆に溢れた旅がこのまま永遠に続きますようにと願わずにはいられません。

そしてこの物語を永遠に読みたい!(笑)

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【ソマリと森の神様】5巻の発売日予想

【ソマリと森の神様】5巻の発売日はまだ未定です。

でも1巻~4巻の発売スケジュールから考えると、2018年8月~9月くらいかもしれませんね。

また詳しい情報が入り次第更新していきたいと思います。

■「ソマリと森の神様」5巻は2018年8月20日に発売されました。

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➜「ソマリと森の神様」5巻ネタバレ感想 父と娘の出会い・6巻発売日も

まとめ

今回は

  • 【ソマリと森の神様】4巻のあらすじと感想
  • 【ソマリと森の神様】5巻の発売日予想
  • まとめ

以上の紹介でした。

今回もたっぷり堪能させてもらいました。

早く5巻が読みたいですね。

ではでは(^0^)/

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