お元気ですか?うめきちです(^0^)
森薫先生の【乙嫁語り】10巻が『ハルタCOMIX』から2018年2月15日に発売されました。
19世紀、中央アジアの地方都市に住む、アミルとカルルク夫妻やその家族、友人たちの暮らしを緻密で華麗な美しい絵柄で描いた大人気のマンガです。
年の差カップルのカルルクは何かあった時には自分がアミルを守りたいと、義兄のアゼルのところで弓を習いたいと言い出しました。
今回の記事は、
- 【乙嫁語り】10巻
- 見どころと感想
- あらすじ
- 【乙嫁語り】11巻の発売日予想
- まとめ
以上について紹介していきたいと思います。
(※なお、ネタバレのため、結末を知りたくない方はご注意くださいね!)
【乙嫁語り】10巻のあらすじと感想
見どころと感想
年上の妻アミルに頼りない子供と思われたくないカルルクの一大決心は、彼の男としてとても大切なことでした。
そんなカルルクを見つめるアミルの心配そうな瞳が印象的でした。
アミルの心を推察するには12才はまだ幼いってことなんでしょうか。
前半のラストでアミルに抱きしめられて諭されるカルルクの涙が切ないです。
またアミルの結婚に至るエピソードは過酷な遊牧民の生活を物語っていますが、ジョルクがカルルクに話した遊牧民が結婚するための条件の厳しさにもビックリしました。
最近の日本ではお互い身一つの『無し婚』なんていうのもありなのに、この世界では結納金がなければお嫁さんなんて夢のまた夢なんですね~。
アゼルたちと毎日狩に出かけるカルルクの、イヌワシのオクショルとの初めて鷹狩りは圧巻で、ドキドキモノです!
読んでるこっちも思わずチカラが入ってしまいました(笑)
後半はアンからヘ旅立ったスミスと案内人アリのお話しですが、ラストでどんでん返しの再会がありました。
なんと「乙嫁語り」3巻で登場した悲しいタラスの登場です。
すべてを捨ててスミスを追いかけてきたタラスと、異民族ゆえ別れなくてはならなかったスミス。
二人のこれからに幸せが訪れますように(*´▽`*)
それにしてもタラスの結婚相手だというおじさん、ホントにいい人ですね~。
そしてアリの毛刈りの特技にはビックリです!
もしも実物があれば見て見たいものですね。
それともう一つ、前髪を上げてきちんとしたスミスさんは意外なくらいイケメンでした!!
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あらすじ
◆前半はカルルクの男修業のお話しです!
カルルクはアミルの実家・遊牧民のハルガル家に弓を習いたいと、頼みこんでしばらくの間仕事を手伝いながら弓の修業をすることになりました。
しかし本当は強い男になって、年の差カップルの妻アミルを何かあった時には守れるようにしたいという思いからの行動でした。
もちろん早く男らしくなって自分と結婚して良かったと思ってもらいたかったからです。
そんなカルルクの気持ちを察したアゼルからイヌワシのオクショルをもらい、ジョルクやバイマトたちに鷹狩りのやり方を教わりました。
毎日彼らと一緒に狩に出て、次第に自分でも獲物を狩ることが出来るようになってきたカルルクは筋肉がついてきた自分に自信が持てるようになってきたのです。
定期的に訪ねてくるアミルは数ヶ月後のある日、カルルクに馬を見に行こうと誘いだして、二人きりになったところで言いました。
「わたしが好きなのは、カルルクさんです。「強いカルルクさん」でも「男らしいカルルクさん」でもありません。信じられませんか?」
無理しないでもいつもどうりのカルルクが好きだと言って強く抱きしめてきたのです。
「わかった」
アミルの気持ちが痛いほどわかったカルルクでした。
◆後半はアンカラヘ旅立ったスミスのお話しです
スミスと案内人のアリは商隊の一団に加わってアンカラまで向かうことにしました。
ところがペルシアとオスマン帝国の国境の村まで来た時に商隊長が言いました。
「山の天気が悪いな」
それから数日、商隊長のオーケーが出るまでここで足止めをくったのです。
その間にスミスは村を隅から隅まで見て回り、アリは意外な特技でラクダの毛刈り(素晴らしい模様入り)を披露していました。
やがて天気が回復してアンカラへ向けて出発しますが、途中でとんでもない出来事が持っていました。
この地方の掟で”血の復讐”という恐ろしい習慣です。
それは『身内が殺されたらやった奴を見つけて必ず殺す』というものでした。
山道で出会った男は16年前に人殺しをして山に逃げこんで逃げまわっていて、彼を追いかける男もまた16年間ずっと追いかけているのです。
やっとアンカラにと到着したスミスはこの街で待っていてくれるはずの友人ホーキンズを訪ねました。
彼はスミスと同じ学校の先輩で、二人はとても仲のいい友人でした。
ホーキンズはスミスのお母さんに「彼を必ずイギリスへ連れて帰ります」と約束していました。
そのころの中央アジアからロシアにかけては戦争が起こっていたのです。
けれどスミスは自分はこの研究に人生をかけていると言ってイギリスに帰国するどころか、手に入れた新しいカメラで記録を撮るためにもう一度戻ろうと考えていました。
ホーキンズはスミスの熱意に負けてしまったようでした。
まだしばらくはアンカラにいるので、その間ここを見て回ろうと町へくり出したスミスに、後ろから切羽詰った様子で声をかけてくる女性がいました。
それはなんとタラスだったのです!
あの日、切ない想いで別れたタラスが今、目の前にたっているのです。
実は彼女は親戚の紹介で結婚したのですが、式の日に結婚相手の男性に「好きな人がいる」と言って泣いたのだそうです。
困った『旦那?』はタラスがスミスを探しに行きたいというので心配だから一緒に来たと言っていました。
「もしも運よく尋ね人が見つかれば、嫁は旅行中に死んだことにして結納金を返してもらってまた別の誰かを探すよ。だってかわいそうだろ?」
あっけらかんとしたその言葉を聞いてビックリするスミスでしたが、二度と会えないと思っていた恋人に会えたのですから、もう絶対にこの手を離さないと二人の目は誓いあっていました。
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【乙嫁語り】11巻の発売日予想
【乙嫁語り】11巻の発売日の予想は、今までの巻がほぼ1年に1冊づつだったので11巻も1年後の2019年2月~3月くらいかなぁとアタリをつけてみましたがどうでしょうか?
当たるも八卦当たらぬも八卦ですね~(^◇^)
また詳しい情報が入り次第更新していきたいと思います。
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➜【乙嫁語り】9巻ネタバレの内容と感想・10巻発売日予想/パリヤの許嫁
まとめ
今回の記事は、
- 【乙嫁語り】10巻のあらすじと感想
- 【乙嫁語り】11巻の発売日予想
- まとめ
以上について紹介でした。
とんでもない展開になってきました。
アミルとカルルクのこともウフフですが、
スミスとタラスはこのまま国際結婚できるのでしょうか!?
11巻が待ちどうしいですね~
ではでは(^0^)/
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