引用元https://books.rakuten.co.jp/
お元気ですか?うめきちです(^0^)
ファンタジーの名手・ヤマザキコレ先生の最新刊(人外×少女)「魔法使いの嫁」17巻が、BLAD ECOMICSより2022年3月10日に発売されました。
特装版 魔法使いの嫁 17巻(アニメBD付) (ブレイドコミックス スペシャル) コミックも同日発売です!
- 化け物の姿のなって魔術書を手に入れたフィロメラは人狼に連れ去られ、その後を追うチセは赤いドラゴンになった。
- アルキュオネはフィロメラの両親によって作り出され、その使命は彼女を守ることだったが・・・。
- エリアスは古い戦の女神モリガンに巫(かんなぎ)として目をつけられたチセはを庇う。
今回は「魔法使いの嫁」17巻の紹介をしていきたいと思います。
「魔法使いの嫁」17巻
- 17巻のあらすじと感想
- 「魔法使いの嫁」を無料試し読みする方法
- 特装版の内容は?
- 「魔法使いの嫁」18巻の発売日!
- まとめ
(※なお、ネタバレのため、結末を知りたくない方はご注意くださいね!)
「魔法使いの嫁」17巻
17巻のあらすじと感想
第81篇
フィロメラの気配を救護所で感じ取ったチセは、エリアスと一緒に彼女のところに駆けつけようとして、途中でフィロメラに魔力を吸い取られて倒れているリアンと居合わせたルーシーたちに出会いました。
ショックと魔力切れで動けないリアンは弱音を吐いて、アイザックに自分の代わりにフィロメラを頼むと言うと、彼は「お前の代わりなんかしてやるもんか。お前への愚痴を言い合える仲間を失いたくないから行ってやる」と怒っています。
その後、唖然となっていたリアンはそのままトーリーに背負われて救護所へ行くというプライドズタズタな展開になるのでした。
一方、学院の食堂で行われていたパーティー会場では、恐ろしい姿に変化してしまったフィロメラをなんとかしようと部屋に入ろうとしたチセたちを、腕につけていたお守りが作動してイバラの防壁となって彼らを堰き止めました。
フィロメラを威嚇する猫のフローレンス。
学院の外の塀の上には人狼の女が・・・。
チセがふと体が軽くなったと感じた時、フィロメラの指が崩れだして、呪文を唱える声とともに大型化したフローレンスがフィロメラに襲いかかり、それを間一髪でアルキュオネが自らの体を盾にして守ったのです。
その直後に突然現れた人狼によってフィロメラは連れ去られてしまい、後を追おうとしたチセたちを学院長は「諦めなさい」と止めました。
フィロメラは魔術書の中にいるものから侵食を受けすぎて人間ではなくなり始めているからじきに身体も精神も崩壊して終わるはずだと。
けれど友人であるフィロメラをそんなふうに見捨てることはできないというチセに、ここにいる全員の命を天秤にかけても彼女ひとりを助けるべきだというのかと説得してくる学院長。
学院長の言わんとしていることも理解できるので悔しくても我慢しようとするチセの頭を「えらい」となでたエリアスは、
「僕らは魔術師じゃなくて魔法使いだ。君はあれと何か契約をしたかい?」と尋ね、
「ポプリを一緒に作るって約束しました」と、チセが答えたことを理由に、契約があるうちは僕らは魔法使いとして動くと宣言したのです。
その時チセは何かに見られているような気がしました。
その頃、フィロメラは祖母のいるサージェントの屋敷に連れ戻されていました。
第82篇
魔法使いとして行動すると宣言したエリアスとチセに、ルーシーたちは一緒に行くと言い、彼らを守るためと称してザッケローニも同行することに。
ところが何だかチセの様子がおかしいことに気づいたエリアスが、止める間もなく赤いドラゴンとなって地の底のドラゴンの道へと入り込んでしまい、巻き込まれるように全員が穴に吸い込まれたしまうのでした。
赤いドラゴンのチセはフィロメラのにおいを辿って彼女のところへとむかっていました。
サージェントの館に連れ戻されたフィロメラを見た祖母は、魔術書を受け取ると儀式の準備を始め、今度こそ上手く仕事をやり遂げたと思うフィロメラは褒めてもらえると喜ぶのでした。
第83篇
アルキュオネは自分が作られた時のことを思い出していました。
彼女はフィロメラの父親であるアダム・サージャントによって人造精霊として作られ、命じられた仕事は赤ん坊のフィロメラの世話でした。
フィロメラの母親のイリスは、サージャント家のただ1人の跡取りであるアダムが魔術師として勉強するための実験台として売られてきました。
でもイリスは「絶対に思い通りになんかなってやらない!」とアダムに頭突きし、反抗した挙げ句、逆に彼をこっそりとしつけてしまって、彼と二人で家を捨てて逃げ出し、フィロメラを生んで親子3人で暮らしたのです。
ところがフィロメラが3歳?くらいになった頃に、アダムはサージェント家の追手につかまってしまい、家族を守るために自ら命を絶ってしまいました。
同じ頃、彼らの家にもサージェント家の追手がやって来て、イリスはアルキュオネにフィロメラを託して撃たれて死んでしまったのです。
追い詰められたアルキュオネはフィロメラとともに捕らえられてサージェント家へと連行されました。
第84篇
地の底の道を辿っていた赤いドラゴンであるチセは穴を見つけて地上へと飛び出すと、そこで待っていたのは古い神霊で、「捧げ物の用意はできたか、巫(かんなぎ)よ」と迫りました。
一方、チセに巻き込まれたルーシーたちは、エリアスのとっさの判断で彼の内側に取り込まれていたのです。
「生身の状態じゃ君たちは一緒に潜れないからね。僕の内側にしまう必要があったんだ」と、状況説明してくれます。
神霊に対峙していたチセの前に現れたエリアスは、彼女の要求する捧げものは「まだ年若いこの巫では用意するのは困難なのでいずれ用意します」と、下手に出て神霊の目を逸らそうとしますが、その頃、まわりにはサージェント家からの追手に囲まれてしまっていました。
エリアスは神霊にかつての名であるモリガンの名を再び与えたことで、戦の女神であった彼女は追手を滅ぼし、その結果、館へは楽に行けそうだと言うエリアスでした。
ところがそう上手く事が運ぶわけもなく、彼らの前に立ちはだかったのはさっきの人狼だったのです!
不意打ちを食らってイヤーマフを落として蛇が出てしまったゾーイが、
「ここなら一番役に立てそうだから」と言って、みんなを先に行かせて人狼とにらめっこする決心をしました。
第85篇
館の部屋では崩壊が始まっているフィロメラを抱きしめていたアルキュオネが、
「お預かりしていたものをお返しいたします」と、自分の体の中から何かを取り出してフィロメラの身体へと移しますが、崩壊は止まりませんでした。
それは父親のアダムが残した魔術によって肉体と分離されたフィロメラの魂だったのです。
魂を持たない肉体なら壁を通り抜け、誰にも気配を悟られずに魔術書を簡単に手に入れることができるからと、アルキュオネに残されていたアダムの記憶から得た資料でしたが、崩壊は止まらずフィロメラを守れなかった悲しみがアルキュオネを襲います。
人狼と対峙していたゾーイは、いままで上手く使えなかった「ゴルゴーン族の目」を使うキツさに耐えてがんばっていました。
ところがそのうち人狼の中にある何かがいらないものだと感じて、それを石にして砕いて壊してしまったのです。
すると呪いを壊された人狼はいきなり閉ざされていた記憶が蘇り、自分の子供を探すということを思い出して「ありがとう神様」とゾーイに行って駆け去って行きました。
その頃、先に行ったチセたちが館に着くとアルキュオネが待っていて、エリアスを除いたチセ、ルーシー、アイザックの3人を2階の執務室にいるフィロメラのところ行くように言ったのです。
けれど執務室で壁にかかった蜘蛛の標本を見たルーシーが、フィロメラに殺された家族のことを思い出して「説明しろ!」と迫ると、
「そんなに私を責めるなら教えてよ!!」とフィロメラが逆ギレしたのでした。
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怒涛の展開ですね~(*_*)
チセが真っ赤なドラゴンになってしまうとか、もうたまりません!何これ!?状態です!! の効力がすごかったので、これ欲しい!とつい思ってしまいましたwww
それにしてもチセの本当の正体ってなに?って、ドラゴンとか巫とか、ますます気になりまくりですね!
「魔法使いの嫁」を無料試し読みする方法
毎回、次はどうなるのかとドキドキしますが、文章で読むより画があるほうが格段に面白いのは請け合いです!
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「魔法使いの嫁」18巻の発売日は!?
「魔法使いの嫁」18巻(特装版)の発売日は2022年9月9日です。
関連記事:「魔法使いの嫁」18巻ネタバレ感想
まとめ
今回は「魔法使いの嫁」17巻の紹介でした。
赤いドラゴンになってフィロメラを追うチセ。
化け物になったフィロメラを守ろうとするアルキュオネ。
次の展開が待ち遠しいです!
ではでは\(^o^)/
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