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お元気ですか?うめきちです(^o^)/
HONNKOWAで大人気の霊感ママシリーズ「翠緑の海から」が2020年1月20日に発売されましたね。
楽しみにしていたのさっそく読んでみましたが、霊感ママの優しさがじんわり伝わってくるようでした。
そこで今回は霊感ママシリーズ「翠緑の海から」を紹介したいと思います。
霊感ママシリーズ「翠緑の海から」
- あらすじと感想
- 霊感ママシリーズ「翠緑の海から」あらすじとを無料で試し読みする方法
- まとめ
(※なお、ネタバレを含みますので、結末を知りたくない方はご注意くださいね!)
霊感ママシリーズ「翠緑の海から」
あらすじと感想
光源をもとめて
その日の朝、自分の目がピカピカ光っているような気がしていたママ・高野ユミさんは、家の前を掃除していた時に、嫁が入院中なのでしばらく孫を預かっているという市原光代さんと出会いました。
それから2ヶ月後に光代さんと再会しますが、その時彼女は遠くの山に向かって「大権現さん 大権現さん」と手を合わせていて、そんな彼女の周りに霊が集まってくるようでした。
それから1年後、今度は光代さんの旦那さんと偶然行き逢ったママは、そのまま光代さんに会いに行きました。
ところが久しぶりに会った光代さんは、なんと目が見えなくなっていたのです。
話しを聞いてみると、あることが原因で人を不愉快にさせてしまいケンカ別れのようになってしまったその夜、突然目が見えなくなってしまいました。
ママは1年前に光代さんと会った後で、
『見たことも聞いたこともない者を救うのは私ではない。願い事があるならここまで来い』
と、大権現さんから言われたことを伝え、「あなたは大権現さんに手を合わせない方がいいですよ」と伝えました。
ところがその後、今度はママの目がおかしくなってしまったのです。
その日、家に帰ったとたん自分の目からサーチライトのように光が出ているように感じ、気持ち悪くなって仏壇の前に座ったママは、
『大丈夫だ 心配するな しばらく待て』
とお言葉を頂き、その後、病院で検査すると白内障と診断されて手術でうけることになりました。
終焉の刻
ママの知り合いの時任聡子さんから電話で、妹の愛子さんが危篤だと知らされました。
愛子さんはケチで横暴なご主人に悩んでいたので、相談に乗るために彼女に家に行くと何故か仏壇が押し入れに押し込められていたのです。
結局、ご主人が嫌がって仏壇の移動はできませんでした。
それからしばらくして彼がガンで入院することになり、妹をかわいそうに思っていた時任さんは、
「あんたの旦那が亡くなったら今までやれなかったことを思い切りやりましょうよ」
そう言った矢先に愛子さんがくも膜下出血で倒れてしまったのです。
それから数日後、夜中に頭痛で目を覚ましたママは、自分の部屋で座椅子に愛子さんの赤いショールがかかっているのを目撃し、その翌日、彼女は亡くなりました。
愛子さんがご主人のガンがわかってから「私ね 旦那より先に死にたいの」と言っていたと時任さんから聞かされたママは、その晩、ひどい頭痛に襲われて痛みが消えた後、観音様のような姿の愛子さんが現れ、「今が一番幸せ」だと言ったそうです。
翠緑の海から
高野家では毎年年末にお墓の掃除に行くのが恒例でした。
その日の朝、ママはなぜか朝から樹海が頭にチラチラ浮かんでくるのですが・・・。
今年も年末の行事のために帰ってきた美香先生(作者・高野美香氏)を見たママは、彼女と同じ年くらいの女性の地縛霊が憑いているのに気づいていました。
美香先生が家に帰ってきた時には茶色のコートを着ていたのに、何故かその霊からは「赤いコート」というメッセージが伝わってきたことを言うと、一昨日、新幹線のチケットを取りに駅に行った時は赤いコートを着ていたと言ったのです。
赤はフミコさんの好きな色だったこともあり、美香先生と波長があってしまったようですね。
どうやらその時に憑かれたらしいのですが、フミコさんというその霊は美香のところが居心地がいいらしくて切り離しても戻ってきてしまい、ママが話しを聞くとどうやら子供のことが心残りになっているようです。
樹海で自ら死を選んでしまったフミコさんに、
「もうどんなに未練を残しても子供のために何もしてあげられないのよ」
そう説得して樹海に戻し、もうこの家には来られないようにしてしまいました。
偽りの救世主
ママは友人と共同経営している喫茶店でいつものように働いていると、閉店間際に”清子さん”というお客さんが久しぶりに現れたのですが・・・。
彼女は今付き合っている彼氏と縁を切りたいといいだしたのです。
話しを聞いてみると、その新條さんという男性はとてもロマンチストな運命論者で、趣味の話で意気投合した二人はすぐに付き合い始めますが、彼が「自分はこの世で重要な使命を受けている」とか「前世からの業が魂を穢しているいるからそれを浄化する」とか訳のわからないことを言いだしました。
さらに清子さんの友人に紹介したところ、その後日、彼女は新條さんに呼び出されてさんざん清子さんの悪口を聞かされたので、あんな人とは別れた方がいいと言われますが、清子さんも彼からその友人の悪口を聞かされていたのです。
その話を聞いていたママは、獣の臭いを感じ、キツネだと思いました。
そして「彼に憑いている魔物は、みんなを翻弄してもめさせたいのよ」と、指摘し、彼からもらったものはメールも含めてすべて処分した方がいいと助言したのでした。
清子さんが帰った後、今まで新條さんの話をしていたので店の隅に彼の生霊のようなものが来ていたことに気づいたママは、そのどす黒い内面に不気味なモノを感じました。
一方、清子さんは、ママに言われた通り彼からもらったものを総べて処分して縁を切ったつもりだったのですが、アドレスを削除しようとした矢先にメールが届いてその内容に興味を持ってしまったのです。
新條さんに会いに行った清子さんですが、すんでんところでママに言われたことを思い出して踏みとどまることができました!
悔恨の巡礼者
ママはある日の午前2時に突然の頭痛で目を覚ますと枕元に立っていたのは時任さんの亡くなった妹の愛子さんだったのです。
その事でママから呼び出された時任さんは、愛子さんのことで自分の宗派の先生からつい最近、愛子さんがまだ成仏していないようだと言われたことから供養のために石鎚山の山頂の神社に行くと言います。
その夜、また午前2時に頭痛と腹痛と共に愛子さんが現れたので、こんなことが続くとこちらの方が困ってしまうと感じたママは、「1年だけここにいていいからその間に心残りを果たして戻るべきところに戻ってね」と約束しました。
そんなある日、時任さんから電話が入りました。
今、石鎚山に来ているのだと言うけれどどうも天気が怪しく、その後雨が降りだしてしまったようなので、ママが心配していると仏様が白蛇を飛ばしてくれて雨を止ませてくれたのです。
でも白蛇など見えない時任さんは奇跡だと喜び、宗派の先生に「あなたの後ろに白龍が見える」と言われて大喜びするのでした。
愛子さんの心残りは姉の時任さんと四国のお遍路さんに行くことだったのを、ようやく昨夜知ったママは時任さんに告げました。
「あなたの行くべきなのは愛子さんと一緒に行く四国のお遍路さんですよ」
奇譚余話
その① お墓で待つ人
その② 結婚したい千佳さんに明るい雰囲気へとイメージチェンジをアドバイス
その③ 憑かれやすい体質とは気づいていない友人・久美子さんに「マイナス思考はマイナスな気を呼ぶから、暗い気持ちを水に流す気持ちで青い服や小物を見に付けて」とアドバイスする。
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怖いはずのホラーなお話なのに、なぜかほっこりさせられた気分になりましたね。
霊感ママに巡り合った人は図らずもいいアドバイスをもらって悪い運から回避してよかったなあとホッとしました。
とくにこの巻で2話めの「終焉の刻」と5話目「悔恨の巡礼者」に出てきた愛子さんは、無事に成仏していたはずなのに心残りを見つけて戻ってきてしまうという、何だか矛盾したようなお話でしたが、後でママと美香先生が「死んでからも未練は出てくる」と言っているのをみて納得しました。
そうなのか~(◎_◎;)そんなら私なんか未練タラタラで何度でも戻ってきそうだな・・・と、つい思ってしまったうめきちでした。
霊感ママシリーズ「翠緑の海から」あらすじとを無料で試し読みする方法
次はどうなるのかとドキドキしながら読みましたが、文章で読むより画があるほうが格段に面白いのは請け合いです!
☟詳しくはこちらをご覧くださいね☟
まとめ
今回は霊感ママシリーズ「翠緑の海から」の紹介でした。
どれも考えさせられるお話ばかりでしたね。
でもなぜか、このマンガを読むと背筋が伸びるような気がする私です。
真面目に生きなきゃなね!
ではでは(^o^)/
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