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おげんきですか?うめきちです(^0^)
白浜鴎先生の新作マンガ「とんがり帽子のアトリエ」6巻が2019年11月21日に講談社モーニングKCより発売されました。
6巻限定版も同日発売です!
負傷したキーフリーの治療のために魔警団のメンバー・ルルシィと共に海底の「大講堂」に向かったココたちは、三賢者の一人ベルダルートと面会しますが、そこで「第2の試験」再試験を受けることを提案されるのです!
今回は「とんがり帽子のアトリエ」ドキドキの6巻の紹介をしたいと思います。
「とんがり帽子のアトリエ」6巻
- あらすじと感想
- 限定版の内容は?
- 「とんがり帽子のアトリエ」7巻の発売日はいつ?
- 無料で試し読みする方法
- まとめ
(※なお、ネタバレを含みますので、結末を知りたくない方はご注意くださいね!)
「とんがり帽子のアトリエ」6巻
あらすじと感想
大講堂へ
大ケガをしたキーフリーの治療のためと三賢者の一人ベルダルートの呼び出しによって、ココ・アガット・テティア・リチェたち4人とオルーギオは魔警団のルルシィと共に海底の大講堂に行くことになりました。
扉窓を抜けるとそこは、深い霧のかかった不思議なところでしたがオルーギオは「この霧のおかげで息ができるんだ。霧底から出ると溺れるぞ」と言います。
ココは初めて知りましたが、多くの魔法使いたちが住む大講堂は海底に作られていたのです。
一行はまず医術者のシノーシアの所へ行って重症のキーフリーの治療を頼みますが、シノーシアは「ベルダルート様がお待ちだ」と言うルルシィを押しのけて、この4人にも休息が必要だと主張しました。
疲れ切っていた4人はそのまま眠ってしまい、翌朝、泡馬車に乗って大講堂へ行くことに。
ベルダルートの提案
「銀の庭」で待っていたベルダルートにオルーギオは深々と挨拶をしますが、何かおかしいと感じたオルーギオはその辺の枝で殴りかかりました!
するとベルダルートの姿は煙のように消えてしまい、上から楽しそうに笑う声が聞こえたのです。
「せっかくの煙彫刻を散らしおって。相変わらずせっかちだのうオルーギオ」
ベルダルートとは三賢者の一人「教(おしえ)の賢者」で、「海上の国々との外務を担う「友の賢者・エンゲンディル」」、「掟違反の裁きを担う「掟の賢者・ヴィナンナ」」と並び立つ第魔法使いなのです・・・が、彼はとても楽しいことが好きだったのです。
なので試験が中断してしまった経緯を聞きながら、4人の実力が不合格とはいえないということもあり再試験の提案をしてくれますが、その条件が「3日間の間に私を驚かせられること!」だったのです。
秘密
ところでここでオルーギオはルルシィにつばあり帽に襲われて試験が中断してしまった件について「覚えていること」を詳細に書面にするように言われて4人とは別行動をとることになってしまいます。
ちなみに4人もロモノーンでつばあり帽に襲われてユイニィとアライラとはぐれてしまったと証言し、ユイニィが鱗狼になってしまったことは覚えていないことにして口をつぐんでいました。
お風呂の中で
まずは大講堂の水底城の商店回廊に向かった4人は、そこで好きなものを食べてその後、お風呂へ入ることにしました。
この時に初めてココは、大講堂で魔法使いたちが生まれて育ち、魔法を学んで7歳から10歳の間に先生を選んで弟子入りすることや、試験を受けて卒業すると独り立ちすることを聞きました。
そして独り立ちした多くの魔法使いがここに住みつき、理由がなければ離れないことを聞いてキーフリーが少し離れた郊外にアトリエを構えていることに初めて疑問を覚えたのです。
広大なお風呂に入った4人は、再試験を受けるにあたってどうしたらいいのかという話題になりました。
アガットもどういう心境の変化か「私も教えてあげてもいいわ・・」と言い、そこでテティアが「お風呂に入るとよく良いアイデアが浮かぶでしょ?」と言います。
師弟の掟
一方、一連の事件について覚えていることを書面に記していたオルーギオは、ユイニィの師・クックロウと当時の不手際について責任のありかでもめていました。
そして洞窟内で見つかった帽子を師・自らの手で弟子に返すことが、「師弟の掟」であるというのがガルガの裁定でした。
ユイニィを疎ましく思っていたクックロウにとってはとんでもなく不服ことでしたが、魔警団のウトウィンに脅されてしかたなく従うことになり、オルーギオはつばあり帽の真の目的がココだということを何とかごまかせたホッとしていました。
ところがそんなオルーギオの心のうちを見透かしたかのようにウトウィンが「どうもあんたんとこのアトリエでは前例のないことが続いてるみたいだから」とホントはもっと報告できることがあるんじゃないかと揺さぶりをかけてきたのです。
まあその場は「見張りの眼」が嘘をつくはずないか・・ということで収まりましたが、彼が何か疑っているのは確かでした。
再試験
ついに再試験を敢行することになった4人は、ベルダルートを見つけては様々な魔法をしかけますが、どれも驚いてはもらえず、もはやお手上げ状態です。
そこでオルーギオは明日はあまり仕掛けずよく観察してみたらどうだと言いますが、3日間しかない期日で残るはあと二日だと焦るアガットに「描くなとは言ってない。魔法使いは描いてない時も頭の中では描いている」と助言しました。
そこでベルダルートを観察することにしたココですが、彼女に話しかけてきた少年・ロロガがアガットの過去を言ってきたのです。
「アガット・アークロムは一族に認められ当主の弟子になるためのお披露目で、他人の魔法を盗んで自分のものと偽って発表したんだ」
ココに秘密を知られてしまったアガットは逃げ出しますが、その後を追いかけるココは「アガットだから信じる」と言い切りました。
アガットは家族に頼らず司書になって一族を見返して、私を疑った彼らが向こうから戻ってほしいと頼むくらいの魔法使いになるんだと固い決意を語ります。
ココはその言葉の中に試験に勝つヒントを見つけたのです!
けれど相談しようとするとさっきのこともあり、
「あなたのアイデアだから私に言う必要はないのよ。これは試験なんだから」と頑なになるアガットに、
「でも、相談しちゃだめとも、協力しちゃだめとも、一人だけでやりなさいとも言われてないでしょ?」
「依頼人であるベルダルート様は、びっくりしたあとにドキドキワクワクするようなそんな魔法を求めている気がする」と言うのです。
相手が満足するような魔法・・・そんな事は考えたことも無かったアガットです。
4人の魔法!
やがて最終日の3日となり、何もしかけてこない4人に焦れていたベルダルートの前に、ピョンピョンはねて「コッチ コッチ」と誘う小袋が現れたのです。
何だろうと思ってついて行くと、魔法の道が現れてバルコニーから下へと下りるとそこでは雨が降っていました。
そして傘を差したココが登場し、
「海の底では見られないもの・・・それは空から降り注ぐ恵みの雨と、雨上がりの太陽のきらめき!」と歌い出しました。
- 海霧の水滴を引き寄せのの手で雨にしたのはココ
- 空の光を連れてきたのはリチェが開いた扉窓
- 水底城の細い通路を、煙じゃなくても通れるように壁が避けるようにしたのはテティア
- 呼び声の小袋を作ったのはアガット
「すべてはベルダルート様が興味を持って自ら驚きに来てもらえるようにと仕掛けました。
私たちの魔法は楽しんでもらえましたか?」
するとその時、ココの上に虹が!
それを見て4人はビックリして、その現象についてアレコレ推理します!!
それを見ていたベルダルートはたまらず笑い出し、彼女たちの仕掛けた魔法に心躍らされたことを認めて全員、五芒星試験『騎士の忠誠』に合格を告げられました!
ベルダルートの誘い
喜び勇んで帰る帰り道で、ココは小袋から聞こえる呼び声に「夜になったら一人でおいで」と誘われました。
そして夜、辿り着いたのはベルダルートの私室でした。
ベルダルートはキーフリーの先生だと言いますが・・・。
自分の庇護下に入れば魔警団は元よりつばあり帽や自分の愛弟子であるキーフリーからも遠ざけ隠して守ってやろうと言うのです。
彼はココに大講堂に残って自分の弟子になれと言いました。
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ココがいるせいでアガットたちに良い化学反応が起って楽しいですね~。
再試験の場面なんてまるでミュージカルでも見ているみたいでした(#^.^#)
でも最後のシーンはベルダルート様とはいえ何か含むところがあるのか?まさか実はつばあり帽に関係が??と思わず考えてしまうような一幕でした。
どんなできた人物でも一度や二度くらい悪い誘惑に引っかかることもあるんじゃないかと考えさせられてしまいましたね。
キーフリーとベルダルートの間に何があったのか?
オルーギオの真意とは?
これは疑問だらけで早くキーフリーに目を覚ましてもらわないと何ともなりませんね。
限定版の内容は?
🌺限定版は「スケッチブック型画集」です。
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「とんがり帽子のアトリエ」7巻の発売日はいつ?
「とんがり帽子のアトリエ」7巻の発売日は、2020年5月22日です。
関連記事:➜「とんがり帽子のアトリエ」7巻ネタバレ感想キーフリーの壮絶な過去
無料で試し読みする方法
どうなるのかとドキドキしましたが、文章で読むより画があるほうが格段に面白いのは請け合いです!
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まとめ
今回は「とんがり帽子のアトリエ」6巻の紹介でした。
なにか「解せぬ」と思わざるを得ないラストシーンでした。
次の展開が気になりますね。
ではでは(^o^)/
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