お元気ですか？うめきちです(^o^)／

柳本光晴先生の衝撃のJK小説家マンガ【響小説家になる方法】10巻が2018年8月30日にビッグコミックスから発売されました。

響に目をつけた文部科学大臣・加賀美は、コンクールの授賞式の直前に響を別室に呼び出します。

はたしてその目的とは!?

今回の記事は

【響小説家になる方法】

10巻のあらすじと感想
【響小説家になる方法】11巻の発売日予想
実写映「響-HIBIKI」キャストやあらすじ
まとめ

以上の紹介をしていきたいと思います。

（※なお、ネタバレを含みますので、結末を知りたくない方はご注意くださいね！）

【響小説家になる方法】

10巻のあらすじと感想

文部科学大臣・加賀美祥吾

全国高等学校文芸コンクールの表彰式が行われるその直前に、文部科学大臣・加賀美は最優秀賞を受賞した響を別室に呼び出しました。

そして単刀直入に『響』であることを公表しないかと持ちかけたのです。

その際に起こる混乱については加賀美が警備やSPの配備をしようとまで言いますが・・・。

加賀美は総裁選を目前に控え、文部大臣として響という爆弾を手中に収めて選挙に勝とうと考えていました。

ところがきっぱり断った響の答えはこうでした。

「そこまで人の気持ちを背負えない。私にとって私は普通の16歳の高校生だから」

☆さすがです！

とても響らしい文学的なお断りのセリフですね～！

拒否された加賀美はこのやり取りを密かにボイスレコーダーに録音していたので、このデータを週刊誌に売れと秘書に渡したのです。

檀上での密談

その後、ボイスレコーダーのことを知った響は、表彰式で賞状を受け取ろうとせずにさっきのデータを渡せと迫りました。

100名もの受賞者や関係者が見ている場所で、加賀美は自分が不利にならないようにといかにも熱心に作品の話をしているように見せかけながら小声でアレコレと響に交渉するのですが・・・。

どうしても「うん」とは言わず、「データを渡せ！」の一点張りの響です。

交渉決裂となってむりやり鮎喰響が『響』であることを言いかけた加賀美の顔に、響は一発のグーパンチをお見舞いしてなおも手を差し出します。

「100回言わなきゃわからないの？データ！」

異変にざわつき出した周囲に取り繕うために響ににこやかな賛辞を送りつつ、秘書にはその隣に立っている祖父江リカにデータを渡すように指示したのでした。

リカはすぐに控室に行って響には駅の喫茶店で待つように指示し、コンクール主催者たちには響を守るために彼女の受賞を取り消してくれるように頼みこみました。

☆リカってやっぱり大人ですね～。この時の計算力と交渉術には驚きました！

藤代琴子が凡才を代表して響を叩く！

その頃、会場の外では見かけは地味な響ですからそのまま駅までスルーできるかと思いきや、2位の優秀賞を受賞した藤代琴子が追いかけてきて響を叩いたのです！

授賞式の取材に来ていた大勢のマスコミが遠巻きにしている中でのできごとでした。

すぐに叩き返した響ですが、なぜ自分が叩かれなくちゃいけないのか理由を聞いて琴子の怒りの訳を知ると、「ごめん」と謝りながら、彼女の名前を聞いてその作品を読ませてもらうと去って行きました。

ところが琴子に「あなたって『響』なの？」

と聞かれて小声で「うん」と言ったことから響であることがバレてしまい、大騒ぎになってしまったのです。

☆違うって言えなかった響って、変なところでうっかり者ですね～。

きっと大騒ぎになることに気づいて、しまった！と思ったし、リカに怒られるとも思ったことでしょうね～(#^.^#)

加賀美の感想と策略

響が家に帰るとすでに家の近くにはマスコミが来ていました。

しかもなぜか加賀美が秘書を連れてババ抜きをしながら響の部屋で待っていたのです。

昼間、読んだふりをして捨てて置いた響の小説を読んで、その美しい文章にひどく感動したので素直な感想を言いに来たようでした。

☆加賀美の感想から響が書いた小説がどんなものか少しうかがえましたね。

すごくきれいな小説見たいです。

できることなら本物を読んでみたいですね～。もちろん『お伽の庭』も!!

そしてこれから先の響と家族の警備や警察への手配を約束すると言って、今日、自分のやったことを「悪かった」と謝りました。

☆こう来たか～

加賀美の気持ちを受け取った響は、彼にこう言いました。

「ありがとう。借りを作るのは嫌だから、ここでの会話の録音は何に使っても怒んない」

☆彼のポケットにはボイスレコーダーがあることを見抜いていたのですね。

もしかしたら響がこう言う事は計算済みだったかもしれません。

さすが政治家です！

響、姿をくらます

翌朝、鮎喰家の周りにはマスコミが取り囲み、響はそのまま学校へ行くのをやめて姿を消してしまいました。

響が通っていた高校もマスコミが押し寄せていましたが、学校側は生徒たちを守るために何か聞かれても答えないようにとかん口令をしくのでした。

そして加賀美は目論みどおり響とは親友だという情報を使って話題をさらい、総裁選に勝利して総理大臣になりました。

新入部員

やがて卒業式が終わり、季節は春へと代わって新学期。

新入生たちは入学式の朝のホームルームで担任から

「文芸部の鮎喰響についてだが・・・」

響が本日をもって退学したことと、マスコミへの対応はしないようにと聞かされました。

ところで文芸部は今年は親友部員を募集しないと決めていました。

部室にはまだ響の原稿も残ったままだし、彼女目当てに荒されるのも嫌だったからです。

けれども響目当てで入部希望者は殺到してきました。

なのでリカから二代目タカヤを拝命したシロ－がスゴんで追っ払ったのですが。

入学式の日に覗きに来ていた安達悠音（あだちひろと）と小池望唯（こいけもゆ）だけが残っていました。（たぶんこの二人は入部が認められるのでは？）

その頃、響はフィンランドのリカ部屋にいた！

リカは涼太郎からの電話で日本の様子を聞きながら、響が元気でいることを話しています。

響はしつこい新聞の勧誘の、足の指の骨を折ってやって撃退していました。

☆(笑)!!! どこにいても響は響です！

涼太郎の電話に出た響は、

「今日、日本に帰るからウチの親に言って再入学の手続きをしておいて！」

そう頼むのでした。

☆再入学と言うことは、再び元の高校にもどってまた文芸部に現れるということなのでしょうか？次もドキドキモノですね！

オマケページの「響と妖精」可愛すぎ～(#^^#)

そしてオジサンも妖精だったとは!!

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【響小説家になる方法】11巻の発売日予想

【響小説家になる方法】11巻の発売日は、今までの刊行ペースが4ヶ月ごとでしたので、~~2018年12月28日くらい~~と予想してみました。

☆響小説家になる方法】11巻は2019年1月30日に発売されました。

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☆

実写映画「響-HIBIKI」キャストやあらすじキャスト

鮎喰響・・・・平手友梨奈さん
花井ふみ・・・北川景子さん
祖父江凜夏・・アヤカ・ウィルソンさん
神田正則・・・高嶋政伸さん
田中康平・・・柳楽優弥さん
鬼島仁・・・・北村有起哉さん
矢野浩明・・・野間口徹さん
藤野弘・・・・小松和重さん
大坪正人・・・黒田大輔さん
椿涼太郎・・・板垣瑞生さん
祖父江秋人・・吉田栄作さん
山本春平・・・小栗旬さん

監督・・・・月川翔氏
原作・・・・柳本光晴氏
脚本・・・・西田征史氏

あらすじ予想

スマートフォン・SNSの普及により、活字離れは急速に進み、出版不況の文学界。そこに現れた一人の天才少女、彼女の名は『響』（平手友梨奈）

１５歳の彼女の小説は、圧倒的かつ絶対的な才能を感じさせるもので、文学の世界に革命を起こす力を持っていた。文芸誌「木蓮」編集者の花井ふみ（北川景子）との出会いを経て、響は一躍世の脚光を浴びることとなる。

しかし、響は、普通じゃない。

彼女は自分の信じる生き方を絶対曲げない。
世間の常識に囚われ、建前をかざして生きる人々の誤魔化しを許すことができない。
響がとる行動は、過去の栄光にすがる有名作家、スクープの欲だけで動く記者、生きることに挫折した売れない小説家など、様々な人に計り知れない影響を与え、彼らの価値観をも変え始める。

一方、響の執筆した処女作は、日本を代表する文学賞、直木賞・芥川賞のダブルノミネートという歴史的快挙にまで発展していく。

引用元http://www.hibiki-the-movie.jp