漫画「義母と娘のブルース」下巻・ネタバレ感想 読み終わって泣きました

     

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おげんきですか?うめきちです(^o^)/

2018年夏ドラマで、大きな話題となっている「義母と娘のブルース」の原作コミックス(著:桜沢鈴先生)が2018年7月18日に上下巻同時発売でぶんか社から発行されました。

4コマまんが仕立てですが、私的には『今、一番泣けるマンガベスト1』だと思います。

そこで今回は「義母と娘のブルース」下巻を紹介したいと思います。

漫画「義母と娘のブルース」下巻

  • あらすじと感想
  • まとめ

(※なお、ネタバレを含みますので結末を知りたくない方はご注意くださいね!)

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「義母と娘のブルース」下巻

あらすじと感想

ズレてる親子

みゆきも高校生になったので近くのパン屋『フランセ』でパートとして働くようになった亜紀子ですが、昨夜些細なことでみゆきとケンカしてしまいました。

でもみゆきから「バカ」だに「ズレてる」だの罵倒されることが、義理の親子の垣根を超えて全力でぶつかってきてくれたようで嬉しいと思う亜希子でした。

そうは言ってもやっぱりケンカしたことは後悔していましたが、学校から帰って来たみゆきが謝ってきたのです。

「えっと・・・昨日は・・・不適切な表現がありましたことをおわびいたします!」

☆亜希子が育てた娘だけに、みゆきもけっこうズレてるみたいですね(笑)

その頃、みゆきは毎朝バスで一緒になるヒロキのことが気になっていました。

小学校の時に絶交宣言されて以来、近寄りませんでしたが何となく仲直りしたいと思っていたのです。

そんな時にヒロキが落としたハンカチを拾ったので、どうやって返したらいいのか悩んでいたのです。

結局ヒロキのバッグに結び付けることしかできない自分を『いくじなし!』と思うのでした。

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ところがみゆきには相川君から告白されたまま保留にしているという悩みもありました。

どうしたら本気で相川君を好きになることができるか検討中でしたが、わかったことはみゆきはまだ人をすきになるってことがどういうことなのかわからない」ということでした。

みゆきの恋バナ

そこで亜希子に父とのなれ初めを聞いてみましたが、聞けたのは部下と上司の話のような内容でみゆきが聞きたかった恋バナにはなりませんでしたが、

「学校に気になる人がいて・・・」と話し出すと、

「ヒロキ君でしょ!?」

と、いきなりヒロキの名前を出され驚くみゆきは、良一の葬儀の時にヒロキがみゆきを心配していたことを聞かされたのです。

亜希子の話を聞いて、俄然勇気が出たみゆきはヒロキに挨拶してみようと決心しました。

みゆき、ヒロキと仲直りする

やっとのことで「おはよう・・」と言えたみゆきは涙がこぼれ、「おはよう!!」と返したヒロキも涙ぐんでいます。

☆ちなみに場所は亜紀子が働いているパン屋の前というのが(笑)です!!

ヒロキと仲直りで来たみゆきは毎日うれしくてたまりませんでした。

なので相川君のことはすっかり忘れてしまっていたのです。

でも相川君は好青年だったので、

「フラれた相手に謝られたくない!僕は君が後悔するような男になるんだ」

と言って、一気にモテ期に突入したみたいでした。

ヒロキとつき合うことにしたみゆきは、近所で噂になるほどのラブラブぶりで、下山さんから聞かされた亜希子は少し寂しくなったしまうのでした。

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運営統括部長

パン屋の経営を立て直すべく亜希子はあらゆる方法を考え、店長も亜希子の出してくる提案に答え、二人の努力は『フランセ』の売上を黒字へと押し上げていきました。

いつしか店長は年上の亜希子のことを好きになっていたのです!!

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亜希子のために彼女がすきなモノをトッピングした三食パンを作ったり、ヒロキから亜希子情報を仕入れたりして涙ぐましい努力をしています。

そんな店長を嗅げながら応援するみゆきとヒロキでしたが、亜希子はパン屋の経営が成功したら自分は「経営コンサルタント」になると、次なる目標をもっていました。

そしてTVの取材まで来るようになって「フランセ」の経営は成功し、亜希子は次のステップ目指して辞表を出しました。

☆店長、失恋決定です!!! (;´Д`)

ヒロキの義父になる夢は幻になったしましたね。

新しいパートさんが入ったので引き継ぎをするために残っていた亜紀子に、諦めきれない店長は「研修」と偽ってデートに誘ったのです。

でも結局デートにはならなくて、男らしく諦めた店長は社長になる亜希子へのはなむけに何着もの素敵な服をプレゼントしたのでした。

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みゆきとヒロキ、結婚する!

やがて月日は経ち、亜希子の経営コンサルタント会社は順調に成長し、ヒロキと結婚したみゆきは2人の子供の母親になり、新たな義母と暮らしていました。

☆地味だった亜希子の大変身にはビックリでしたが、どこまで行ってもやっぱりおっさんは抜けませんねぇ・・。

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ヒロキの母はきつい性格で、かつて小学校でPTAのボスママで亜希子が彼女にたてついたという因縁があったのです。

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☆今時やるかい?こんなこと(;´Д`)

なのでいつも亜希子の悪口を言い、ついにキレたみゆきは子供を連れて家を飛び出して実家に帰って来てしまいました。

しばらく実家にいることにしたみゆきは、数年ぶりに一緒に暮らす亜希子がずいぶん年をとったことを実感するようになり、電話でヒロキにもう少しこっちにいて親孝行したいと言うようになったのでした。

みゆきの電話を物陰でコッソリ聞いていた亜紀子は、すぐに引っ越し業者を手配しました。

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そしてみゆきたちを婚家に帰したあとも「イケイケアゲアゲ」で会社のために頑張っていた亜希子は、ある寒い夜に酔っぱらって道路で寝てしまったのです!

子供の頃の夢を見ていた亜希子が目を覚ますと、そこは病院でした。

泥酔して路上で凍死寸前になったいた亜希子は病院に担ぎ込まれていたのです。

亜希子の入院

みゆきにめちゃくちゃ怒られた亜紀子はそのまましばらく入院することになりました。

そして初めて良一と結婚した本当の理由を話してくれたのです。

早くに両親を亡くした亜希子は、祖母の元で厳しく育てられ、その祖母も彼女が小学生の時に他界して施設で育ちました。

だから似た境遇のみゆきを見た時に幼い頃の自分がいるような気がしたのです。

「みゆきが笑えばあの頃の自分が笑ったように感じた・・・私はあなたを使って自分を幸せにしたかっただけの酷い女よ」

「それはエゴじゃなくて、世間ではっていうんだよ!」

そして

「親の最後の仕事は、自分の老いを子供にしっかり見せること!」

みゆきの言葉で心が解放された亜紀子は会社を引退し、自宅療養することになりました。

実は長年のハードワークと飲酒で体はもうボロボロになって余命いくばくもない状態だったのです。

家に帰ると、そこには亜希子と住むことにした、ヒロキと2人の孫、そしてもう一人の義母が待っていました。

そしてある晩、迎えに来た良一と嬉しそうに旅出って行ったのです。

☆どこまでもキャリアウーマンな亜希子は自分の葬儀の手配や各種手続きまで済ませていたのです!!

近頃流行の終活までやるなんて、さすがです(*´ω`*)

宮本亜希子の一生をたんたんと描いたこのマンガは、最後まで一気に読み、最後まで来るともう一度最初から読みたい衝動にかられてしまう不思議な作品でした。

上巻で、良一が最初は病気の治療にあまり積極的ではなかったのは死んだら亡き妻に会えるという想いからだったと描いてありましたが、もしかしたら亜希子もみゆきが巣立った後は早く良一に会いたいと思っていたのかもしれないですね。

店長と研修に行った帰りに行ったセリフ・・・すごいセリフです。

「生きる努力をし、本当に家族になろうって言ってくれたあの人に、もう満たされてしまったの」

だから年を考えずに体を酷使していたのかも・・・。

そして望どおり、亡き夫が迎えに来てくれた。

これって究極のラブロマンスじゃないですか~(ノД`)・゜・。

うわ~ん😢泣けました~~~。

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まとめ

今回は「義母と娘のブルース」下巻の紹介でした。

涙なくしては読めないマンガです。

みなさん、泣いてくださいね!

ではでは(^0^)/

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