お元気ですか?うめきちです(^o^)/
萩尾望都先生の名作「ポーの一族」のショートストーリー『満月の夜』が2021年フラワーズ12月号に掲載されました。
さっそく読んでみましたが、マルコの切なさ寂しさに涙、そして彼へのクリスマスプレゼントになった3人の姿のまたしても涙です!
今回は月刊フラワーズ12月号に掲載されたショートストーリー「ポーの一族/満月の夜」を紹介したいと思います。
「ポーの一族/満月の夜」
- 「ポーの一族・秘密の花園」のおさらい
- 『満月の夜』あらすじと感想
- 月刊フラワーズ12月号の検索はこちらから
- この続きはいつ読める?
- 「ポーの一族秘密の花園」を無料試し読みする方法
- まとめ
(※なお、ネタバレを含みますので結末を知りたくない方はご注意くださいね!)
「ポーの一族/満月の夜」
「ポーの一族・秘密の花園」のおさらい
嵐の夜、川に落ちたエドガーとアランはアーサーに助けられてクエントン館に滞在することになりますが、ほどなくバンパネラ特有の眠り病に陥ってしまったアランをエドガーはアーサーに手伝ってもらって森の小屋に隠し、彼が目覚めるのを待つことにしたのです。
その間、エドガーはアーサーの絵のモデルになり、彼からは”ランプトン”と呼ばれていました。
アーサーには少年時代から想い続けていた女性・パトリシアがいて、彼女もまた彼のことを愛していましたが結ばれることはなくロンドンの銀行家に嫁ぎ、ある日、子供を連れて里帰りした時に森に遊びに行った子供たちが小屋で眠り続けるアランを見つけてしまったのです。
目覚めたアランは子供たちと一緒にいたアーサーの愛犬フォルテを食べてしまい、駆けつけたエドガーと共にシルバーたちとどこかに行ってしました。
”ランプトン”を失ってしまったアーサーはやがて病気になって療養所に入院し、病状が悪化して来た時にシルバーが訪ねてきて「長生きしたいですか?」と問いかけますが・・・。
やがて死が近づいたアーサーはポーの一族の仲間に入り、エドガーたちの旅に加わりました。
アーサーの遺体は消えてしまったままクエントン館に墓だけ残し、その後2000年にはクエントン館は『クエントンの赤い館』という名で市が管理する歴史的建造物となりました。
アーサーは『クエントンの赤い館』を訪れた時、「アーサー」と呼ぶエドガー(行方不明)の声が聞こえたような気がしました。
『満月の夜』あらすじと感想
アーサーが亡くなってからクエントン館はパトリックが受け継ぎ、マルコや残った使用人たちが管理しています。
管理といっても誰の世話をするでもなく、マルコは毎日アーサーのお墓まで散歩する寂しい日々を送っていました。
そんなある満月の晩、眠れなかったマルコは夜の散歩へ出かけ、川に続く池をめぐっていると向こう岸に人影を見つけ、目を凝らすとそれは懐かしいアーサーの姿で、かたわらにはエドガーとアランがいます。
目が合ったと思ったその後、彼らは木立の中に消えていきました。
「クリスマスの少し前、わたくしは幽霊なんて信じません」というマルコへの満月が見せてくれた夢のようなクリスマスプレゼントでした。
スポンサードリンク
アーサーが亡くなって何だか気が抜けてしまったマルコへのクリスマスプレゼントと思えば、たとえ本人が幽霊だと焦ったとしてもジーンとしますね。
エドガーの珍しい後頭ショットにちょっとキュンとなりました!
月刊フラワーズ12月号の検索はこちらから
✒書籍情報↓Amazon
✒楽天での検索はこちらから↓
この続きはいつ読める?
次回は2022年の月刊フラワーズ「ポーの一族」新作シリーズとしてに掲載されます。
詳しい情報が入りましたら更新していきたいと思います。
「ポーの一族秘密の花園」を無料試し読みする方法
次はどうなるのかとドキドキしますが、文章で読むより画があるほうが格段に面白いのは請け合いです!
☟詳しくはこちらをご覧くださいね☟
まとめ
今回は月刊フラワーズ12月号に掲載された「ポーの一族」の紹介でした。
幽霊でもいいから逢いたいですね~(;_;)
ではでは\(^o^)/
✒合わせて読みたい
✒書籍情報↓Amazon
✒楽天での検索はこちらから↓
☆