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お元気ですか?うめきちです(^o^)/
「このマンガがすごい!comics」から発売された究極に優しいファンタジー「猫と竜」6巻が2021年8月11日に発売されました。
漫画・佐々木泉先生、原作・アマラ先生、キャラクター原案・大熊まい先生による心に沁みるファンタジーとして小説になろう発の大人気コミカライズです。
6巻は猫竜に空と海の大きな兄姉がいたというお話です。
- ぐうたら姫の付添となった冒険王子
- ヤジュウロウがお芝居の題材に?
- 猫竜の兄姉は巨大なソラクジラとアイランドタートルだった?
今回はまんが「猫と竜」6巻の紹介をしたいと思います。
まんが「猫と竜」6巻
- あらすじと感想
- 6巻の発売日予想
- 原作の紹介
- まとめ
(※なおネタバレのため、結末を知りたくない方はご注意くださいね!)
まんが「猫と竜」6巻
あらすじと感想
第26話 冒険王子はぐうたら少女を振り回す
スタンという名の冒険者となった王子とクロバネは魔法学校の冒険者向けの講義を受けに行くとちょうど悪い時期で、大きな試験があるので講義はないと言われてしまいましたが、その代わりに試験のお手伝いのお仕事で生徒たちが学校外へ魔獣を狩りに行く試験の付添いをすることになりました。
スタンが担当するのはガリー(ぐうたら姫)とクルルカという二人の女の子でしたが、ガリーの魔法の師匠として付いてきていたのがクロバネの弟子だった白猫のシロタエだったのです。
料理上手のガリーと魔法具作りの才があるクルルカのパーティーは少女二人とはいえなかなかどうして強くて、試験期間3日の課題の中型魔獣5匹など二日目に狩ってしまい、残りの時間はまったりと過ごし、なぜかシロタエは師匠クロバネにしごかれるハメに。
3日め、余裕で帰還できると思っていた一行ですが、人里近くまで来たところで大きなカマキリのようなダイオウオオカマムシと遭遇してしまったのです!
けれど判断が早い彼女たちはさっさと分担を決めて行動開始!
クルルカは助けを予備に人里へ、ガリーとスタン、シロタエとクロバネは魔獣退治です。
ガリーの魔力の強さと皆の連携の良さであっという間にダイオウオオカマムシを倒してしまいました。
しかしその時の戦いぶりに感動したスタンは自分の相棒には彼女しかいないと言い出し、「ガリーが卒業するまでこの辺りで冒険者をしておればよい!」と、「待て!」と焦るクロバネの言うことなど耳に入っていませんでした。
第27話 逃げる猫の冒険
”ハッカ”というは森の猫は幼い頃から脱走ばかりする困った子ネコでした。
しかし脱走しているとは思っていない本人は「みんなで散歩していたらみんながいなくなったの」ってことらしく、そんな彼の脱走中に偶然出会った湖のおじちゃんのチークロは観察することの楽しさを教えました。
ハイブチは生まれて2年目だったハッカと森のはずれで出会い、人間に村で面白いことをしているから観察しにいこうと誘い、酒蔵へと連れて行ったのです。
そこでは芋から酒を作っていましたが、「酒」が「マタタビ」と同じようなものだと知ったハッカは、
「はねのおじちゃんとつののおじちゃんがいっしょにかじって、次の日にはスッキリ楽しかった~って言ってるから人間も元気がほしくて酒を作るんだね」
と言った感想から『この子は頭がいい』と感心するのでした。
そんなある日、ハッカと出会ったヤジュウロウは急いでいたのでそのまま彼を連れて事件現場へと向かいました。
到着した現場では丸い草の玉に頭を突っ込んで取れなくなってしまった猫が苦しくがっています。
周りにいた猫たちも「どうやっても取れないんだ・・・」と途方にくれていました。
ヤジュウロウはその猫を頭だけ出して地面に埋めてしまうと爪で草の玉を真っ二つに切り裂いて助けてくれたのです。
「クサカゴネズミの巣だよ」
くさカゴネズミの巣は巣の入り口に返しが作られており、そこに足など入れると大きい動物は取れなくなってしまうのだと教えてくれ、のちの探偵猫ハッカはこの時に「探偵」というものを知ることになります。
第28話 大活劇!ヤジュウロウの爪法帳
ヤジュウロウは「流れ猫」と言われていました。
人間で言う「流れ者」のようなものでしょうか。
その「流れ猫のヤジュウロウ」を題材にしたお芝居を上演している劇団から「最高傑作だから見てくれ」と誘われた猫竜は、ヤジュウロウとハイブチと一緒に桟敷席から観劇していましたが、自分がモデルだと知って不安を感じるヤジュウロウです。
お芝居のストーリー
ヤジュウロウが1年ぶりに訪れた港町がずいぶん寂れてしまったいた。
猫と人間が仲良く暮らすこの町で、今や無法者たちが暴れ、猫のミヨコの店の前を通りかかったヤジュウロウが大立ち回りの末に追っ払うが・・・。
ヤツラに荒らされた店を片付けていたミヨコは「ヤジュウロウさん・・・久しぶりね。ありがとう」と言うが、そこに「ただいま」とミヨコの子どものショウゴが帰ってきた。
そのショウゴがもうすぐ1才だと聞いたヤジュウロウは「まさか俺の・・・?」「違うわよ。あの子の父猫はとっても誠実な猫よ」と、小さなロマンスも有りのお芝居は、町を牛耳るゴンゾウ一家のアジトへと場面が移る。
ゴンゾウはミヨコの夫を捕らえ、ミヨコの店を潰そうとしていたのだ。
そしてその背後には猫のゴンゾウと人間の領主の悪だくみがあり、コイツラはご禁制中のご禁制のである猫じゃらしを売り、その金で外国におっと大きな領地を手に入れようと企んでいた。
やがて町の住人とヤジュウロウはじめ猫たちが一丸となってゴンゾウと領主に立ち向かい、ゴンゾウが倒されと知った領主は手負いの大熊をけしかけたが、ヤジュウロウはそいつを1爪の元になぎ倒した!
『港町にはびこる悪は成敗された!だが流れ猫の旅はおわらない!流れ猫ヤジュウロウよ どこへ行く・・・』
劇作家のコクルは大喝采の中、記者たちの質問に答えて「ヤジュウロウには実在のモデルがいる」と明かしてしまったのです。
そしてその戯曲を書くように勧めた友猫とは、なんとハイブチだったのでした。
第29話 空と海の大きな兄姉
森の中の猫じゃらし畑は今年の出来がすばらしく、猫竜とグレーターデーモンは祭りが楽しみだと話し合っていました。
そんな会話の中で、グレーター・デーモンが二人には兄と姉がいることを教えたのです。
一緒に育った兄弟猫たちはすでに亡くなっているはずだと思っていた猫竜にとって生きている兄姉の存在は初耳でした。
そこでグレーター・デーモンは”ヒレの兄さん”という兄と連絡を取って会うことになりました。
待ち合わせ場所だと連れてこられたのはだだっ広い草原の真ん中です。
「その兄さんはどんな方なんですか?」と聞く猫竜に、「まあ、会えばわかるよ」と示された空から降りてきたのは、なんと『ソラクジラ』だったのでした。
シュルシュルっと長い耳のようなヒレとクジラの尾びれ型のシッポにクジラの名残を残した猫に変身したソラクジラは、その昔、大嵐の次の日に森に転がっていたところを母猫に保護されたと言いました。
自分が実はソラクジラだったと知った今でも、「中身は猫だと思ってる」と懐かしそうに言い、3匹はマタタビを嬉しそうにかじるのでした。
そして今度は”甲羅の姉さん”が指定した港町の待ち合わせ場所に来た3匹。
「なんでこんなに人間が多いところに・・・?」と言い合っていると、港に向かってくる島のような大きなアイランドタートルに、目撃した人間たちが騒ぎ出しました。
ところがしゅしゅしゅっとその島影は消えてしまい、
「あらあらあらーやだわもー」とたたたたっと駈けよってきたのは甲羅模様の背中の太めの猫だったのです。
「羽の弟ね!やっと会えたわ!」
「ここの干物はおいしいのよ~」と4匹は再会を祝して美味しい干物とマタタビで一杯やり、
「森の猫じゃらし祭りに来ませんか?」と嬉しそうに誘う猫竜でした。
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ぐうたら姫と冒険皇子のお話も面白かったですが、何と言っても猫竜の兄姉には度肝を抜かれましたね~。
猫竜の兄姉が存在して、しかもソラクジラとアイランドタートルなどという途方も無く巨大なモノだったとは!!
猫竜が嬉しそうで良かったですが、新聞に彼ら4匹の酒盛り?マタタビ盛り?を目撃した記事が出ていたのには笑いました^_^
しかもハイブチがその新聞を読んでるとか・・・www
7巻の発売日予想
「猫と竜」7巻は2022年4月13日に発売されました。
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➜マンガ「猫と竜」4巻ネタバレ感想 母猫と宮廷魔術師・アンネロッサ
原作の紹介
原作はアマラ先生著「猫と竜」、「猫と竜と冒険王子とぐうたら少女」です。
「猫と竜」
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「猫と竜冒険王子とぐうたら少女」
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まとめ
今回はまんが「猫と竜」6巻の紹介でした。
ではでは\(^o^)/
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