「大奥 」第77回ネタバレ感想・江戸城無血開城!ちか子が西郷を脅す?

     

コメント 2020-08-27 135151

お元気ですか?うめきちです(^o^)/

2020年8月27日に発売されたばかりのメロディ10月号(2020)掲載の「大奥」第77回をさっそく読んでみました。

いよいよラストまであと3回!と銘打たれた77回目・・・スゴイ展開です!

  • 勝海舟VS西郷隆盛の直談判の場に密かに集合したメンツはなんと!
  • ちか子は西郷の女将軍を認めない言葉に怒りを感じて猛抗議して脅しまで!
  • 彼女の正体を知り、宸翰の内容を読んだ西郷が出した答えは・・・?

ということで、今回はメロディ10月号(2020年)に掲載された「大奥」第77回を紹介したいと思います。

「大奥」第77回

  • あらすじと感想
  • この続きはいつ読める?
  • メロディ10月号の検索はこちら
  • 「大奥」を無料で試し読みする方法
  • まとめ

(※ネタバレを含みますので、結末を知りたくない方はご注意くださいね!)

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「大奥」第77回

あらすじと感想

講和条件

天璋院は勝から西郷との直談判が叶ったと聞かされますが、その講話の条件としては

  • 一・慶喜公の備前藩預かり
  • 二・江戸城明け渡し及び武器・軍艦の没収
  • 三・徳川家家臣の処罰

この三つがあげられ、中でも外様藩である備前藩に身柄を預けるということは慶喜の処刑を意味しているのです。

この条件を飲んで主君・慶喜が殺されるようなことがあれば、徳川方の家臣たちが黙っているわけもなく、国中で戦争が起こることはわかりきったことだと勝はいいます。

そしてそうならないように下準備もしてきたと言いました。

それはもしものときには江戸の町を焼き払ってでも官軍を江戸に入れない『焦土作戦』です。

江戸が焦土と化してしまえば一番大損をするのは生糸貿易で利益を得たいイギリスということで、この計画を知れば彼らが西郷に何らかの働きかけをすると考えていた勝のであえて周りに口止めはしませんでした。

そして勝が予想したとおりイギリスのパークスが、「降伏した敵に対してさらに攻撃を仕掛け、主君慶喜を処刑することは、国際法に反する」と西郷に意見書を送ってきたのです。

けれど官軍側の者たちは「我が国には我が国のやり方がある!パークスの言うことなど聞く必要なし!」と言い、どうするべきか西郷は悩みます。

直談判

やがて直談判の日、勝に連なる共のものは瀧山・天璋院・武家の男に変装したちか子というメンバーとなり、最初から天璋院がいると知られたらやりにくいので瀧山と勝以外は脇の部屋で共に待つことになりました。

瀧山と勝VS西郷という形で直談判は始まりましたが、西郷はパークスからの圧力などお首にも出さずどうあっても慶喜には死んでもらわなければならないと譲りません。

慶喜の罪

もしも慶喜が処刑されれば徳川軍に兵士たちを抑えきることは出来ない、そうなれば結局、戦争は避けられないことになると勝は説得をがんばりますが、西郷はそこに慶喜のもう一つの大罪を持ち出してきました。

「そいは公がこん国を長いこと女に治めさせ、国を閉ざして世界から大きく遅れた恥ずかしい国にしてしもた徳川の当主だからじゃ!」

西郷は女が将軍となって政をしているような国は西欧列強のどこにもないと言います。

イギリスにはビクトリア女王はいても、補佐するものはすべて男で、実際に政を執り行うのはすべて男であるのに対し、日本は十四代将軍まで女子がつとめたのはどうかしている!この国は腐って当たり前じゃ!!と言うのです。

さらに「女に作られた恥ずべき歴史を無かったことにするためには徳川を徹底的に潰さにゃならん!徳川慶喜公のはなんとしても死んでいただく!!」

ちか子の怒りと脅し

その言葉を聞いたちか子の脳裏には在りし日の日本の行く末を語る家茂の笑顔が・・・!

それを「女ごときに」と愚弄されれてキレたちか子はいきなりふすまを開け、西郷の前に立ちました!

瀧山が「宮様」と呼んだことや、その声が紛れもなく女のものであったことから、和宮の正体が女であることを知らなかった勝はビックリし、西郷も驚きますがそこへ天璋院がすかさず「宮様、辰韓を!」と言ったことから、胤篤(天璋院)も同席していたのに気づいたのです。

天璋院はひれ伏そうとする西郷に宸翰を読んで真実を知れと命じます。

2通の宸翰を読み終えた西郷に、ちか子は一歩も譲らない構えで先帝に毒を盛ったのは岩倉であり、「謀反人は岩倉と薩摩」であると迫ります。

そしてもし今、徳川に無理難題を押し付けて言うことを聞かねば江戸で戦をすると言うならこの2つの宸翰を公にすると脅しました。

西郷の決断

天璋院と瀧山が見守り、勝が慶喜の助命を叫ぶ中で、西郷はすっと手をかざして勝を黙らせると腕を組んで目を閉じて深く考え始め、やがて目を開けるとこう言ったのです。

「そうそう、十四代将軍家茂校は確か男子でごわしたな」と。

「なぜならそちらにおられる和宮様は皇子ではなく皇女であらせられるのだから、条理を間違えなければ家茂校は男子であられねばおかしい。左様でごわすな?」

しかも「考えてみれば文書に記してある歴代の将軍の名はみな男名じゃ。ではきっと事実もそげんことやったに違いなか」

そう考えれば女が治めていたとはあり得るはずもなく、慶喜を殺す必要もないと言う結論を導き出した西郷です。

ということで慶喜の身柄は実家の水戸藩預かりとなり、実質江戸城の明け渡しのみが条件となったのでした。

御台様

しかしそれだけでは腹の虫が収まらないちか子は西郷に向かって、

「二百年もの長い間、女将軍が守り抜いてきた事を全部そっちの好きなように歪めさせるかわりに、この江戸の町だけはキズひとつつけんといて!」と公然と言い放ったのです。

瀧川はそんなちか子を見て涙が溢れてきました。

「この方は今 初めて徳川の真の御台様におなりあそばした・・・」

ここに新政府軍による江戸総攻撃は回避され、江戸城の無血開城が決定したのでした。

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いや~ちか子の迫力すごかったですね!!

すべては家茂に連なる女将軍の名誉と、彼女たちが愛した江戸とこの国を守るため。

西郷にはちか子が言いたいことがすべてわかったんでしょうね。

やっぱり西郷隆盛は大きな漢でした。

そしてラストの瀧山の涙にはジーンとさせられてしまいましたね。

この続きはいつ読める?

この物語の続き「大奥」第77回は、2020年10月28日発売の「メロディ12月号」掲載されます。

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まとめ

今回はメロディ10月号(2020年)に掲載された「大奥」第77回の紹介でした。

あと2回で終わりとは、寂しいですね・・・💧

ではでは\(^o^)/

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