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お元気ですか?うめきちです(^o^)/
梅サト先生の新作コミックス不思議系兄妹ストーリー「お兄ちゃんは今日も少し浮いてる」1巻が、2019年7月10日に発売されました。
- お父さんは単身赴任、お母さんはお弁当屋さん。
- なので千春は毎日お兄ちゃんと過ごしていますが、実は兄・良太郎はユウレイだった!
- でもお兄ちゃんとして、毎日口うるさく千春を指導しているが・・・。
そこで今回は「お兄ちゃんは今日も少し浮いてる」1巻について紹介したいと思います。
「お兄ちゃんは今日も少し浮いてる」1巻
- あらすじと感想
- 2巻発売日予想
- 「お兄ちゃんは今日も少し浮いてる」を無料で立ち読みする方法
- まとめ
(※なお、ネタバレを含みますので、結末を知りたくない方はご注意くださいね!)
「お兄ちゃんは今日も少し浮いてる」1巻
あらすじと感想
第1話
千春のお母さんはお弁当屋さんの店長さんなので、毎日学校から帰ってくるとお店に寄って「ただいま」と言っておやつをもらいます。
そして2階にあるおうちに入ってもう一度「ただいま」と言うと、お兄ちゃんが「おかえり」と言ってくれるので、千春はTV好きなお兄ちゃんのためにTVをつけてあげるのです。
千春のことを大切に思い、いつも心配してアレコレ口うるさくするお兄ちゃんの良太郎は、実は5才の時に千春が生まれる前に死んでしまっているのでこの世界の物には触ることができない幽霊でした。
そしてお母さんたちにはお兄ちゃんの姿は見えません。
両親二人は頑張ってお兄ちゃんとお別れをしたんだからと、お兄ちゃんもあえて姿を見せないのです。
中学生に成長したお兄ちゃんは、今も毎日 千春と一緒に過ごして様々な問題解決の手助けをしてくるのです。
千春は今日、学校の給食の時間に同じクラスの高橋君に、
「三上ってすんげーまずそうに飯くうなぁ!」
と言われたことから、もうすぐ遠足があることもあって学校に行くのが嫌だと言いました。
千春の話を聞いたお兄ちゃんがアレコレ対策を考えてくれた結果、原因は千春の垂れ眉毛にあると判断を下してセロテープを顔に貼って眉毛の矯正をするという手段を講じたのです。
けれどセロテープだらけの千春の顔を見たお母さんは、
「千春は固いものを食べる時、力が入ってこういう顔をするクセがあるのよ。今日の給食の酢豚、ちょっとかたくなかった?」
そう言いながらグッと眉間にシワを寄せて千春の顔真似をして見せてくれたのです。
そして遠足のお弁当は、柔らかいおかずにしてくれると言ってくれました。
「悪かったな。特訓 無駄にさせちゃって」
「別にいいよ」
そんな毎日を過ごす、千春とお兄ちゃんでした。
第2話
ある日のこと、千春がお母さんの化粧品でお化粧をしてきました。
今日はお父さんが単身赴任先から帰ってくる日なので、お父さんのためにきれいにしたいという健気な気持ちからだったのですが・・・。
千春の考えた『お父さんをお迎えする案』を却下したお兄ちゃんは、TVで見た「子供たちが父親のためのサプライズパーティ」を参考にした案を打ち出してきました。
お兄ちゃんの指導の下で部屋を飾りつけしているところへ、部屋を掃除しようとやって来たお母さんがきれいな飾りつけを見てビックリ!
TVの後ろの1カ所(お兄ちゃんの肝いりの場所)だけが他の所とは雰囲気が違って緑一色で統一されていることに気づいたのです。
「緑色はね、お兄ちゃんが大好きな色だったのよ。思い出しちゃった!きっとお父さんも喜ぶよ」
お母さんはお兄ちゃんの思い出を楽しそうに聞かせてくれたのです。
お母さんの言葉を聞いていたお兄ちゃんは、お母さんたちが自分のことを思い出すと悲しむと思っていたのに、楽しかった思い出を笑いながら話してくれたことに驚きました。
自分はもういない存在だと言ったお兄ちゃんですが、「うちは4人家族であってるの」と千春に言われたことに妙な気持ちになるのでした。
第3話
体育が苦手な千春は逆上がりで苦労しているところを、空を飛んでいたお兄ちゃんに見られてしまいました。
「特訓するぞ!」
と言われて公園で逆上がりの練習を始めた千春ですが、そこへ偶然同じクラスの石岡さんが通りかかりました。
体操教室に通っている運動大好きな彼女が教えてくれましたが中々うまくできず、お兄ちゃんと石岡さんからヤイヤイ言われて嫌になってしまった千春は怒って帰ってしまったのです。
その態度をお兄ちゃんに注意された千春は、「石岡さんは本当は千春と仲よくなり達観じゃないか」とお兄ちゃんに言われて謝りに行くことにしたのでした。
第4話
お兄ちゃんは学校が好きなので毎日のように教室に行きますが、そこにはもう何十年も学校に居続ける”ブッダさん”という幽霊がいました。
ブッダさんは頭の禿げたおじさんが学生服を着ている変な人ですが、友達ってこんな感じなのかなと思うお兄ちゃんでした。
ある時、ブッダさんの話から彼はお母さんと同じ年くらいの人だと推理したお兄ちゃんは、家の押し入れにしまわれていたお母さんの中学校の卒業アルバムを千春に出させると、卒業生ではなく、なんと!担任の先生がブッダさんだったのです!
お母さんの話ではブッダさんは、その時に担任していたクラスの不良たちのせいでかなり苦労していて、お母さんたちが卒業したあとすぐに亡くなった事がわかりました。
ブッダさんがかわいそうな先生だったことを知ってしまったことでお兄ちゃんの態度がおかしいことに気づいたブッダさんは怒りました。
「ふざけるな!君まで僕に同情するのか?君まで僕の人生をみじめにする気か!」
ブッダさんは学校が大好きだったから教師になって、図らずも亡くなってしまったけれど気づいたら学生服を着た幽霊になっ学校から離れられなくなっていたことを「自分の願望だった」と胸を張って言うのです。
そんなブッダさんと友達に慣れて良かったと思うお兄ちゃんでした。
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第5話
夏休みに入り、千春は自由研究を石岡さんとやる約束をしました。
朝6時に千春を叩き起こして出発させたお兄ちゃんは、ブッダさんから「厳し過ぎるんじゃない?」と言われ、「誘惑に弱い千春を中学生になるまでには何とかしたい」と言いますが・・・。
その頃、千春は同じクラスの男子の自由研究の内容を聞いてそっちの仲間になろうと石岡さんを説き伏せていました。
第6話
千春たち一家はお盆休みには家族3人でおばあちゃんの家に行きます。
お盆は千春が生まれる前に亡くなったおじいちゃんとお兄ちゃんが久しぶりに帰って来る日です。
千春は今年もお盆の集まりで親戚たちの前で出し物を披露していました。(もちろんお兄ちゃんの特訓を受けて!)
ところがその頃、一人で家にいたお兄ちゃんはおじいちゃんに捕まってしまいました。
第7話
9年前、5才だったお兄ちゃんが死んだときにおじいちゃんが迎えにきましたが、自分が死んだことがわからないお兄ちゃんは「ぼくはお兄ちゃんになるの!」と言って逃げ出してしまったのです。
以来9年間見つからないようにお盆には隠れていたのですが・・・!
「あの日、お前は死んだんだ。まだ5才で小さい良ちゃんのままで」
「おれはまだ千春を見ていたい!」
おじいちゃんに連れて行かれそうになっていたお兄ちゃんは、なぜかキュウリの馬に助けられておじいちゃんの手を逃れて逃げることができました。
そしておばあちゃんの家から帰ってきた千春に、
「おかえり」
と言ったお兄ちゃんは小さな子供の姿になっていました。
幽霊のお兄ちゃんと生きている妹・千春の他愛ない日常のおはなしですが、なんか不思議なかんじで面白いですね!
つまりはお兄ちゃんは「お兄ちゃんになる!」という5才のころの想いで地縛霊になってるってことなんでしょうけど・・・。
なんかちょっと切ないです。
おじいちゃんが迎えに来て逃げてしまうシーンなんかお兄ちゃんの千春への執着が痛いくらい悲しくて、中学生になる頃には・・とか言ってますが離れることができるんでしょうかねぇ?
2巻発売日予想
「お兄ちゃんは今日も少し浮いてる」2巻の発売日はまだ未定のようです。
また新しい情報が入り次第更新していきたいと思います。
しばらくおまちくださいね!
「お兄ちゃんは今日も少し浮いてる」を無料で立ち読みする方法
ふくまるを想像しながら読めば幸せになれますが、文章で読むより画があるほうが格段に面白いのは請け合いです!
☟詳しくはこちらをご覧くださいね☟
まとめ
今回は「お兄ちゃんは今日も少し浮いてる」1巻についての紹介でした。
幽霊のお兄ちゃんと生きている妹・千春のほのぼのストーリーでしたが、小さくなってしまったお兄ちゃんの今後の展開が気になります。
ではでは(^0^)/
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