【夏目友人帳特装版】23巻 ネタバレ感想 テンジョウさんの絵・24巻発売日も

     

2018-09-05_195756

お元気ですか?うめきちです(^o^)/

緑川ゆき先生の【夏目友人帳特装版】23巻が2018年9月5日に発売されました。

通常版も同時発売です!

普通の人には見えない妖が見える夏目貴志はある日、彼が通っている世分高校のどこかに隠されていると言われる妖の絵の話を聞き、友人たちと探すことになりました。

今回の記事は、【夏目友人帳特装版】23巻の紹介をしたいと思います。

【夏目友人帳特装版】23巻

  • あらすじと感想
  • 特装版の内容は?
  • 3号連続「夏目」付録ってなに?
  • 【夏目友人帳】24巻の発売日予想
  • まとめ

(※なお、ネタバレのため、結末を知りたくない方はご注意くださいね!)

スポンサードリンク

【夏目友人帳特装版】23巻

あらすじと感想

第九十・九十一話 テンジョウさん

3高校の言い伝え

学校の階段から落ちて病院にかつぎこまれた北本のお見舞いに、甘夏茶屋のダンゴを買っていこうと寄り道した西村は、見知らぬ高校生・氷室から声をかけられました。

2018-09-07_085144

彼は近隣の三隅高校・3年で、卒業記念に三隅高校と、夏目たちの通う世分高校そしてすでに廃校になっている二葉高校の歴史を調べていたら、気妙な言い伝えがあったので調査に協力してほしいと言うのです。

(※ちなみに近距離にあった三隅高校と世分高校と二葉高校は、昔は3高校と呼ばれていたという関係性がありました)

その言い伝えとは、三隅高校と二葉高校に「テンジョウさん」と呼ばれる3枚の絵がそれぞれの学校に飾られていて三隅高校と二葉高校の絵はどこかへ紛失してしまったけれど、もしかしたら世分高校には残っているかもしれないという話しです。

その時、氷室は「その絵を見つけても中は見ない方がいい」とも言ったのですが・・・。

楽しそうなので、さっそく夏目と西村、田沼、北本(退院後)は「テンジョウさん」の捜索にかかることにしました。

もちろんニャンコ先生も「甘夏茶屋」のみたらしダンゴを報酬に手伝うことになったのです。

☆北本や西村達みたいな普通の友達とのちょっと楽しい「テンジョウさん」捜索ですが、夏目は田沼が『夏目は普通でないものを見える』ことを知ってくれているのがとても心強いと感じていてます。

彼の心は穏やかに成長しているようで安心しました。

ストーカー?妖??

ずいぶん昔の言い伝えなので、学校の先生や近所の老人たちに聞きこみをしましたが、いっこうに手がかりは見つかりません。

それどころか北本は入院中に怪しいおじいさん見かけ、それからずっとそのおじいさんにストーカーされていると言うのです。

「今そこにそのおじいさんがいるんだ・・・」

北本の告白を聞て4人はおじいさんの後をつけていくと、スゴク立派なお屋敷に入って行ったのでやっぱり気のせいかと帰ろうとすると、後ろから声をかけられたのです!!

あまりにも親し気な態度に、かえって不気味なものを感じた夏目はみんなを急き立てて帰ってしまうのでした。

テンジョウさんの絵を見たおじいさん

2018-09-07_085158

ところがなかなかわからなかった「テンジョウさん」についての情報を、このおじいさんかの話から聞くことができたのです。

病院で偶然「テンジョウさん」という名前を聞いて懐かしくて話にまざりたかったのだそうです。

☆ストーカーや妖でなくて良かったです(;´Д`)

おじいさんはなんと!世分高校の出身で、学生の頃「テンジョウさん」の絵を見たことがあったと言いました。

なぜかどんな絵が描かれていたのかは思いだせないけれども、世分のは「ハラ」で、三隅は「アシ」、双葉は「アタマ」が描いてあると聞いたことがあると教えてくれました。

テンジョウさん発見!

やがて世分の絵は新校舎になった時に近くの古寺(すでに廃寺)の倉に納められてことを突きとめた夏目と田村は、蔵の中で「テンジョウさん」の絵が入った木箱を見つけました。

「見てはいけない」という忠告を思い出して2人がドキドキしていたところに、西村から事情を聞いたと言って氷室が現れたのです。

彼は二人に目を閉じていてくれと言ってそっと木箱の中の絵を開きました。

ところが絵は真っ白な紙になっていて「テンジョウさん」は消えてしまっていたのです。

氷室の話では、「テンジョウさん」は大昔に旅の高僧によって紙に封じられた悪い妖怪で、頭、腹、足も3つに分けてもなお力が強くて滅することができず、「気味の悪い3枚の絵」としてこの土地に伝わっていたというのです。

紙に封じられた妖怪は、長い時をかけて学校という場所のざわめきやエネルギーによって少しづつ浄化され、消えていったんではないかというのが氷室の見解でした。

☆なるほど~そういうことですか・・・。

第九十二・九十三・九十四話 約束の残る家

名取の誘い

ある日、夏目が家に帰って来ると名取から電話が入っていて、琵琶を取りに行かないかと誘われました。

名取が琵琶を取りに連れて行ってくれた所は、門柱の近くに大きな琵琶の木がある旧依島邸でした。

名取がこの家にある本を取ってくる間に夏目は琵琶を取る役目です。

夏目が琵琶を取ろうと門柱に登ると、向こうの家で布がはためいているのが見えました。

ところがその布は、つけられている紐をは誰かの手がハサミで切ったので夏目の方へ飛んできてたのです。

2018-09-07_085218

☆手だけというのが何とも不気味です。

三春家の三柱様

夏目と名取がその布が飛んできた家に返しにいくと、その家はすでに絶えてしまった「三春家」の屋敷で、そこで的場が一門の者たちと『三柱様の儀式』を行っていました。

突然の訪問者である夏目と名取は、儀式の邪魔をしたので手伝いをするはめになったのでした。

その儀式とは、かつて祓い屋の大家で的場家一門でもあった三春家を、守る約束をした3体の妖を数十年ごとに交代で1体ごとお迎えすると儀式です。

2018-09-07_085234

三春家は滅びてしまったけれど妖との約束は生きているので、約束の期限までは行わなければいけないのです。

ところが家の中にはこの儀式を妨害しようとするモノがいました。

そいつによって的場と名取は部屋に閉じ込められ、夏目はその妖もろとも地下室に落ちてしまったのです。

ボス(的場)が消えてしまった現場では、仕方なく他の者たちだけで慌ただしく儀式の準備は進めれていきます。

一つ目の話

ほどなく的場と名取は、名取の「紙落としの解術」という術で抜け出すことができました。

2018-09-07_085250

一方、夏目は儀式の邪魔をしていた『一つ目』という力の弱い妖の話を聞いていました。

昔、一つ目は山の向こうにあった大きな屋敷に隠れ住んでいましたが、ある時、災いを呼ぶ大きな妖が住みついてしまったのです。

困った人間たちは祓い屋の三春マサキヨにここらの妖を一掃してもらうように頼みました。

そして祓い清められた屋敷の片隅にうずくまっていた一つ目もマサキヨに見つかったのですが、弱かったために見逃してくれたのです。

それを恩に感じた一つ目は何か願いを叶えて恩返しをしたいとついて回りましたが、全く相手にされませんでした。

そんなある日、マサキヨが「三春の家なんてなくなってしまえばいい」と言って泣いているのを見ました。

だから一つ目は儀式を邪魔して三柱を怒らせてこの家を壊そうと思ったのです。

一つ目は長い年月の間に三春家が滅んでしまったことを知らず、キヨハルのために今こそ邪魔をする時だと思っていました。

☆一つ目って純粋一途は妖なですね。なんか切ないです(ノД`)・゜・。

2018-09-07_084833

やがて儀式は進行し、三柱様の1体が家の中に招き入れられて『柱置きの間』へと導かれて行く所に一つ目は飛び出そうとしました!

一つ目とキヨハル

ところが的場と名取に弾かれ、夏目に抑えつけられて、その間に儀式は終わり、目的を失った一つ目は悲しみでいっぱいでした。

そんな一つ目に夏目は言いました。

「お前は自由だ。どこへなりとも行くがいい。好きに生きるがいい」

それは一つ目の中にあったキヨマサの記憶でした。

2018-09-07_084852

一つ目が祓われることなくどこかへ消えていくのを見ていた的場は、家人がいなくなっても約束を守り続ける妖を滑稽だと言いながらもうらやましいと感じているようでした。

夏目は祓いごとに巻きこでしまったお詫びにと、名取から琵琶をたくさんもらって帰りました。

☆的場と名取が学生時代に旧依島邸で琵琶をもらって食べた思い出を夏目に語るシーンで、的場にもそんな時があったんだと思うと彼の抱えたものの大きさについ、可哀想だなと思ってしまいました。

スポンサードリンク

特装版の内容は?

「夏目友人帳」特装版23巻にはニャンコ先生のラバーストラップが付いています。

🌺これです↓

2018-09-05_201805

しかも9月22日発売予定のLaLa11月号に付く、連続「夏目」付録の第1号のラバーストラップと対になっているのだそうです!

2018-09-05_201744

(≧◇≦)これはぜひ手に入れたいブツですぞ!!

3号連続「夏目」付録ってなに?

「夏目友人帳」劇場版公開を記念して、月刊LaLa11月号から3号連続で「夏目」付録が付くのだそうです!

その内容はと言いますと・・・。

  • 11月号・・・・特装版と対になったラバーストラップ(2018年9月22日発売予定)
  • 12月号・・・ニャンコ先生おはし(2018年10月24日発売予定)
  • 1月号・・・・ニャンコ先生2019シール付きカレンダー(2018年11月24日発売予定)

✒関連記事↓

➜「夏目友人帳」劇場版公開記念LaLa3号連続「夏目」付録は何月号から?

✒書籍情報↓Amazon LaLa11月号

【夏目友人帳】24巻の発売日予想

【夏目友人帳】24巻の発売日は、23巻の巻末に2019年初夏頃発売予定と記載されていました。

初夏と言うことから5月~6月と予想してみました。

また詳しい情報が入りましたら更新していきたいと思います。

※「夏目友人帳」24巻は5月2日に発売です!

✒合わせて読みたい記事↓

➜【夏目友人帳特装版】22巻 友人帳誕生秘話!ネタバレ感想

✒電子書籍で読みたい方はこちらから検索してくださいね↓

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

夏目友人帳 ラバーストラップ付き特装版 23 [ 緑川ゆき ]
価格:810円(税込、送料無料) (2018/9/5時点)

まとめ

今回の記事は、【夏目友人帳特装版】23巻の紹介でした。

3号連続付録も欲しいし、劇場版もぜったいに見たいですね!

ではでは(^0^)/

✒合わせて読みたい記事↓

➜【夏目友人帳特装版】22巻 友人帳誕生秘話!ネタバレ感想

➜「夏目友人帳」劇場版公開記念LaLa3号連続「夏目」付録は何月号から?

✒書籍情報↓Amazon


sponsored link

  • このエントリーをはてなブックマークに追加