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お元気ですか?うめきちです(^o^)/
さいとうちほ先生の「輝夜伝」3巻が2019年8月9日にフラワーコミックスaから発売されました。
- 十五夜の夜に月光を浴びて宙に浮かびあがる月詠。
- 強訴に巻きこまれてかぐや姫の代わりにさらわれる月詠。
- 無空寺の仏眼大師が語る天女の秘密とは・・・?
ドキドキの平安天女伝説は新たな展開へと進んでいきます。
今回は「輝夜伝」3巻の紹介をしたいと思います。
「輝夜伝」3巻
- あらすじと感想
- 4巻の発売日はいつ?
- 「輝夜伝」を無料立ち読みする方法
- まとめ
(※ネタバレを含みますので、結末を知りたくない方はご注意くださいね!)
「輝夜伝」3巻
あらすじと感想
第11話 変化のきざし
十五夜の月光を浴びて体が宙に浮かんでしまった月詠を梟が抱きとめて地上に戻しますが、彼女は意識を失っていて、大神は頭にケガをしていました。
そして梟の片目が金色に光っていました。
その後、目を覚ました月詠は体が妙に熱く感じ、滝口にいるのが落ち着かないとかぐや姫に相談します。
そんな月詠の様子を見ていた梟は「月詠の何かが開いた」と、彼女が覚醒し始めたことをかぐや姫に話すのでした。
ところで先日、かぐや姫は帝から御歌をもらいましたが、歌を読むことができないかぐや姫はいまだに返歌をしていなかったので困り果てた母御が月詠を呼び、最終的に帝付の典侍に頼ることになりましたが・・・。
帝に届けられた返歌は典侍の代筆だとすぐにバレてしまったので、かぐや姫は直接、清涼殿の帝の前に現れて言いました。
「わらわは歌を詠めませぬ。御歌をくださり給うな。わらわの返歌はありませぬ、代わりに・・・遊ぼうぞ!」
そう言うが早いか、清涼殿から淑景舎までの徒競走を始めたのです。
そして次には負けた帝を鬼にして隠れ遊びを始めるますが、かぐや姫を見つけた帝が、
「宮中では、隠れる恋慕ーー「隠恋慕」というんだ」と意味深な言葉を言いました。
場面は変わり、冷然院では治天の君が梟からかぐや姫の様子を聞いていました。
あとから来た陰陽師からかぐや姫が月に帰る時期についての調査報告で「あと2年のうちには・・・」というのを梟が部屋の外で盗み聞きしています。
その後。宮中で毎年行われる「御体御ト」で、宮中に災いをもたらす禍々しきものがふたつあるという卦が出、それはかぐや姫と母御ではないかと疑われました。
第12話 物の怪捜し
ちょうどその頃、治天の君は自分の頭に広がっている痣がかぐや姫が去ったせいだと思っていたので宮中から冷然院に呼び戻そうと考えました。
治天の君から「かぐや姫を戻せ」と命じられた帝は、年若い自分の不甲斐なさを悔しく思いながらかぐや姫を見送るのですが・・・。
もうすぐ冷然院というところまで来たかぐや姫一行は、町の向こう側から押し寄せてくる強訴の集団と鉢合わせ、かぐや姫の護衛の滝口・梟・西面・検非違使は叡山の僧兵たちと小競り合いが始まってしまいました。
第13話 姫争い
僧兵たちの目的は治天の君が取り上げた廃寺の領地の変換でしたが、どうしても聞き入れてもらえないとわかると偶然居合わせたかぐや姫一行に目をつけ、姫を人質にしようとしたのです。
狭い牛車の中では逃げるところも無く、かぐや姫を守ろうとして月詠は背中を刀で切られてしまい、そのまま牛車ごと山の中へと連れ去られてしまいました。
牛車の中でかぐや姫の不思議な力でケガを癒された月詠は、自分が身代りになってかぐや姫を逃がします。
やがて山道が牛車では進めないほど険しくなってきたので、しかたなく車から降ろそうとした僧たちが目にしたかぐや姫は、眩いばかりに光り輝く美しい姫(実は月詠)でした。
一方、さらわれたかぐや姫と月詠の探索に向かった大神と梟は、かぐや姫の犬である太郎丸の後を追って山道を急いでいました。
二人が山道で打ち捨てられた牛車をを見つけた頃、竹取の翁の屋敷では突然戻ってきたかぐや姫が、ビックリする翁の前で眠すぎて返事ができないまま眠ってしまったのでした。
山奥にある無空寺という寺に連れ込まれた月詠は、そこで仏眼大師という僧に出会います。
第14話 不死の薬
大師は月詠を見て「おまえは・・・もしや天女か?」と訊ねました。
月詠はかぐや姫に治してもらったはずの背中が何故だか燃えるように痛くてそのまま倒れてしまい、施薬院で目を覚ました時には身体に力が入らなくなっていました。
そんな状態なのに何度も逃げ出そうとした月詠はとうとう真神堂(まかみどう)というお堂に閉じ込められてしまいます。
月詠を天女だという大師は堂のなかの安置された真神様の像を見ながら、自分が修行に入ったばかりの頃に山の中でケガをして白い狼に助けられた話しをしました。
「比叡に現れる白狼は天女の共をして昔この地に下った天界のものだと、この真神様の像を建立した時にさる阿闍梨様が教えてくれたのだ」
さらにその時の天女は、時の帝であった治天の君の想い人になったが、月に帰らなくてはならくなった時に愛しい治天の君に不死の薬を渡し、それを飲んだから治天の君は年をとらないのだと。
大師は月詠に、月に帰る時には取り残されてしまった真神様を共に連れていってやってほしいと頼むのでした。
その頃、冷然院では竹取の翁の屋敷に本物のかぐや姫がいるのを確認されて、比叡山からの『姫を捕えている』という脅迫状は偽物だと断定したことを知った梟と大神は、急いで無空寺へと行きますが、体よく追い返されてしまいました。
やはり正面からいっても無駄だと思った二人は、牛車の中に落ちていた月詠の烏帽子の匂いを太郎丸に嗅がせて捜させるとすぐに山奥のお堂を見つけ、中にいた月詠がかぐや姫のフリをしていた事を知りました。
第15話 真神
治天の君がかぐや姫より領地の方をとったと知った大師は、真神堂に来て扉を閉めると月詠を殺そうとしました。
けれど密かに隠れていた梟と大神が飛び出してきて大師を取り押さえて月詠を助けだすと、大師は「わしを縛って転がして逃げよ!」と3人を逃がそうとしてくれたのです。
しかしすでに僧兵たちに取り囲まれ、窮地に陥った彼らを助けてくれたのは大きな白い狼で、その姿を見た大師は「彼らを行かせろ!」と叫びます。
白狼は山奥にある大きな木の洞に3人を連れて行き、そこで夜が明けるのを待つことにしますが、眠ってしまった月詠は幼い頃に「育つのが早すぎる気味の悪い子供だ」と周りから疎まれていた時の夢を見て泣きながら目を覚ますのでした。
夜が明けると真神様はどこかへ行ってしまい、かぐや姫の元へ戻った月詠は大師から聞いた話をし、自分は里に戻って過去に何があったのか探りたいと言いました。
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かぐや姫と共に天から降った白狼・・・まるで「もののもけ姫」の犬神そっくりですね。
自分の素性や過去を探りたいと月詠が旅に出ますが、気になるのは梟の動向です。
もしや後をつけてくるのかも?
さらに言ってしまえば死んだはずの兄かもしれないと思うのは考えすぎでしょうか?
4巻の発売日はいつ?
「輝夜伝」4巻は2020年新春発売ということで、1月ではないかと予想してみました。
また詳しい情報が入りましたら更新していきたいと思います。
しばらくお待ちくださいね!
「輝夜伝」4巻は2020年1月10日に発売されました(追記1月9日)
関連記事➜「輝夜伝」4巻ネタバレ感想 小さくなったかぐや姫・5巻発売日も!
「輝夜伝」を無料立ち読みする方法
次はどうなるのかとドキドキしますが、文章で読むより画があるほうが格段に面白いのは請け合いです!
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まとめ
今回は「輝夜伝」3巻の紹介でした。
怒濤の展開となった3巻ですが、マジ、梟って何者なのかスゴク気になります!
ではでは(^0^)/
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