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お元気ですか?うめきちです(^o^)/
緑川ゆき先生の「夏目友人帳」27巻が2021年9月3日に発売されました。
ニャンコ先生アクリルフィギュア付き特装版27巻(990円)も同日発売です!
- 夏目たちから貰った龍の鱗の櫛で姿が白龍に变化したちょびの、本当の正体は白龍だった!
- 友人帳から名を返したはずなのに、夏目はまちがえて返したのかも?
- アヒルの浮き輪にはひよこの妖が乗っていて、ニャンコ先生が取り憑かれてしまった!!
そこで今回は「夏目友人帳」27巻の紹介をしたいと思います。
「夏目友人帳」27巻
- あらすじと感想
- 「夏目友人帳」28巻の発売日予想
- 「夏目友人帳」を無料で試し読みする方法
- まとめ
(※なお、ネタバレのため、結末を知りたくない方はご注意くださいね!)
「夏目友人帳」27巻
あらすじと感想
第百8話
ある日、悠々と空を飛ぶ白い龍を見た夏目!
龍は輝く鱗を振りまきながらあっという間に山の向こうへ消えてしまいますが、それからもちょくちょく目にするようになりました。
その一方で何だか元気のないちょびを見かけてどうしたのかと声をかけたのです。
すると大切にしていた美しい大貝で作った櫛が割れてしまったと言い、ものすごく気落ちしているちょびのためにあのきれいな鱗を探してみようと考えた夏目はニャンコ先生や中級たちも巻き込んで龍の鱗探しで奔走します。
ところがある時、見知らぬ妖から「あれは鱗が生え変わる時期だけ飛んで古い鱗を落としているのだ」と聞き、言われてみれば今日は1枚も鱗が落ちなかったことに気づいたのです。
そこで夏目は龍に声をかけました。
「おーい 龍 鱗を1枚拾わせてくれませんか とても綺麗なので大切な友人に・・・」
すると龍は1度だけ体を大きくうねらせてくれましたが、そのまま山の向こうへと消えてしまい、結局1枚も拾えなかったなぁと思っていたところへ中級たちが突撃してきたのです!
「夏目様!三ヶ浦の大松に見慣れぬ何かの輝く欠片が!」
急いで行ってみると、大松の枝あったのはまさしく龍の落としていった鱗だったのです!
その鱗をもってちょびのところに行った夏目は、
「みんなで綺麗な龍の鱗を拾ったんだ。これで新しい櫛が作れないか?」と言ったところ、
「・・・夏目殿はこれが美しいと?」と何だか残念な反応です。
けれど「・・・ふむ」と言ったちょびがその鱗を櫛に变化させて「確かによき櫛のようであります」とさっそくちょび髭を梳かしたところ、髭がしゅるしゅると伸びてちょびの姿が白龍に变化しました!
白龍のちょびは自分が振り落とした鱗を「美しい」と言ってくれた夏目やみんなに感謝して、「あの大貝の櫛よりも長く永く大事にするのであります」と言いました。
第百九話
ある日、ニャンコ先生は小物妖怪から近くの「斧上の原」という森の中の空き地に奇妙な穴がボコボコあいているという話を聞いて一人で調査に行きました。
ところがそこへムカゴが落ちてきたことからその穴は美味い芋が埋まっているのではという思いつきから芋掘りに方向転換してしまうことに。
ところでその日は珍しく塔子さんが同級生に誘われて飲みに行き、上機嫌で帰ってきて廃屋で不思議なものを見た話をしてくれました。
- タヌキがいっぱいいた→放置された信楽焼のタヌキの置物
- 大きな口があった→トンネル
- 長い帽子の人があとをつけてくる→大きな鉄塔の影
- 踏み抜いてしまった溝の中に人の顔→ここで塔子さんの同級生のとみちゃんがブランド物の赤い靴を失くす
夏目は塔子さんに頼まれてとみちゃんのの靴を探しに行くことに。
その頃、芋掘りに性を出していたニャンコ先生はそこへ現れた妖から「ここは大妖可可(かか)の墓場」だと聞かされ、可可の死体が見たくなったのですが・・・。
田沼たちと靴探しにきた夏目は、後から赤い靴を履いた妖がついてくるのに気づいて「その靴を返してくれないか」と言うと『代わりに名を返してくれたら』と。
家に帰った夏目は妖に名を返しますが、その時、押し入れを指した妖が「その戸の中のものは早く始末なさったほうがよろしいですよ」と言ったことから、戸を開けてみると見慣れない箱があってその中には「顔」が!!
ニャンコ先生の仕業だとわかっていた夏目は2人で「顔」があった斧の原へ返しに行きますが・・・。
第百十話
家に帰ってみると「顔」が入った箱は夏目の部屋に戻ってきていました。
「名」を返してほしいのかと思った夏目は友人帳をかざしてみますが反応はなく、箱に聞いてみると「可可」だという名でレイコさんに名を取られたというのです。
しかし「可可」はさっき返したはず・・・まちがえた!?
そこへ「まどわされてはなりませんよ」とさっきの小物妖怪が忠告にきてその「顔」を奪おうとしますが、ニャンコ先生に噛みつかれて撃退されることに。
「顔」の記憶は曖昧でしたが、どうやらレイコさんが首を切れと言ったらしいことから今度は体の方を探そうということになって再び斧の原へ。
そこへまたさっきの小物妖怪が来て体を欲しがりますが、ニャンコ先生に追い払われてしまいました。
ところがその時、妖の衣の下の腹に箱の中の「顔」とそっくりな顔があったのです!
「顔」を奪ってその妖力を吸収した小物妖怪が「可可」として名を返されたことになったのだと気づいた夏目たちでした。
顔しかない妖の体の方は大きな鉄塔の後の樹のてっぺんにあり、体中に呪いの文字が広がっていました。
「顔」の記憶から色々と推察した結果、
- 「可可」は双頭の妖で乱暴者だった
- 祓い屋にかけられた呪いの文字が体に広がり、死の寸前にレイコさんに出会う
- 「体を捨ててしまえば?」とレイコさんに言われて体ごと呪いを切り離す
- 「顔」を埋めるように頼んだ小物妖怪に片方の顔と名を横取りされる
妖としての命にもう未練はなかったという可可の顔を元の場所(回復の地)に埋めた夏目は友人帳を預かっているという重さを改めて感じるのでした。
第百十一話
夏目とニャンコ先生は、田沼と西村と一緒に休みを利用して海岸にある北本の親戚のおじさんの家に泊まりに行きました。
その海岸には滑走路みたいに沖の小島に向かって海に灯火がともる特別な夜があるという言い伝えがあるところです。
海で遊んでいた4人は波間に浮かんでいたアヒルの浮き輪をみつけて海岸に持ってきましたが、これが騒動の始まりでした。
夕食時に何故かつぶらな瞳になってしまったニャンコ先生が「ぴよぴよぴよぴよ」と言って寝てしまったので「寝ぼけた?」と思っていた夏目たちですが、その夜中に突如として叩き起こされたのです!
変な顔のままのニャンコ先生は彼ら(夏目以外は夢だと思っている)を海岸に連れて行ってアヒルの浮き輪を海へ戻せと命じました。
アヒルの背中をを見ると、浮き輪の中にみっちりとひよこが乗っています。
ひよこたちの話では、彼らは虹色の雲から生まれ、それぞれ樹の中で成長したので上のステージを目指すためにアヒルの浮き輪で大海原でイルカの大ジャンプに乗って今夜の虹雲に到達するはずだったところを、訳知らずの人間に浜辺に連れ戻されてしまったと怒っています。
ニャンコ先生から離れてもらうためには彼らを沖まで連れて行けなかればならないのですが・・・。
とはいえどうしたらいいのか困っていると「海に火をともしてやるぴよ」と言いました。
すると海岸から小島へと火が灯って人が海の上を歩けるようになったのです。
夏目たちがひよこが乗ったアヒルの浮き輪を抱えて海の中へと歩いていくとニャンコ先生が元に戻りました。
次は空から落ちてくる星もどきを海に落ちる前に捕まえてすかさず空へ投げ上げるのです。
もたもたしてると魚に取られてしまうので、元球児の北本がその豪腕でもってすかさず空へと投げ上げました!
アヒルに乗ったひよこたちは無事に空へ帰り、特別な夜を過ごした4人は目を覚ますと夏目以外はきれいで楽しいけど疲れる夢を見たと喜んでいました。
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今回は全体にすごくファンタジーでしたね~(*^^*)
まあ「顔」のお話ではちょっと怖い部分もありましたが、ちょびの正体が白龍だったとかメッチャ意外だったし、ラストのお話はほんとに夢かと思う美しさでした。
それにしてもつぶらな瞳になったニャンコ先生!おもわず二度見してしまいましたwww
大妖怪の斑であるニャンコ先生に取り憑くくらいだから、もしかしたらひよこたちは将来の大大妖怪なのかもしれませんね!
「夏目友人帳」28巻の発売日予想
「夏目友人帳」28巻は2022年5月2日に発売です。
関連記事:➜ 「夏目友人帳」28巻ネタバレ感想 名取周一の過去
「夏目友人帳」を無料で試し読みする方法
どうなるのかとドキドキしますが、文章で読むより画があるほうが格段に面白いのは請け合いです!
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まとめ
今回は「夏目友人帳」27巻の紹介でした。
青空をバックにしたカバー絵の夏目とニャンコ先生、嬉しそうですね!
ではでは\(^o^)/
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